剣岳登山:第2/7編 <剣山荘〜一服剣〜前剣〜剣岳山頂〜 前剣〜一服剣〜剣山荘〜別山乗越〜 雷鳥沢キャンプ場> |
剣岳山頂と登山ルート <前剣付近から> |
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【剣岳登山工程】 剣山荘−>一服剣−>「平蔵のコル」ー>前剣−>「平蔵の頭」ー>「平蔵のコル」ー>「カニのタテバイ」ー>剣岳山頂−>「カニのヨコバイ」ー>前剣 朝日が出た直後に「一服剣」に到着して、北アルプスの山並みから上がる朝日の写真等を約10分間撮影して急な約50mの岩場を下って、「武蔵のコル」まで行き、此処から本格的な急な岩登りとなる。 途中まで登り振り返ると、「立山連山」「剣御前峰」「剣沢」それに今通過した「一服剣」のピークが朝日に照らされて輝く景色は表現出来ない興奮を呼ぶ。 眼前にある「前剣」の左手には「剣岳山頂」の三角形の頂上が見える。 朝日の斜光線で険しい岩や稜線に凹凸が明瞭に見える。 山頂を85mmズームで撮影すると、既に山頂には登山者が数人以上見える。 4時前から起きていた剣山荘宿泊者だろう・・・。 6時ジャストに到着した「前剣」のピークで360度の展望を楽しみながら、弁当で朝食を食べる。 剣岳背後の「北アルプス連山」も予想外に近く見える。 85mmで各山頂を撮影。 立山方面も何度もアングルを変えて撮影。 6時25分に前剣のピークを出発。 『登り専用』標識に従い岩場の右手を登り、「平蔵の頭」を過ぎて「平蔵のコル」を通過。 次々に現れる岩登り、下りを繰り返す。 夢中で『3点支持』の原則を守りながら前進。 殆ど恐怖感はなく、ガイドブック等の記事からすると予想外に困難さは感じない。 むしろ「裏妙義縦走」コースの方が難しい部分があった。 「平蔵のコル」の次は最後の急な岩登りを残すだけである。 其処の右手の深い谷は「平蔵谷」らしく、コルの側から雪渓が長い急な谷に続いている。 雪渓上に一羽の「イワヒバリ」が飛来して、雪渓上のえさを探していた。 前方の岩場で先行者の登坂を待って、それに続く。 岩場にもなれてスムーズに前進できた。 やや平坦な部分には「エゾシオガマ」「イワツメグサ」「イワギキョウ」等が岩場に咲いていた。 此処からが「剣岳」登山の核心部が始まる。 |
スライドショー | 【第1部】 【第2部】 【第3部】 |
スライドショー:第1部 |
武蔵のコル上部岩場からの展望:一服剣・立山・剣沢・剣御前等 | 武蔵のコル上部の大岩付近 |
武蔵のコル上部岩場からの展望 | 剣御前の雪渓 | 剣岳山頂と前剣(右) | 剣岳山頂の登山者達 |
前剣付近からの展望:剣岳山頂(左)・立山(右中)・源次郎尾根(右中)〜八ッ峰尾根(右) | 北アルプスの山望遠 |
北アルプスの山並み望遠(奥)と北方尾根・長次郎ノ頭・熊ノ岩等 | 別山尾根(手前)と立山主峰(奥) 剣御前稜線 |
スライドショー:第2部 |
平蔵の頭付近と剣岳山頂の展望 | 平蔵のコルと奥稜線 | 別山尾根(手前)と立山主峰(奥)・浄土山(奥) |
剣御前稜線 | 剣岳北部稜線と北アルプスの望遠 | 平蔵ノ頭の登山者達 |
登り専用のルート表示 | 横へトラバースする岩場通過する登山者達 |
トラバースして上に上がると剣岳の全貌が現れる |
スライドショー:第3部 |
前剣を通過後、剣岳山頂、山頂から北東に伸びる険しい尾根、平蔵谷等を展望する |
もう此処まで来れば、剣岳山頂は近い。 一旦、平蔵の頭から平蔵のコルへ下りて、最後の岩登りだけが残る。 |
「平蔵の頭」−>「平蔵ノコル」への下降ルート | 平蔵谷雪渓上の「イワヒバリ」 | 前剣の岩と立山連山 |
山頂直下部分の高山植物の花:「エゾシオガマ」「イワツメグサ」「イワギキョウ」 | ||||
此処からが「剣岳」登山の核心部「カニのタテバイ」の殆ど直登坂の岩場が始まる。 |
『剣岳登山:第3/7編<剣岳山頂>』へリンク |