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【立山連峰縦走ルート図】 | 【立山連峰登山概念図】 |
【別山乗越:剣御前小舎周辺@】 | 【スライドショー】 |
8時50分、雷鳥沢ヒュッテを出発してから1時間半後に、「別山乗越=剣御前小舎」に到着。 朝出発時には、天候は「雨&強風」の最悪ケースを想定して、リーダー判断で「エスケープルート」から撤退の可能性も考えていたが、どうも幸運が我々に味方してか、第風の影響は最小限=台風のコースズレが起こった様だ。 空も快晴ではないが、雲は高く、薄日さえ出始めて、「剣岳」の早月尾根方向には青空さえ現れた。 時折、強風が付近抜けるが、この地点まではそんな恐れは感じずに来た。 果たして、これからのルートは「立山連峰稜線」上は強風が吹く抜けるだろう・・・・。 通行困難な時は「エスケープルート」として、真砂岳通過後の『2860mピーク』ー>『大走分岐』ー>『雷鳥沢』ー>『室堂平』がある。 最も幸運な状況となり、安心して全員の「第1回目の記念写真」を別山乗越から「剣岳」を背景にしたショットを選んだ。 |
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「別山乗越」の展望:「大雪渓と剣岳」(左)・「別山稜線」(右) | 「剣岳」を背景にして | 「剣岳」背景の記念写真「七名パーティ」 |
休憩しながら、皆一様に素晴らしい「剣岳」の光景を熟視しながら、スナックを補給。 9時05分から、これから通過する「立山連峰稜線」での強風を想定して、雨具又はウインドヤッケを着用開始した。 小生はゴワゴワの雨具やヤッケは大嫌い・・・・・の為に、直前まで出発時の服装のままで登る事とした。 | ||||
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強風に備えて防寒着 | 剣岳全貌 | 前剣・剣岳山頂 | 剣岳山頂〜長次郎の頭まので険しい稜線 |
剣御前小舎の裏手から、別山へのルートを辿る。 小舎=山荘直上部には複数の「ケルン」があり、濃霧発生時に此処からの稜線歩きでの方向確認の為に設置されたのだろう。 その地点から、「剣岳の岩肌」を克明に記録しようと、山頂を跨いで、右手方向=「長次郎の頭」までを「縦位置」で分割しながら「8枚」で撮影した画像が下記のフレームである。 |
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「剣岳山頂部から険しい北東部稜線:長次郎の頭」までの分割写真 |
この地点では「大日岳」・「剣岳」・「立山室堂平」方向まで、270度の展望が効く地点である。 相変わらず、昨日縦走した「奥大日岳・中大日岳・大日岳」の三つの頂が上昇気流で出来る雲に見え隠れし、「立山連峰〜室堂平」方面はより鮮明に見えた。 緑色の中に白い筋を作る「残雪」が全体にアクセントを与え、全体の景色を引き締めた。 | |||||
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前剣付近のクローズアップ | 奥大日岳・中大日岳 | 「浄土山〜国見岳〜天狗山」と「阿弥陀が原」・「地獄谷」「雷鳥沢」全貌 |
【別山乗越:剣御前小舎周辺A〜別山】 | 【スライドショー】 |
「剣岳」が最も綺麗に、いい角度から見えるポイントは『別山山頂』だと私は思う・・・・。 そのベストポイントに近いこの地点絡みえる「剣岳」は右たえがある。 薄日も段々強くなり、殆ど晴となった。 特に「剣岳」方向の視界は良好であった。 山頂部分をトリミングして、質感を再現したフレームが下の中央にある。 殆ど人影が見えた。 | ||||
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地獄谷・雷鳥沢ヒュッテ | 前剣〜剣岳山頂部 | 剣岳山頂 | 山頂〜東北部稜線 | 同左稜線と長次郎の頭 |
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「剣岳東北部稜線」と「剣沢」〜「別山北峰」稜線 | 「長次郎の頭」クローズアップと「白馬岳方面」 |
真砂岳稜線から先の「富士の折立(2999m)」〜「大汝山(3015m)」〜「主峰:雄山(3003m)」の中で、最高地点は「主峰:雄山」でなく、「大汝山」で3015mである。 剣岳山頂から北東部へ延びる稜線の先端部には特徴あるピーク:「長次郎の頭」までの南側壁面が陽光に照らされて鈍く光る。 その「長次郎の頭」の背後の峰々がガスが晴れて見え始めた。 地図と形から『旭岳〜白馬岳』だろう。 眼下のミドリの絨毯に見える「室堂平〜雷鳥沢〜地獄谷」は箱庭の様に見える。 その中に幾つもの「山荘・温泉」等が散在する。 |
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富士の折立〜雄山 | 大汝山〜雄山山頂 | 「長次郎の頭」と背後の「旭岳・白馬岳」 | 室堂〜阿弥陀が原 |
「真砂岳」〜「富士の折立」〜「大汝山」〜「雄山」〜「浄土山」まで良く見える。 「大日岳三山」も中央部にガスが動き、見応えある景色だった。 | ||||
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浄土山〜室堂平方面 | 真砂岳〜立山連峰 | 立山連峰〜浄土山 | 奥大日岳〜中大日岳〜大日岳方面と「クローズアップ」 |
【別山乗越〜別山山頂付近】 | 【スライドショー】 |
剣御前小舎の直ぐ上部のピークに「ケルン」がある。 そのケルン二基の三角形の間から、「剣岳」のピークが覗いていた。 態々中央から「剣岳のピーク」ガ見えるショットを撮った。 剣御前山頂から剣沢への斜面には広大な「雪渓」が依然残り、剣沢キャンプ場手前まで続く。 このキャンプ場には目立つテントはなく、「剣沢小屋」と「剣山荘」ガ見える。 | ||||
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剣御前小舎直上部丘のケルンと「剣岳山頂部」 | 剣岳と剣山荘・剣沢小屋・剣沢全貌 | 剣沢小屋とキャンプ場 |
9時25分頃、ケルンの位置から5分程度来た時に、「結城氏」がこれ以上はシンドソウだから、退却する・・・と宣言した。 無理を感じての主張なので、我々と別れて、ケルン地点経由で、「剣御前小舎ー>雷鳥沢」へ下り、室堂周辺を散策する。 記念写真を撮影して、『無事の下山』を告げて分かれる。 | ||||
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別山山頂直前の巻き道分基点の展望:右2枚「剣岳と長次郎の頭」と左2枚「立山連峰」 | 別山巻き道分岐点 |
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結城氏・坂上氏との別れ | 剣岳全貌 | 剣山荘〜剣岳山頂 | 前剣〜剣岳山頂・雪渓 | 剣岳山頂〜北東稜線 |
「剣岳」登山ルート上にある「剣山荘」は去年の豪雪で潰れて、今年新築されたもので、3年前に「剣岳登山」出前泊した時のザワザワした佇まいが一新されて綺麗に見えた。 「別山乗越ー>剣御前山頂ー>剣山荘」のルートは玄人向きの稜線ルートであることが「昭文堂登山地図」に記載されている。 この地点から見れば、至極簡単そうに見えたけれども・・・・・。 |
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剣御前山頂と雪渓 | 剣御前〜剣岳 | 剣岳南西稜線 | 剣山荘付近の雪渓 | 新装なった剣山荘 |
『立山連峰縦走:第4編』へリンク |