残雪期の白山登山(2702m)
 第1日目:第2/4編
別当出合ー><砂防新道>ー>
  甚之助小屋
ー>室堂山荘>


登山年月日 平成17年5月3−4日 快晴
登山メンバー 羽田氏(リーダー)・殿川紘史・松倉氏・田村氏・中島氏
主要ルート 【5/3】道の駅(5:50)−>(6:00)市ノ瀬(6:45)−>(8:35)別当出会(8:50)ー>(9:45)中飯場(9:50)−>(11:35)甚之助小屋(12:15)ー>(14:20)室堂付近ー>室堂山荘(14:50)
所要時間 【登山】: 時間 分 <AM-PM>

       甚之助避難小屋と別山(左上)
 白山主要登山案内図   白山登山図<砂防新道>   白山登山図<砂防新道・略図> 

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『第1日ーA:別当出合登山口ー>甚之助避難小屋』
別当出合吊橋からの白山方面展望 直ぐ雪渓登坂開始 後は赤兎山等の展望 展望の良い所で小休憩
白山と反対側の「山並み:チブリ尾根・裏赤兎山・赤兎山・苅安山・大長山等の場所同定?? 疎林帯の急坂の雪渓
別当出合登山口から直ぐに雪渓があり、歩きやすい雪渓上を歩いて、約55分で「中飯場」に到着した。 其の周辺からは高度が上がり白山と反対側(南)の山並みがよりくっきりと見える。 リーダーの羽田氏へ「あの山名は?」と頻繁に質問が出る。 登山地図を出しての「地形・山名」同定が始まった。「赤兎山は?・大長山は?」 山の同定は登山の楽しさの一つである。
別当出合から次の目標の中飯場の小屋に9時45分到着 小休止後に又更に急峻な雪渓登坂が始まる
長い長い雪渓の坂道 振り返ると赤兎山等・・ 気が遠くなる様な急な雪渓が続く  観光新道上の2286mピーク?
「中飯場」を過ぎると雪渓の勾配が更に増して、呼吸回数が増してきた。 白山方向を見上げるとアソコまでも登らねばならぬのか?とガッカリする程の距離と勾配が見える。 
左手:観光新道の稜線 高度を稼ぐと赤兎山・大長山も良く見える 不動滝:最下段の流れ 不動滝:三段の滝
登山路右手の別山からの稜線が迫る 不動滝:第1段目・第2段目  滝全貌 真砂坂を望む
砂防工事用「中飯場」から上部の掛けて見える「不動滝」は3段からなる事が判る。 雪解け水が増えて水量も今が一番多い時かもしれない。 雪渓も急でアイゼンを付けないで登ると時々スリップし易くなる。 疲労も徐々に溜まり始める。 強烈な陽光を受けて休憩場所は松の日陰やダケカンバの根元になった。 
限りなく続く雪渓の急坂 上を見るより下を見たい ピラミダルな別山を望む ヤマスキーを履いた人達 見上げる青空
形の良い別山と稜線 小休止したダケカンバの下と真青の空 アイゼン着けた登山者 左手の観光新道稜線
ヤット捉えた甚之助避難小屋  屋根が見えるだけの小屋     一部露出した非難小屋屋根で休憩する登山者達
別当出合登山口から約2時間45分掛かって中間地点の「甚之助避難小屋に到着。 此処は登山者の休憩地点らしく大勢(約20名)が露出している屋根の部分に集まり昼食・休憩中だった。 我々のスペースは無く、雪の上で立ったり、しゃがんで昼食・給水と思い思いの時間をすごし疲労回復に努める時間とした。 周囲の光景は素晴らしいの一語に尽きる。最も目立つのはピラミダルな「別山()」だ。 別当出合登山口の分かれたもう一つの登山ルート「観光新道」は稜線伝いに見える。
11時半過ぎに避難小屋到着。 休憩と昼食で50分間滞在。  ピラミダルな別山と周囲の山並みに見蕩れてしまう
前日登山した下山者 絶景に見入る田村氏 入口は利用可能状態 こんな所も見えた ソロソロ出発準備!!
誰の大きい荷物? 避難小屋屋根と別山 登山口では上に見えた別山も目線上になった

此処「甚之助避難小屋」は今夜宿泊する室堂山荘までの略中間地点。 別当出合登山口から約2時間45分掛けて登ったが、此処から略同じ時間がかかる勘定だ。 約50分間昼食休憩して、12時15分室堂山荘に向けて出発した。 半袖でむき出しの腕が強烈な陽光でヒリヒリ痛みを感じ始めたが、登坂中の暑さで長袖を着る気になれない。 無雪期なら暫く登坂後に左に進み、「黒ぼこ岩」地点で「観光新道」と合流するルートだが、豊富な残雪の為に雪渓を直登する近道を辿ることになる。 其の分、勾配はきつい。 

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