八島ヶ原湿原散策:第1/2編
 ビジターセンター〜八島ヶ原湿原@

登山年月日 平成15年9月29日(月) 晴
メンバー 殿川紘史 <単独行>
主要ルート 【9/29】登山口(6:40)−>()2113mポイントー>(9:05)蓼科山山頂(11:00)ー>(12:30)登山口(13:30)−>(14:00)白樺湖・車山肩(14:30)−>(14:50)八島ヶ原湿原ビジターセンター(16:30)ー><八島湿原散策>ー>(17:30)駐車場(車中泊)
所要時間 登山:5時間50分 <AM6:40-PM0:30>
総合:10時間50分 <AM6:40-PM5:30>

        八島ヶ原湿原:八島ヶ池     

写真をクリックすれば拡大出来ます

【八島ヶ原湿原関連情報】  【八島ヶ原湿原概念図】  【信濃路自然歩道中信高原ルート案内図】  【八島ヶ原湿原地図】
霧ヶ峰は長野県の標高 1600〜1900mにあり、年間平均気温は 5.8℃で北海道と同じような気温です。そのため夏の7、8月は多くの花々が一斉に咲き、色とりどりの花を見ることができます。
  湿原の周囲の草原は亜高山(標高 1500m〜2000m)性の植物が豊富で花の宝庫となっており、湿原をとりまく木道やハイキングコースでは、色鮮やかな花々を間近で見ることができます。また、秋の草紅葉も素晴らしく、草原ならではのコントラストが鮮やかです。
  なお、霧ヶ峰の八島ヶ原湿原、車山湿原、踊場湿原の三つの湿原内は、いずれも湿原保護のため木道がありません。湿原内の植物等を観察するには、周囲の木道から双眼鏡・望遠鏡などを利用する必要があります。湿原は積雪期も立入禁止になっています。        【霧ヶ峰高原遊歩道図】

【八島ヶ原湿原散策の背景】
日本百名山の「蓼科山」「霧が峰」「美ヶ原」登山の為に、9月28日に伊豆のリゾートマンションを出発して「ビーナスライン」経由で『蓼科山登山口』で車中泊。 翌29日に「蓼科山登山」にして、30日に「霧が峰・車山登山」の為、八島ヶ原湿原の玄関口『ビジターセンター』の駐車場に来た。 まだ午後3時前の為に、日没までの3-4時間を『八島ヶ原高層湿原』を散策をしながら、写真撮影することにした。 
「八島ヶ原高層湿原」は3つの池があり湿原の周囲を立派な木道が付けられ、運動靴で容易に散策出来き1周、約1時間半程度らしい。 以前ビーナスラインを利用して信州に行った時に、この湿原の名前を知った。 湿原には沢山の高層湿原特有の植物・花がある。 今回は秋のために殆どの花は終わっている時期である。

スライドショー:【第1部】 【第2部】 【第3部】

駐車場には観光バス・自家用車が約20台程度。 午後2時50分、湿原の入口に向かう。 其処には「湿原遊歩道案内図」・「あざみの歌」の石碑がある。 眼下の「八島池」周辺を見て「反時計周り」の方向に木道を歩きながら、湿原に咲いた植物の残骸・実、稀に少々咲き残った花を観賞しながら、記録として写真に収めた。 目に付いた植物の花は「オオカサモチ」「ミヤマシシウド」「ヤナギラン」「アザミ類」「ホソバコンギク」「ゴマナ?」「ミヤマラッキョウ」「ユモトマユミ」「ススキ」「ムカゴトラノオ」等である。 午後5時に近づくと湿原木道を散策中の観光客は皆、ビジターセンター方面に帰りだした。 午後5時を確認して、元のルートを時計回りにビジターセンター駐車場への帰路に着いた。 今日も大変良い天気に恵まれた。 

湿原散策概念図 駐車場と鷲ヶ峰(正面) 「あざみの歌」に石碑 ホソバコンギク 「ゴマナ?」の花殻
「八島ヶ原湿原」とか「七島八島」とか「霧ヶ峰湿原」とかマチマチの名前が付けられた看板 八島ヶ池と八島高原
青空が写り込んだ「八島ヶ池」と正面奥の「八島高原」方面 霧ヶ峰・車山方面 入口の植え込み?
入口から右方向の木道に沿って進む 入口の八島ヶ池 蝶蝶深山・奥は蓼科山 車山とレーダー施設
八島ヶ池と湿原全体(正面:八島高原・車山方面)   入口付近のアザミ?タムラソウ?の花 八島ヶ池と八島高原
背丈以上の「ミヤマシシウド」の花殻と枯れた茎 湿原周辺には「ススキ」が一杯
ユモトマユミ 八島ヶ池の小島 オオカサモチ ミヤマシシウド
ミヤマシシウド 入口正面の「八島ヶ池」周辺と八島高原(右写真:奥)
蝶蝶深山(左)と車山 八島高原(正面奥) 車山(正面奥) 入口付近の湿原 八島高原
車山山頂とレーダー ヤマドリゼンマイ 八島高原 奥の山頂は蓼科山 ムカゴトラノオ?
車山方面(正面奥) ミヤマラッキョウ シルエット:鷲ヶ峰 ユモトマユミ オオカサモチ
ゴマナの花殻 先端部が白く見えるのは「ヤナギラン」の種子に付く冠毛 ゴマナの花殻

『八島原湿原:第2/2編<八島原湿原@〜ビジターセンター>』へリンク