『湯の丸山(2101m)登山』 | ![]() つつじ平付近の「クルマユリ」 |
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【湯の丸山登山ルート地図】 【湯の丸山周辺地図】 【湯の丸山・烏帽子岳登山地図概念図】 |
【湯の丸山登山の背景】 登山仲間で花の事なら何でも博士を自他共に認めるHH氏から、今の時期でも沢山の山野草が楽しめる山<湯の丸高原>が近くにあるから案内しよう・・・・との親切な連絡が入り、案内をお願いした。 一週間に6日間はフルタイムの仕事を持つ人だけに、当然日曜日。 土曜日仕事を終えて家を出て、近くの「道の駅」で車中泊の何時もの行動。 日曜日に沢山の花を楽しんだ翌日<月曜日>には百名山:浅間山への登山も出来るから好都合な計画となった。 8月19日土曜日午後3時過ぎに宇都宮を愛車:ハイエースで出発。 何時もの如く、一般国道<#4−>#17>経由で指定の道の駅「雷電くるみの里」には予定よりも早い、午後9時直前到着。 夜間到着で詳細は判り難いが、予想外に大きい道の駅で、「浅間サンライン」は頻繁に通行した時に何度か立ち寄った事を思い出した。 駐車場は約70%程度の駐車率。 定番の「カレー」をメインとする夕食を済ませ、新聞を読みながら、花博士兼案内人:HH氏の到着を待った。 【湯の丸山(2101m)情報】 【湯の丸山登山記録】 湯の丸山は、湯の丸高原の中心的存在ですが、上田地域からは、東の烏帽子岳に隠れその山容は見えません。地蔵峠から登りはじめ、ツツジ平へ出るとその名のとおり、まん丸い山容が望めます。ツツジ平の初夏のレンゲツツジ大群落は有名で、国の天然記念物にもなっており、60万株を超えるといわれるその大群落は圧巻です。まん丸の坊主頭の山で視界をさえぎる樹木はなく、どこからも見晴しのきく眺めは抜群です。山頂から西へ下ると鞍部を経て、烏帽子岳への縦走コース、北側へ向かうと、角間峠を経て、角間山へとつづきます。 【烏帽子岳(2065m)情報】 湯の丸・浅間山系の最西にそびえ、古の貴人の被る烏帽子のように尖った頂上の形から、その名が付いたといわれます。その秀麗な山姿は、東信州のほとんどの地域から望め、親しみをもって「工ボシ」と呼ばれています。数万年前は、湯の丸山とともに烏帽子火山群を成していました。そのためか、頂上北側は火口壁の名残でするどく切り立っています。山頂からは北アルプスのパノラマ、上信越の山々、眼下には千曲川の流れが見渡せます。貴重な高山植物、高山蝶のサンクチュアリでもあります |
【湯の丸キャンプ場〜つつじ平】 | スライドショー |
カラマツ樹林帯の急坂をゆっくり登ると牧場らしい開けた原野風景に出た。 「高山植物の宝庫」と言われる山らしく、両側には8月下旬でも多くの山野草が花をつけていた。 | ||||
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「ハクサンフウロ」 | 「ヤマハハコ」 | 「ウスユキソウ」 | 「イブキジャコウソウ」 | タムラソウに来た蜂 |
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秋の代表:マツムシソウ | 樹林帯に咲くクルマユリ:最も派手な存在!! | 「ヒメシャジン」 |
【つつじ平周辺】 | スライドショー |
「地蔵岳」分岐点から左折して「湯の丸山」方向へルートの両側には更に沢山の山野草があった。 2mを超える巨大な「ミヤマシシウド」ピンク色の「シモツケ」や「エゾノシモツケ」、「ワレモコウ」・「マルバタケブキ」・「オヤマソバ」・「ヤマアジサイ」等である。 | ||||
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「タムラソウ」 | アキノキリンソウの紅葉した葉 | 2mを超える巨大な「ミヤマシシウド」 | 原野に咲く「シモツケ」 |
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「マルバタケブキ」 | 見事な「マツムシソウ」 | 「オヤマソバ」 | 「マツムシソウ」 | 「シモツケ」 |
ガスの為に視界は50m前後で、山野草は葉の表面には水滴が付くほど湿潤な状態・・・・。 この辺に来れば、目指す湯の丸山や周辺の山々の姿が見える筈だが、全く見えて来ない。 今にも小雨が降り出しても可笑しくない天気となる。 | ||||
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「ヤマアジサイ」 | 「ワレモコウ」 | 「シモツケ」との競演 | 「ヤマアジサイ」 | 「エゾノシモツケソウ」 |
右側に鉄条網で分離された「牧場?」を見ながら緩やかな湯の丸山へのルートを約25分登ると「鐘と風見鳥」を組合わせた設備がガスに霞んで見えた。 此処までの山野草のハイライトは濃いピンク色の「シモツケ」と「マツムシソウ」だと思う。 | |||||
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「オヤマソバ」 | 「つつじ平」へ至る両側に多く見られた「シモツケ」は見事!! | つつじ平の「鐘と風見鳥」 |
【つつじ平〜湯の丸山登山路】 | スライドショー |
6時頃キャンプ場管理棟を出てから「つつじ平」の広場<鐘と風見鶏>に到着したのは、6時45分。 視界も無い為に此処では休憩せず、「湯の丸山」方面の道を前進。 少し勾配付きだしたが、依然、普通の登山路とは違い、優しいハイキングルートに近い。 | ||||
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音色も良い「鐘」 | 「湯の丸山」表示 | 「ミヤマオトギリ」 | 「ヒメシャジン」 | 「マツムシソウ」 |
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「イワインチン」の蕾 | 「ウスユキソウ」 | 「トモエシオガマ」 | 「ハクサンオミナエシ」 | 「ネバリラン」 | 「ミヤマシシウド」 |
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昆虫を呼ぶ「マツムシソウ」 | 群生した「ハクサンオミナエシ」 | 背丈の高い「キリンソウ」 | 「ヒメシャジン」 |
時折、石がルート上に露出するが、歩行には何ら不都合はなく、呼吸も乱れる事は無い。 振り帰ると下部方向は日差しが出そうに見える。 今後は天気が改善しそうだ。 | |||||
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種類が多いシオガマの「トモエシオガマ」 | 霧を拾った「ノアザミ」 | 「ヒメシャジン」 | 登山路で目立つ「マツムシソウ」 |
『湯の丸山登山:第2編』へリンク |