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【白馬岳登山ルート地図】 【大雪渓ルート概念図】 | スライドショー:【第1部】 【第2部】 |
【山頂天気情報:7月27日・下山日】 前夜から風雨が強くなり、夜中には相当の風が吹きつけ、雨脚も強く何処も行けない・・・と観念しながら眠りに着いた。 目覚めると予想以上の風雨で窓の外は殆ど視界が利かない。 午前6時頃、朝食で食堂に行く途中で、雨具に全身を固めて出発するグループもあって騒々しい。 こんな天気では急いでも無駄と観念して、ゆっくり朝食を摂る。 天気予報は終日変化が無く下山可能か否かさえ判らない。 7時過ぎに「大雪渓ルート」は雨による落石可能性が大きいとして『通行禁止』と判明。 朝4時頃「杓子岳〜白馬鑓ヶ岳方面」に出発したグループが稜線の強風で危険だと判断して引き返し、「白馬岳〜蓮華温泉」コースに変更して又出発したらしい。 同行の保坂氏と相談して「大雪渓コース」の通行禁止が解けるまでこの山小屋で待機する決断をした。 相変らず風雨は続く。 午前9時頃、宿泊棟から下って、下のレストラン兼休憩棟に移動し天候の回復を待った。 雨風共に弱くなり空も明るさが増してきた。 10時半頃、空腹を感じて「牛丼」を注文。 11時過ぎに『大雪渓コース』の通行禁止は解除された。 |
白馬岳下山直後:スライドショー【第1部】 |
「牛丼」で腹ごしらえをして、登山で同行した保坂氏と下山開始可能となる「大雪渓コース」通行禁止解除を待った。 11時過ぎに「通行禁止解除」情報を貰い、嫌いな雨具の上下を着た。 雨は未だ止んでいず、大雪渓降下時の安全性を考えて、『カメラ』はザックに収納した。 岩室や避難小屋を通過する時は依然小雨と風が正面から当たり、メガネ装着では「水滴付着」で視界が遮られる「危険」の為に、下山途中からメガネを外しての雪渓上の歩行となった。 崩壊箇所通過直前に急に「小崩壊」が起こり、監視員の指導に従い落石が落ち着くまで雪渓上で待機する緊張感も経験した。 アイゼン装着の為に、雪渓の歩行は全く問題なく、約1時間で通過して、13時25分、白馬尻小屋前でアイゼンを外し、下部の雪渓は細心の注意でアイゼン無しで通過。 昨日の雪渓と形状も位置も変って居たのには驚いた。 雨の影響だろうか?? 雪の融解速度は驚く程早い。 14時25分、猿倉登山口駐車場に到着する直前に、「猿倉林道」の通行禁止解除を知り、問題点すべてがクリアーされた。 駐車場に到着するまでの間、全く写真撮影をしなかった。 |
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猿倉登山口駐車場:午後3時頃から天気が急に改善に向かい晴れ間も白馬岳稜線にも・・・ |
猿倉駐車場ー>道の駅「奥飛騨温泉郷・上宝」への移動中 |
同行の保坂氏は途中の温泉で入浴するとの事で、駐車場で分かれた。 車内で昼食・コーヒー・果物を味わい休憩後、駐車場を出発。 天気は下山直後から雲が切れて、白馬岳〜小蓮華岳方面の稜線も見える様になっていたが、天気予報等を考えると、略一週間程度もハッキリせぬ天気が予想されたので、一旦宇都宮へ戻る決心をしてカーナビへ設定。 猿倉林道から道幅を増した道路へ下る頃には更に天候が改善し、白馬岳連峰(小蓮華岳〜八歩尾根)の稜線も雲間から見え始め、強い陽光も降り注いだ。 振り返り車を止めて、それらの光景を撮影。 |
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猿倉林道から出て、道幅も広い白馬駅方面に近い場所に車を停車し、振り返って「白馬連峰」稜線方面を撮影。 |
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今朝の天気からは全く想像出来ない程の天気となり、陽光も強い。 稜線の雲もドンドン消えるようだ |
スライドショー:【第2部】 |
段々自宅への帰路を取るべきか、引き続いて登山計画を実行すべきか迷いながら、「長野オリンピック道路」に沿って車を走らせた。 「松本市郊外」付近で、決心を変更して「北アルプス縦走」玄関口の「奥飛騨温泉郷の道の駅」へカーナビを設定変更した。 「松本市」方面へ抜ける為に山間部をドライブ中に正面に綺麗な夕陽が展開した。 車を止めてその光景を撮影。 其れは素晴らしい澄み切った秋の空を思わせる輝きで先程までの天気の心配は徐々に変り、明日からの好天を十分予想出来た。 カーナビの目的地到着予定時間は「午後9時30分」。 道路事情も良いので其れより早そうだ。 |
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八方尾根方面の稜線の山小屋?スキー施設?も望遠出来た。 此処からリフトを使うと「八歩尾根」経由で「唐松岳」「五竜岳」「鹿島槍ヶ岳」方面への縦走が出来る所・・・と想像した。 |
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猿倉登山口ー>新穂高温泉方面へ移動中に遭遇した魅力的な夕焼け<松本市付近山岳部> | ||||
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上記2枚写真を合成:猿倉登山口ー>新穂高温泉方面へ移動中に遭遇した魅力的な夕焼け<松本市付近山岳部> 午後8時30分、予定よりも約1時間早く目的地:道の駅「奥飛騨温泉郷・上宝」へ到着。 駐車場は約70%が占有されていたが、静かな奥の端のスペースを探し、駐車した。 一休みする間でもなく、「ノートパソコン」「カメラ」「軽食」を持参して、24時間利用可能な部屋に入り、今回の登山記録写真<火打山・妙高山・白馬岳>の全ての写真をカメラから「パソコン」へ移動した。 部屋の空調は無いが、少しの蒸し暑さを我慢しながら、自販機から好物の「コカコーラ」を取り出し、飲みながら「スライドショウー」をパソコンで鑑賞。 眠気と戦いながら、午前4時過ぎに、全部の写真を鑑賞して、全ての機材を車に戻して、キャンピングカーの天井部を挙げて「蚊帳地」から風を入れて就寝した。 |
【道の駅:奥飛騨温泉郷・上宝情報】 この道の駅は数年前から必ず立ち寄るお好みの施設である。 松本市ー>上高地へ向かう国道を進み、上高地への道路(国道#471号)を右に分けて「安房トンネル」を通過して、神尾町方面に進むと平湯温泉に着く。 更に新穂高温泉やロープウエイ駅へ進み、栃尾川に掛かる「赤色の鉄橋」で「T字路」になる。 其処を左折して約2キロ程、神尾町方面に進むと、左手に道の駅:「奥飛騨温泉郷・上宝」がある。 此処がお好みの道夫駅である理由は以下の通り。 規模は中庸であるが、静かで熟睡できる事、24時間入室可能のスペースがある事、約2キロ以内にある栃尾温泉郷に公衆露天風呂「荒神の湯」があり、¥200の格安料金で清潔な露天風呂へ入浴出来る事、北アルプスの玄関口:新穂高ロープウエイ駅へ至近距離にあること等である。 |
『道の駅「奥飛騨温泉郷・上宝」:第1編』へリンク |