蓼科山(2530m)登山:第2/2編
 山頂〜登山口

登山年月日 平成15年9月29日(月) 晴
メンバー 殿川紘史 <単独行>
主要ルート 【9/28】函南町(11:40)−>(17:45)白樺湖周辺−>(19:45)登山口(車中泊)
【9/29】登山口(6:40)−>(8:00)2113mポイントー>(9:05)蓼科山山頂(11:00)ー>(12:30)登山口(13:30)−>(14:00)車山肩(14:30)−>(14:50)八島ヶ原湿原ビジターセンター(16:30)ー><八島湿原散策>ー>(17:30)駐車場(車中泊)
所要時間 登山:5時間50分 <AM6:40-PM0:30>
総合:10時間50分 <AM6:40-PM5:30>

      蓼科山山頂から南アルプスの展望
 
<鳳凰三山(左奥)・甲斐駒ヶ岳(左)・鋸岳(右手前)
   北岳(右奥)>

      

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【蓼科山関連情報】  【蓼科山登山ルート地図】  【蓼科山周辺立体概念図】  【蓼科山周辺概念図】
標高2,530m、八ヶ岳連峰の最北端に位置する孤峰で、コニーデ型火山にトロイデ型火山が噴出してせり上がってできた二重式火山で、諏訪側から望む美しい円錐形の山容は「諏訪富士」とも形容されるほど美しい。  岩塊に埋めつくされた山頂は円形で直径約100m。 わずかに噴火口跡がくぼみ、火山であった名残りを感じさせる。 くぼみには蓼科神社奥宮の石祠が祀られている。 独立峰といってもよいほど他の山から離れているせいもあり、山頂からの360度の展望は八ヶ岳連峰、南北アルプス、中央アルプスと大パノラマになっていてとても素晴らしい。
【登山ルート】
@ 蓼科山登山口(女神茶屋)ー>2113mピークー>蓼科山山頂 <合計:2時間30分>
A 竜源橋ー>天祥寺原分岐ー>蓼科山荘ー>蓼科山頂ヒュッテー>蓼科山山頂 <2時間35分>
B 蓼科牧場ー>ゴンドラリフト駅ー>七合目・一の鳥居ー>馬返しー>蓼科山荘ー>蓼科山頂ヒュッテー>蓼科山山頂 <2時間40分>
C 大河原峠ー>前掛山ー>蓼科山荘ー>蓼科山頂ヒュッテー>蓼科山山頂 <1時間50分>

【蓼科山登山の背景】
日本百名山の「蓼科山」「霧が峰」「美ヶ原」登山の為に、9月28日正午前に、南箱根のリゾートマンションを出発して「ビーナスライン」経由で『蓼科山登山口』へ行く途中で「白樺湖・車山」を通過した。 午後5時半頃、眼下に「白樺湖」を見ながら「八ヶ岳連峰」・「蓼科山」が夕陽に映える時だつた。 ビーナスラインの車山・白樺湖周辺で一時停車して、素晴らしい八ヶ岳連峰中心に撮影して、夕暮れ直前に『蓼科山』登山口に向かった。 殆ど暗くなる頃の午後7時45分、蓼科山登山口駐車場到着。 女神茶屋らしき建物を見て此処が登山口である確信をして就寝。

スライドショー:【第1部】 【第2部】

          【山頂の展望は360度:山岳地帯が展望可能】
9時05分に「蓼科山山頂」の三角点に到着。 段々天気が良くなり八ヶ岳連峰の雲の動きは早いが晴れ始め、登山路の「2113mピーク」では雲に覆われていた「南アルプス」も雲が切れて幾つかの百名山も山頂部が見え出した。 この山頂方位版によると「八ヶ岳連峰」「ミナミアルプス連峰」「中央アルプス連峰」更に「北アルプス連峰」まで見える素晴らしい展望の独立峰である。 山頂近くに「蓼科神社奥の宮と鳥居」がある。 
風の当たり難い窪地で昼食後、10時から11時まで岩の上で昼寝をした。 11時に下山する前に「蓼科山頂ヒュッテ」まで行き、側の看板・山荘等を確認した。 その時に「大河原峠」か「蓼科牧場」からの中高年女性3人が登って来た。 小屋の屋根には2台の小型風力発電機?が勢い良く廻っていた。

蓼科山頂ヒュッテ 【山頂からの展望】南アルプス連山(左)・北アルプス(上)・山頂標織・甲斐駒ヶ岳・北岳等(右)
蓼科神社奥宮 白樺湖・霧が峰方面展望 南アルプス:甲斐駒ヶ岳・鋸岳・北岳等(右)
甲斐駒ヶ岳 鋸岳・北岳(右奥) 白樺湖・霧が峰方面 山頂方位盤 南アルプス山群
白樺湖周辺 南アルプス望遠 白樺湖周辺 八ヶ岳中央高原方面 山頂の記念写真
【蓼科山ヒュッテ周辺】月曜日の為かヒュッテは静寂。 屋根の上の2本の風力発電?設備。  ヒュッテの周囲は石囲い
蓼科ヒュッテ側の案内板と「山頂周辺概念図」 小屋から山頂:2人の婦人 山頂近くのヤマハハコ 立ち枯れ帯
【山頂〜登山口までの風景】2113mピーク周辺からの「八ヶ岳方面の景色」
天狗岳・赤岳・権現岳 ピラタスの丘方面 ヒメシャラ樹林帯


下山路は勿論、往路を下る。 6-7合目より石の多いルートとなり、9合目からは大きい石が重なる歩き難いルートであった。 12時30分、登山口に帰着。 13時30分までの1時間は装備を解いた後、コーヒーをゆっくり飲み、午後の計画を考えた。
此処から「白樺湖・車山高原」周辺を散策して、今夜は「八島湿原ビジターセンター駐車場」で一夜を過ごし、翌日(9月30日)は「八島湿原経由ー>霧が峰登山」と決めた。 10月1日は「美ヶ原高原散策」の計画とする。 

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