水晶岳：第４編

＜祖父岳～岩苔乗越～ワリモ北分岐～
フリモ乗越～水晶小屋～水晶岳山頂＞
登山年月日 ： 平成１７年１０月１１日　晴
登山メンバー ： 殿川紘史　＜単独行＞
主要ルート ： 雲ノ平山荘（6:10）ー＞（6:35）スイス庭園（6:45）－＞（8:00）祖父岳（8:20）－＞（9:00）岩苔乗越－＞（9:40）フリモ乗越ー＞（10:00）水晶小屋（10:15）－＞（10:50）水晶岳（11:10）ー＞（11:40）フリモ乗越（12:15）ー＞（12:50）ワリモ岳ー＞（13:20）鷲羽岳（13:30）ー＞（14:15）三俣小屋（泊）
所要時間 ： 総合：８時間０５分　＜AM6:10-PM2:15＞

　　　　　　　水晶小屋から展望する水晶岳
　　　　　　　　　　　　　＜右奥の黒い岩山＞
写真をクリックすれば拡大出来ます 　【北アルプス縦走路地図】　【縦走全体概念図】

　スライドショー　 　【第１部】　【第２部】　【第３部】　



スライドショー【第１部】
祖父岳・雲ノ平台地 祖父岳・黒部五郎岳 水晶岳～水晶小屋 薬師岳（奥）・水晶岳（右） 下ノ廊下：黒部川
「ワリモ北分岐」ー＞「フリモ乗越」に向かうルートは楽チンの水平に近い。　此処から「水晶岳」方向を見ても雲ノ平から見えていた黒い岩肌の「水晶岳」の姿が見えず、上記の様ななだらかな土で覆われた山肌で正反対の穏やかな雰囲気である。
フリモ乗越付近の「血ノ池」とワリモ岳 祖父岳 鷲羽岳・ワリモ岳 槍ヶ岳と穂高連峰望遠
左手に直径１０ｍ程度の小さい池が見える。　地図上の『血ノ池』らしい。　「フリモ乗越」標識を少し過ぎた地点で「ザック」を発見。　昨夜同宿者の男性が「水晶岳」登山の為にデポしたらしい。　此処から「水晶小屋」ー＞「水晶岳」往復にザックを背負う負荷を考えて、同様に同じ場所に並べて「デポ」した。　５分間休憩して、「ペットボトル・スナック」だけ持って、９時４５分に水晶小屋へ出発した。　
フリモ乗越付近の崖 南真砂岳と稜線 真砂岳・野口五郎岳（奥） 南真砂岳とワリモ沢 大天井岳・常念岳方面
水晶岳ー＞赤岳ー＞東沢乗越ー＞真砂岳・南真砂岳　「２８３３ｍピーク」 水晶小屋へのルート 鷲羽岳・ワレモ岳
小屋へのルートは坂道ではあるが、殆ど空身の為に非常に楽な歩行に感じる。　スイスイと進む。　　ルート右手の谷は深く、右前方の稜線は極端に険しい稜線に見える。　その斜面の土の色は赤茶けて見える。



スライドショー【第２部】
ワリモ沢・硫黄岳・大天井岳・槍ヶ岳等の展望 野口五郎岳・真砂岳 大天井岳方面 ワリモ沢と硫黄岳（奥）
手前の茶色に対して、右奥＝真砂岳・野口五郎岳の色は極端に違い、「白色」に近く見える。　花崗を砕いた様な質感に写る。　背後の「ワリモ沢」の遠方には「大天井岳」や「常念岳」の三角形の二つの峰があり、その右手には「槍ヶ岳」・「穂高連峰」へと連なる。　
祖父岳・黒部五郎岳 鷲羽岳・ワレモ岳 鷲羽岳と槍ヶ岳望遠 大天井岳～槍ヶ岳 ナギナタコケ？ツンドラコケ？
鷲羽岳・ワレモ岳 樅沢岳～槍ヶ岳 水晶岳への稜線ルート 赤屋根の水晶小屋 ワリモ沢と槍ヶ岳方面
地図の「赤岳」に隠れた様に「真っ赤な屋根の水晶岳」が突然現れた。　屋根の背後からの展望が雄大である。　『黒部川』の水を貯める黒部湖ダムが見える。



スライドショー【第３部】
水晶岳ー＞真砂岳への稜線と険しい沢 水晶小屋分岐標識 野口五郎岳・真砂岳・「2833ピーク」と稜線
１０時ジャストに、小屋の前面に回り込む。　「水晶小屋分岐」は「真砂岳・野口五郎岳・烏帽子岳」と「水晶岳」の分岐点である。　小屋正面から見る「真砂岳」方面の稜線沿いに細く続くジグザグの縦走路が急峻な場所にある。
水晶小屋前展望：黒部湖・針ノ木岳・烏帽子岳・野口五郎岳　　　　水晶岳までの稜線　　　　　　　温泉沢ノ頭・赤牛岳
赤牛岳・立山連峰 黒部湖・白馬連峰 鹿島槍ヶ岳・針ノ木岳 烏帽子岳・野口五郎岳 真砂岳
小屋前から真北歩行を見る展望は凄い。　「黒部湖」を中心として左右に分けて展望する。　左側＝西側には「水晶岳稜線」「赤牛岳」「立山連峰」等が、右手＝東側には「真砂岳・野口五郎岳・三ッ岳・烏帽子岳・不動岳」～同定は出来ないが「針ノ木岳・蓮華岳・鳴沢岳・爺ヶ岳」～「鹿島槍ヶ岳・五龍岳・唐松岳」～「白馬連峰」等が幾重にも重なり、雲の間に見える。
野口五郎岳～真砂岳の稜線 水晶小屋正面入口 入口注意・お願い 赤牛岳・立山連峰
真砂岳～野口五郎岳への丸い白色の稜線は特徴的だ。　小屋正面から見ると予想外に小さく低い。　風の強さを考えると当然かも知れない。　白い入口扉に掛かる『ストックご利用の方へのお願い』だった。　水晶小屋主人の自然保護への関心度が現れている。　９時４５分に水晶岳へ向けて出発した。　


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