県立自然公園・長門峡散策

長門峡入口〜竜宮渕往復

訪問年月日 平成15年4月25日(金) 小雨・曇ー>雨
メンバー 殿川紘史 <単独>
主要ルート 道の駅「長門峡」(8:45)−>(8:50)長門峡散策(12:20)ー>(14:00)萩市内<城下町散策>(16:40)−>(22:00)福岡市内(車中泊)
所要時間 長門峡散策=3時間  <AM8:50−AM11:50>

        長門峡:紅葉橋周辺の新緑
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長門峡情報  長門峡マップ:<#1> <#2> <#3>

【県立自然公園・長門峡】
長門峡は山口県を代表する渓谷です。阿武川ダム・長門峡・佐々並川ダムなどを帯状につなぐ公園域で、川上村、福栄村、阿東町、徳地町にまたがり、大正12年(1923)に国の指定の名勝となった景勝地で阿武川の中流に展開する巨岩、奇石、急流、瀑布、深淵が周辺の植物と一体となって美しい渓谷をかもしだしています。 全国約30の著名な渓谷にリストアップされており、国および県の「名勝及び天然記念物」に指定されています。
【長門峡見学用観光スポット】
長門峡見学順序<長門峡駅<ー>竜宮淵>
@ 丁字川出会:10分・0.5K  A 桜橋・千爆洞口:20分・1.2K  B 榧ヶ淵(カヤガフチ):3分・0.2K  C 舟入:8分・0.4K  D 大谷淵:10分・0.5K  E 獺淵(カワウソふち):3分・0・2K   F 鈴ヶ茶屋:3分・0.3K   G 上和留瀬:20分・1・0K   H 紅葉橋:8分・0・4K  I 竜宮淵:8分・0・4K


4月24日の夜、長門峡入口駐車場で車中泊。 ゆっくり休んで8時45分〜12時20分の約3時間半、山口県立自然公園・長門峡を散策した。 朝から弱い雨が降り続き、傘を差しながら渓谷に沿って竜宮渕まで往復した時の記録写真である。 雨の影響で水量が多く渓谷の水は濁っていた。 渓谷の遊歩道側には苔むした岩が重なる所もあり、全国でトップ30にランクされているのも頷けた。 四季を通じて楽しめそうな渓谷である。
  
スライドショー:『第1部』 『第2部』 『第3部』
渓谷の概要 渓谷ルート概念図 渓谷入口の野の花 スタート直後の渓流
渓谷に沿う遊歩道は鬱蒼たる木々の下を通過し、ルート側には苔・野の花・小さい滝等が続いた。
雨の為に水は濁り水量は相当に増えていたが、春・夏・秋・冬の四季を通じて愉しめそうな渓谷である。
遊歩道の左手の山から数ヶ所で小さい滝が流れ落ち、至る所で苔生した石が重なり、岩からは苔の表面を流れる無数の糸のような滴りが綺麗だった。
渓谷入口から4/5を過ぎた所で真っ赤な「紅葉橋」が掛かる。 此処で二つのルートに分かれるが、橋経由のルートは崩壊の危険のために閉鎖されていた。
「紅葉橋」の通行止め地点まで行き、橋から渓谷の上流・下流を展望。 渓谷の急斜面には「山ツツジ」の花が開花。
「紅葉橋」の袂の渓谷遊歩道ルートの概念図。  崩壊した大きい石には豊富な苔が密度高く生えていた。
遊歩道脇には各種の野の草花が雨に濡れて輝きながら咲いていた。 
苔表面から流れ落ちる雫は白糸に見える
急流と急流の間の「渕」には急流で出来た「泡」が処々に淀み、面白い形を作っていた。 その泡の形状を集めた。
自然の造形である泡の模様 ヤマブキ
ヤマツツジ 渓谷遊歩道のルート説明概念図

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