富士山のみえる梅園


撮影年月日 平成16年3月8日 快晴
撮影場所 静岡県田方郡函南町平井南箱根ダイアランド梅園
撮影機材 カメラ:Canon EOS D30 
レンズ:Tamron 28-300mm ズーム 
Sigma 17-35mm
 ズーム

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【撮影の背景】
静岡県函南町:南箱根ダイヤランドのリゾートマンションへ行った折に時間を見出して敷地内の梅園を尋ねた。 白梅と紅梅が咲き、その様子を快晴ですっきり見えた富士山を遠景に撮影した写真を掲載します。 <約40分間撮影>

南箱根ダイヤランド入口ゲートを通過後、看板の手前で右折する急な坂道を登り下りして「T字路」を左折して「ダイヤランド管理センター」に通じる左手の道を取れば、左手に「南箱根ダイヤランド梅園」が在る。 
その園内には「白梅」「紅梅」が数十本(約40−50本?)が植えられ、1月から3月末に掛けて徐々に開花する。
梅園は道の側に接し、正面には「富士山」が大きく見える。 その富士山と梅の花・木を組み合わせて、前景の「梅」と富士山を「焦点距離」を変えながら、遠近感をテストした写真を沢山撮った。
前景に主役の「梅の花」を入れ、フォーカスを合わせて、背景の富士山を脇役とする写真、逆に主役を「富士山」、脇役を「梅」としたものも在るが、ファインダー内の視野からは、正確に「フォーカス」された領域を確認することは難しかった。
予想よりも「焦点深度」は浅く、期待したフォーカス範囲は約半分くらいで、殆ど前景・中景の梅に正確なフォーカスが出来た写真は少ない。
前景・中景の梅にピントを合わせ、その前後を意識的に「アウトフォーカス」にして、主役を強調してみた。
左の2枚:左は前景の梅に、右は背景の富士山にフォーカスを合わせたが、左はもっと絞値を上げねば不十分だった。
左の紅梅の近接撮影は背景が煩くなった例である。 絞値を小さくし、且もう少し左寄りから撮影したら、背景との重なりを減らせたと思う。 

     例:#1

      例:#2
中央の2枚の例:「例#1」では前景の梅の範囲に十分にピントが合っていると確信したが、少し奥の梅はぼけ始めている・ 「例#2」は手前の梅をアウトフォーカスにして中間〜奥の梅全体がピント範囲に入れたが外れている。
28-300mmズームレンズを手持ちで撮影したクローズアップ写真である。 「手ブレ」を恐れて「ISO感度」を400−800に上げて、高速シャッター「1/500〜1/1000」を使用したが、「ブレ」と身体の前後のゆれのために微妙に焦点がずれているのが判る。 登山中の花等の近接撮影では「三脚使用」は中々困難である。 相当数の「近接撮影」を手持ちで実行してなれている積もりで在るが、写真の質は「三脚使用」には及ばないことを、再確認した。
この列の例は、全部空を背景に選んだので、思い切って絞りを深く設定したので、主役からの焦点の「ズレ」は少ない(背景は煩くないので絞りこめる)が、背後に主役に重なるようにある場合は、如何しても「浅い絞値」を選ぶので、主役からのズレが起こり易い。 三脚で固定すれば、解決する問題であるが・・・・。