『湯の丸山(2101m)登山』

第2編<湯の丸山中間点付近〜山頂〜キャンプ場>

登山年月日 平成18年8月20日(日) 曇
メンバー 殿川紘史 HH氏
主要コース 【8/19】宇都宮(15:30)〜(20:55)道の駅「雷電くるみの里」(車中泊)
【8/20】道の駅(5:15)〜(5:45)湯の丸キャンプ場(6:00)〜(6:45)つつじ平〜(7:20)中間点(8:35)〜(9:05)湯の丸山(9:15)〜(9:35)烏帽子岳分岐(10:00)〜(11:15)湯の丸キャンプ場(11:25)〜(11:30)湯の平駐車場(12:10)〜(12:30)湯の平湿原(13:30)〜湯の平駐車場(13:40)〜(14:00)道の駅「雷電くるみの里」(15:40)〜(16:30)浅間山荘駐車場
所要時間 【登山】5時間30分 <AM6:00-AM11:30>
【総合】11時間15分 <AM5:15-PM4:30>

     湯の丸山登山道の「マツムシソウ」

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【湯の丸山登山ルート地図】  【湯の丸山周辺地図】  【湯の丸山・烏帽子岳登山地図概念図】


【湯の丸山登山道A】   スライドショー 

「湯の丸山」への登山ルートに陽光がさし始め周囲の山の斜面まで見える様になった。 ルートの左側は樹林帯が消え、草原となる。  周囲の山野草に日が当たり、「マツムシソウ」も綺麗な色で撮影出来る様になった。 上部にピンク色の植物が見える・・・・・  「ヤナギラン」らしい。  漸く開花が始まり下から数段開花しているに過ぎない。 
湯の丸山への坂道に沿って多くの「マツムシソウ」を見た 「ヒメシャジン」 空に向かって咲く「ヤナギラン」

「ヤナギラン」の群生を過ぎた直上部で第1回目の休憩。 朝食抜きの出発だったので、見晴らしの優れた此処で食事をする事にした。 見る間に上空にも晴れ間が大きなり、登山気分を味わえる天候が来た・・・・。
「ヤナギラン」が咲く湯の丸山登山道 「ヤナギラン」と「オヤマソバ」(右:白色) 「マツムシソウ」

「クガイソウ」の実 「マツムシソウ」 「キイチゴ」 「トモエシオガマ」 「ヤマハハコ」

「シオガマギク」 「マツムシソウ」 「ウメバチソウ」 「アキノキリンソウ」

【湯の丸山山頂〜烏帽子岳分岐】   スライドショー

約1時間10分も休憩して山頂に向けて出発。 キャンプ場を出てから約3時間・・・(実質的は2時間弱)で湯の丸山山頂に到着。 西部に位置する烏帽子岳も十分視界に入る程に天候は回復していた。 山頂に届くまでは知らなかったが、湯の丸山は双耳峰らしい・・・・・やや北側のピークは「北峰」らしい。  HH氏は其処まで行きたくない・・・との事で、展望にも大きい違いが無さそうなので、約20分で往復可能の北峰には行かなかった。
「湯の丸山:北峰」 「イカリソウ」 「湯の丸山:南峰」と方向表示塔 「オヤマソバ」 「名前不詳」

約10分間山頂に留まり、次の目標の「烏帽子岳」へ登る為に、鞍部に向けて下山開始。 途中から予想外に急勾配で、膝への負担も可也感じた。 ルート途中で初めて見るか黄色の花<右下3枚>があり、撮影条件の悪さを意識して、最高に注意して撮影・・・・<後日図鑑で調べても名前が判明しなかった>。
登山道で満開の「マツムシソウ」 湯の丸山ー>烏帽子岳への下ルートで見た「コウリンカ」の花

「ミヤマホツツジ」 大輪の「マツムシソウ」 「ギボウシ」 「カワラナデシコ」 「ヤナギラン」の花

山頂から20分で、烏帽子岳とキャンプ場への帰路の分岐点に9時30分頃着く。 標識傍で再度休憩。 HH氏の今日の体調はあまりよく無さそう・・・・と判断して「烏帽子岳」へは登山しないで、キャンプ場へのルートを取る事に合意。
急にリラックスしたのか、此処で「早い昼食」を摂ることとした。  コンビニで購入した「パン」とHH氏持参の美味い梨+ミカンを食べながらおしゃべり開始。  
「シャジクソウ」 「クサボタン」 烏帽子岳分岐標識 ヒヨドリソウの蜜を好む「アサギマダラ」 「クサボタン」
其処へ約10−13名の中年男女のパーティが「烏帽子岳」から下山して来た。 彼らは我々とは正反対のルートらい。
湯の丸山へのルートは短いが結構急坂である・・・との我々からの情報を聞いた後、リーダーが皆と相談して、「湯の丸山登山中止」を決めた様だ。  一同も夫々スペースを見出して昼食を開始した。  我々は30分補給時間を取り、10時頃出発地点の「キャンプ場」へ向けてスタートした。

【烏帽子岳分岐〜湯の丸キャンプ場】   スライドショー

「タムラソウ」 「ヒメシャジン」 「シオン」 「ウツボグサ」 ヒヨドリソウ類を特に好む「アサギマダラ」

キャンプ場んまでは、唐松を主体の樹林帯を斜面に沿って横切る様な気楽な歩きやすいルートだった。 間もなく、「アサギマダラ」が数匹飛来・・・・決まって「ヒヨドリソウ」に群がる習性を知っていたので、其処へ早周りして待機・・・・。 狙い通り数枚を撮影。 
それから約30分程度前進した場所で、「ヒヨドリソウ」の群生地が目に入った。 注意深く周囲を見ると、再度数匹の「アサギマダラ」が飛翔中だった。 約10分間程度粘って数匹の写真を撮った。 

「アサギマダラ」は知る限りにおいて、「ヒヨドリソウ類」の蜜しか関心が無いようだ。 花博士<HH氏>に尋ねたが・・・
ヒヨドリソウ類だけに集まる「アサギマダラ」を追いかける・・・

11時頃、「湯の丸山」分岐点を通過。 分岐点を左折して登れば「湯の丸山」、左折するルートを取れば、「ドウダンツツジの道」を経由して、キャンプ場に届く。  途中で「ノアザミ」に止まる蝶?いや蛾を見たが、当然ながら「アサギマダラ」はいない。 
「アサギマダラ」はヒヨドリソウに止まる時だけ落ち着いて撮影可能 「ヒメシャジン」 湯の丸山分岐

キャンプ場に11時15分頃帰着。  手早に荷物を車に納めて、湯の丸高原ホテルへ向かう。 
11時40分ー12時10分まで売店で「ソフトクリーム」を食べながら、午後から近くの「池の平湿原」に立ち寄る事に決めた。 此処も、<山野草の宝庫>だそうだ。 
「烏帽子岳分岐」ー>キャンプ場へのルート 湯の丸キャンプサイト 湯の丸キャンプ場


『池の平湿原散策:第1編』へリンク