河津桜の里訪問

訪問年月日 平成16年3月8日 快晴
所在地 静岡県加茂郡河津町河津川岸
撮影機材 カメラ:Canon EOS D30 
レンズ:Tamron 28-300mm ズーム 
Sigma 17-35mm
 ズーム

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【河津町概要】
河津町は、伊豆半島の南端に近い東海岸に位置し、東西13.7km、南北14.7kmで総面積100.79mの町です。東は東伊豆町、北は天城山を境に天城湯ヶ島町、南は下田市に接し伊豆半島西海岸に位置する松崎町・西伊豆町とは天城の山林を境に南北に接しています。
河津桜は緋寒桜と早咲き大島桜の自然交配種といわれ、特徴は開花時期が早く1月中旬からつぼみがほころび始め、2月下旬まで淡いピンク色の花を咲かせる。この原木が、町内田中にあることから昭和50年4月に町の木に指定されました。

国道#414号を南下して、道の駅「天城越え」を過ぎて下りに謝しかかる頃、道路右手に「ドライブイン」が在った。 その駐車場と国道の境界域に「10本弱」の河津桜が満開だったので、車を止めた。 小鳥の鳴き声が盛んに聞こえた先を注意深く観察すると「沢山のメジロ」が「河津桜の花の蜜」を吸う様子が見えたので、レンズをCanon 70−300mmに変えて40−50枚を撮影した。 その画像は「河津桜に群がるメジロの生態」のタイトルで別途HPに掲載した。
国道と反対側に目を向けると、伊豆半島の「照葉樹林」に新芽を吹く準備が出来た木々が遠くの森に見える。
国道#414号のループ橋を超えた後で愈々「河津町」内に入る頃、道路縁に1本の河津桜が満開で、その下は「菜の花」盛りの桜が目に留まり、停車して、撮影した。菜の花の中に数本の「サクラソウ」が植えてあった。 黄色一色の中で「赤紫色」は良く目を引いた。
国道#414号側の「ドライブイン」に河津桜の見物に最適の場所を尋ねたら、「ドライブイン:友城」の駐車場の1本は濃いピンク色が鮮やかであると教えてもらい、「ループ橋」を越えて河津町方面に向かい前進した。 
案内された如く、辺りの外の河津桜とは色が全然違っていた。 見事な「ピンク色の河津桜」を撮影して、いよいよ「河津川」両岸に植え込まれた「河津桜並木」の撮影に向かった。
河津川の右岸に沿って走る国道の側の空き地を見つけて、駐車。 幸いにも其処には「菜の花」と「河津桜のトンネル」が形成された所だった。 あちこちと動き回らずに、この地点で「河津桜」を撮影することにした。
河津川は幅=30m程度で両岸、特に「右岸」に沢山の桜が植え込んであった。 満開を過ぎて殆ど花を見れないと覚悟して来たが、結構開花時期は、幸いにもズレていて、現在も満開状態の「若い木」もあった。
近くのガソリンスタンドの主人に聞くと「河津桜」の成長は「ソメイヨシノ」より早い分、木の寿命が短く、100年は生きない様だとの説明で、河津町市街中心部の「河津桜」は相対的に古く、花の勢い=綺麗さは年々低下しているが、比較的若い木の多いこの一帯は最も樹勢が強く、花も綺麗だと言っていた。 河津町の「桜」のポスターの一枚は「河津桜のトンネル」としてこの地域の桜の写真があった。
幸運だった。 このトンネルを時々通過する若いカップルをモデルに撮影。 又桜に群がる小鳥の光景が此処にも在ったが、「ヒヨドリ」らしく、「メジロ」ではなかった。 午後4時半過ぎには太陽光線の状態が悪くなったので、撮影を中止して宇都宮に自宅に向かって、伊豆半島東海岸を縫うように走る国道#135号で熱海市まで走り、その後、狭い山間部を抜ける支線を辿り国道#1号まで抜けた。 幸いにも渋滞には遭遇しなかった。 宇都宮自宅到着は午後11時半頃で、合計300キロを7時間余で走破した事になる。 予想よりも早かった。