ランの花展示館 

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蘭の解説:1編

【蘭の種類】
蘭の種類は多く、日本古来のものには、エビネ、あつもり草、風蘭、東洋蘭(通称ジジババ)芝生の中に混じる小さい花の、通称 ねじり花、・・・・・等がありますが、殆どは海外さんです、主に亜熱帯地区に多いのです、湿地帯にあり、空中根を出して繁殖しているものが多くあります。
産地は、中南米地区、ブラジル等、 東南アジア、タイ、カンボジア、ボルネオ地区等です。

原種の種類

原種の種類は、今週は「通称カトレア類」について
1.カトレア(C)
       ブラジル等に多く、植民地時代に、英国のカトレア男爵が、荷物の緩衝材として葉の茎を利用してあるのを見て、カトレアと命名し、英国に       持ち帰り温室内で育て、英国王朝の花として、貴族間で養殖され愛好されていたのが、広まったとされています。
       主に原種から、掛け合わせ、いろんな種類,花形,色彩を生み出していったものです。
       実生は、約4年で花が咲きます。良い色具合,形具合は千の苗内に、1〜2個程度。 メンデルスの遺伝の法則を、研究実施しているみた       いです。(普通此処までやるのはよっぽどの愛好者)良い花が咲くと、蘭協会があり、出すと登録され、命名件を与えられます、更に優れ       た特徴を有する株は、表彰されます、金メダル、銀メダル、銅メダルがあります。 名前に、Sub名をつけることが出来ます。 
       例えば  GM,SM,BMと 
又協会は、最高権威は、英国BOS、米国AOS、国内JOS、その他。
       よって、GM/BOS(金メダル/英国の協会で)と認可される、又命名されない品種は、元の親の名前を両方(母親が先 ex L.・・・・ X         父親が後 C.・・・・・)つけておきます、但し、名前が無い株は、売り買いできません。
       よって登録品種は、ex.「Sl.Jewel Star   SM/JOS」となります、「親の品種.新規命名名 銀賞/協会名」、  登録前の戸籍は「L.Starry X          Sl.Orpetii 」 で「母親X父親」の特徴を記憶していれば、 父母の何処が優先遺伝したか、わかります。  他に
2.レリヤ(L)
3.ソフロニチス(Soph)
4.ブラソボラ(B.)
5.その他、Epi,Bro.,Kir,Diacm、等の原種を見て置けば、葉,茎,花形、芳香性、水やり頻度、育ちの早さ、根の性質、花の咲く時期、大きさ、日光      の遮蔽ど、要求温度要求水分らが想定できます。 必ず、どこかの性質が遺伝していますので、花株を一見すれば親、性質が想定出来る      ようになります。又良い花株が一株でも出来れば、あとは、メリクロン法のカルス栽培(新芽を無菌下で、μ単位で数多く切り刻み、寒天
      培養素地で、天地非認識=回転させる)で、どんどん増やせます、殆ど同じ花が咲き、商売屋の仕事となります。

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