北海道写真撮影旅行:第5日目
      【第5−2編:摩周湖・摩周草原牧場】
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年月日 平成13年7月3日  曇
メンバー 殿川紘史 長岡裕子
主要コース 【7/2】野付半島周辺撮影・野付半島駐車場泊
【7/3】野付半島駐車場(8:15)−>(10頃)霧多布岬・湿原(12頃)−>(14:00)摩周湖・第一展望台(14:20)−>(14:30)第三展望台(14:40)ー>(15時頃)摩周草原牧場(16時頃)ー>(17:30)足寄町・足寄温泉(18:30)−>(20:30)道の駅「南ふらの」・車中泊
撮影場所 摩周湖・摩周草原牧場周辺
所要時間 @ 霧多布岬・湿原撮影:約2時間 <10AM−12AM>
A 摩周湖・周辺牧場撮影:約1時間 <3PM−4PM>
総合所要時間:12時間15分 <8:15PM−8:30PM>

<摩周草原牧場風景>
摩周湖周辺地図
スライドショー


7月2日略一日、野付半島周辺で「ミズワナ」「トドワナ」を日没まで撮影してその駐車場で車中泊した。 天気が良ければ早朝の野付半島を撮影する予定だったが、生憎朝から霧包まれて仕方なく国道#244−>243−>44号を辿り霧多布岬・湿原を訪れて霧多布岬の丘に咲く野生の花を撮影後、霧多布湿原に行った。 午前中ここで過ごし、午後から摩周湖にで掛けた。 しかし摩周湖・第一展望台は辛うじて視界があり、摩周湖の展望が可能だった。 第三展望台へ移動したが、少しの高度差の為に全く霧で遮られ車の運転にも支障が心配される位の濃霧で全く期待外れに終わった。 第1展望台まで戻り摩周町への道中で「摩周草原牧場」が目に入り、道路端から刈り取られた牧草の玉を中心に暫く撮影した。 平面的なのでキャンピングカーの屋根(高さ:約3m)に登り其処から見下ろす様に牧場内を眺めた。 牧草は刈り取られ、黒いPEフイルムで円筒状に包まれ牧草地に放置されている。 黒い牧草が黄茶色の牧草地の上に作るコントラストだけが興味のポイントだった。 その「黒い牧草の包」はブルドーザー様の農機で大型トラックに積み込まれ、隣接する牧舎のストックヤードに運搬されるシンーンも見られた。 

【摩周湖関連情報】
摩周第一展望台>
摩周湖には三つの展望台があります。摩周温泉から近い第一展望台、川湯温泉から便利な第三展望台、清里町側の裏摩周展望台です。 これらの展望台のうち最もポピュラーなのが第一展望台で正面にヨーロッパの古城のようなカムイヌプリ(摩周岳)、神秘の湖のえくぼカムイシュ(中島)、遠く聳える斜里岳など自然の神の配合の妙を十分に味わうことができ、レストハウスもあって観光に最適です。 湖に見とれて背面の大風景を見逃してはいけません。約50万haの広大な根釧台地が一望できるのですから。狭い日本では稀少価値のある大風景です。
<摩周第三展望台>
摩周第一と第三展望台とでは摩周湖の水の色も姿も一変します。正面のカムイヌプリ(摩周岳)は険しい男性的な顔になり、カムイシュ(中島)は間近に望め、世界一の美しい水は絶壁の樹木を映して変化します。 また、背景は硫黄山、藻琴山、屈斜路湖をはじめ、日本一の屈斜路カルデラを一望にし、ダケカンバなど高山性の樹木が強い季節風に耐えてたくましく林立しています。 昔は若い女性の間で霧の摩周湖がよく晴れて見えたなら縁談が遠のくといううわさがありますが、これは作り話で、晴れた摩周の第三〜第一展望台間を踏破したならきっと幸運を感じます。摩周湖の七色の変化も本物の美しさも味わうものですから。

 摩周湖第一展望台の眺望<摩周湖HPより転載>   摩周第三展望台の眺望<摩周湖HPより転載>

摩周湖・第一展望台の景色:辛うじて摩周湖・湖面やカムイシュ島・対岸まで視界あり。 第三展望台まで上ったが濃霧で車道もやっと確認出来る程度で、湖面などは全く視界がなく、再度第一展望台に戻る。
第一展望台〜弟子屈市街の間の道路脇の「摩周草原牧場」で黒いフイルムに包装され牧場内に放置された「牧草の束」を見て、停車。
薄茶色の刈り取り済みの牧草地に点在する黒い牧草の面白いパターンを見て撮影する気になった。
道路面からは見通し悪く、約3mの高さのキャンピングカーの屋根に上り牧草地を展望出来る位置確保した。
ブルドーザーの先端に丸い牧草の束を救い上げるフォークが付いた機械で1個づつすくい、トラックまで運び積み上げて牧舎まで運搬する光景が在った。
7月初旬だから今年はもう一度伸びる牧草を刈り取り、同様に乾燥後、プラスチックフイルムで包装して運び、来年春までの家畜の餌を屋外に備蓄するするようだ。
直径1.8m程度の大きさだが、数百キロの重さに見えた。 この1個でどの位の期間、牛1頭の餌になるのかな?と思う。

その後、弟子屈ー>阿寒湖ー>足寄着。 足寄温泉で入浴・休憩後、18時半ごろ出発ー>狩勝峠ー>夕闇迫る頃、今日の宿泊地:道の駅「南ふらの」の目的地に到着しその夜もキャンピングカーでの車中泊だった。

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