茶臼岳・朝日岳登山@ | 朝日岳山頂:峰の茶屋への登山道 |
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登山ルート概念図 | 茶臼岳周辺全体図 |
【那須岳連峰】 栃木県黒磯市の北北西20キロ、栃木県と福島県の県境に連なる「那須連山」は日光国立公園に属する火山群で特に茶臼岳、朝日岳、三本槍岳、南月山、黒尾谷岳が「那須五峰、または那須五岳」と呼ばれている。 其の中心をなす「茶臼岳」は「那須岳」とも呼ばれ、栃木県内唯一、今でも盛んに噴煙を上げる複式のトロイデ型火山だ。 登山道は整備され、初心者や家族連れでも容易に山頂に立つ事が出来、360度の眺望を楽しむことが出来る。 秋の紅葉は緯度の割に早く、その色合いの見事さは有名である。 |
【10月8日】 10月の声を聞くと全国各地の紅葉前線がニュースに上がるシーズンである。 10月8日夕食を始めて「7時のTVニュース」を見ると、那須連峰の紅葉が見頃になり、観光客で賑わいそうだと報じた。 急に出掛けたくなり、明日の行動の時間を考えると、今夜に登山口に入ると、渋滞も避け、駐車場の問題も解決出来る。 女房にも背中を押されて、今夜に出掛ける決心をして早々と夕食を済ませ、登山・撮影準備・食料等の準備もして、午後8時半頃、宇都宮の自宅をキャンピングカーで出発。 国道#4号から# に入り、那須岳登山口に向かう。 茶臼岳へのロープウエイ駅を通過して、行き止まりが目指した登山口である。 10時50分に到着。 10台程度の車が駐車中で明らかに車中泊して明日、那須連峰登山を目指す人達だろう。 明日の天気は良さそうだが、高度1400mを超える駐車場は10月中旬前ながら、冷え込み始めた。 12時頃に就寝。 【10月9日】 予想通りの快晴の朝、少し寝すぎて6時30分起床。 早々と朝食の釜飯を食べ、コーヒーで体を温めて7時15分駐車場を出発。 最も一般的なコースを辿り、峰の茶屋ー>茶臼岳山頂ー>牛首ー>峰の茶屋ー>時間があれば更に「朝日岳」へ足を延ばす計画。 第一目的は『那須連山の紅葉撮影』である。 登山路に沿って上下左右を見ながらゆっくりと前進して余す所なくカメラに収めた。 余りに沢山の紅葉の写真を撮影したので、全体を『第1編〜第6編』に6分割して掲載する。 |
スライドショー:登山口〜峰の茶屋 | <#1> <#2> |
登山指導所の掲示板:那須連峰ルート図 | 振り返ると朝日岳から伸びる稜線の緑と真紅が強烈なコントラスト |
登山口から間もない登山路淵の背丈の短いススキ・ドウダンツツジ | 整備の行き届いた峰の茶屋へのルート |
ルート右手の朝日岳と鞍部の峰の茶屋 | エゾリンドウとオヤマリンドウの違い | 茶臼岳山頂の岩 |
朝日岳東斜面は紅葉の最盛期 | ドンドン登山客が来る | 振り返ると朝日岳東稜線にも陽光が当たり始めた |
背丈の短いススキが陽光で輝く | 背丈の短いドウダンツツジの紅葉が目立つ | 朝日岳の険しい岩稜 |
登山口(ロープウエイ駅上部)から峰の茶屋跡までの登山路の紅葉風景が見事で前進速度が鈍る |
ウラジロタデとガンコウランの説明板 | 登山路左手斜面は茶臼岳からの瓦礫がゴロゴロ:小さい植物が在る |
瓦礫層にも緑と紅葉植物が存在 | 朝日岳東斜面の険しい崩落斜面となだらかな鬼面山の斜面 |
6箇所も噴気孔が在る | ミヤコザサとドウダンツツジ 朝日岳東斜面の紅葉は見事以上 | 登山ルートマップ |
峰の茶屋跡到着:周辺360度を見渡せる。 北西の季節風の通り道として有名な強風地域・風を感じる |
隠居倉から三斗小屋温泉への稜線 | 茶臼岳を見上げる | 背丈の低いススキ | 会津方面の展望:手前は一面の紅葉風景 |
茶臼岳・無間地獄の噴煙 | 三本槍岳方面の東斜面も紅葉が綺麗 | 会津方面直下の紅葉 |
何処を見ても見事な紅葉・紅葉の絨毯 |
眼下の避難小屋 | 何故こんなに見事な紅葉になるのかしら??? |
この真紅の絨毯!! | 全体を見ても局部を切り取っても見事な光景に圧倒される |
午前8時40分、高度1700mの峰の茶屋跡避難小屋に到着。 此処は会津方面:北西の季節風の通り道として有名な強風の吹き荒ぶ所で、今日の様に穏やかな日でも、休憩すると風で寒くなり、登山中は脱いでいたヤッケを着用した。 峰の茶屋跡周辺を歩き特に北西方向の隠居蔵から三斗小屋温泉へ下る稜線や三本槍岳方面の展望も良く、紅葉は最高潮であった。 足下を見下ろすと緑のハイマツの間に「真紅色」のドウダンツツジの紅葉が眩い。 此処から茶臼岳への登山路を辿り山頂を目指した。 |
『第2編:峰の茶屋〜茶臼岳山頂周辺』へリンク |