女峰山(2,382m)登山-@ | ![]() 帝釈山への稜線 <背後:小真名子山・奥白根山・燧ヶ岳> (左) (左上) (右上) |
写真をクリックすれば拡大出来ます | 登山ルート地図@ | 登山地図概念図A |
【女峰山関連情報】 標高2,483mの女峰山は其の大きさ、高山植物の豊富さ、登山道の整備など、どれをとっても表日光連山を代表する山である。 その山容は変化に富み、何度登っても新鮮な感動を与えてくれる <「栃木の山120」より転載> 【主要登山ルート】 @ 志津林道ー>馬立ー>唐沢小屋ー>女峰山ー>帝釈山ー>富士見峠ー>馬立ー>志津林道<6時間15分> A 霧降高原ー>小丸山ー>赤薙山ー>赤薙奥社跡ー>独標ー>女峰山=>下山ルート <5時間40分> B 西参道ー>滝尾神社ー>稚児ヶ墓ー>遥拝石ー>唐沢小屋ー>女峰山=>下山ルート <6時間40分> C 田茂沢ー>若子神社ー>裏見滝寂光滝分岐ー>唐沢小屋ー>女峰山=>下山ルート <7時間05分> |
今から3年半近く前に珍しく女房と登山した表日光連山の主峰の「女峰山」を男体山裏手の志津林道から登山した記録写真を整理して掲載します。 前夜の天気予報が明日は季節外れの暖かい一日だとの報じた夕食時に「明日女峰山に登山しよう」と女房が言い始めて決行した背景がある。 6時起床後、朝食の「にぎり」を持って直ぐ出発。 正規の登山口は志津越であるが、時には其の先まで入れるとの情報もあって「相当の悪路の林道」を更に進入。 「志津林道ゲイト:車止めのバー」手前に2台程度のスペースを見つけて其処に駐車。 2−30分の歩行の節約程度だ。 8時30分登山ルートに多少の不安を持って出発。 |
スライドショー:『第1部』 『第2部』 |
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志津林道ゲイト前 | 幅広い2車線の未舗装道路 | 目的に近い稜線 | 鹿避けのプラ網防護柵 | |
林道ゲイトまでの道路とは丸きり違う整備された2車線の道路を歩く。 唐松・ダケカンバ・ミズナラ等の疎林が両側に続く気持良い道だが林道歩きは大嫌いだ。 |
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30分で見逃しやすい「馬立登山口」の標識を見つける事が出来た。 成る程、ガイドブック記載の様に分かり難い。急坂を下ると大きい石が積み重なる河原に出た。 「女峰山」の標識に従い横切り林間の道へ。 疎林間からは男体山・大真名子山・小真名子山見え隠れする。 |
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唐沢小屋標示 | 大きな氷隗 | 大きいゴロゴロ岩の河原の先に標識を発見 | 水場と氷 | ||
2つ目の河原に出てから5分程度、ルートファインディングで時間を浪費した。 河原を横切らず、約100mも河原伝いに直登してしまったが、対岸にある標識を見つけてのは女房だった。 急坂を登ると左手に「水場」が在った。 水飛沫の為か氷の塊がその下にあった。 この水を「唐沢小屋」でも利用する。 |
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此処から足場の悪い急坂が始まった。 「水場<ー>唐沢小屋」標識を見てコメツガ・ダケカンバ混合疎林を通過。 左手の疎林の切れる所で「男体山・大真名子山・小真名子山」が綺麗に見える。 この一帯は酷いガレバである。 |
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見晴らしが開けて間もなく「唐沢避難小屋」に到着。 立派に管理された綺麗な避難小屋で、左に古い物置があるが以前は此れが避難小屋だったらしい。 標識から「日光東照宮」からの登山ルートと交わる地点でもある。 |
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小屋の内部は綺麗に整頓され、毛布もある。 密度の高いコメツガの樹林帯を暫く登るとまた酷いガレバで視界が開けた。 男体山の左右の景色は雲との境界まで続き霞んでいるようだが結構視界は良い。 上州方面だろうか? |
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ガレバを過ぎるとまたコメツガ・ダケカンバの混じる樹林帯に入る。 眼前に岩があり「遭難碑」のプレートがある。 この地点方の南西方向の展望は見事だった。 |
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コメツガからハイマツの低木帯に移る急坂を登り切ると「女峰山」山頂直下に「小さい木製の祠」がある。 女房は安全登山の祈願をした。 直ぐ真上が山頂で標識搭が石組みで支えられている。 今日は天気が良く「360度」の展望が利く。 真近の東方に「赤薙山」西方には「男体山」「大真名子山」「小真名子山」「帝釈山」「太郎山」、更に「日光白根山」・・・と数え切れない。 |
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燧ヶ岳 | 上州の山並みの後ろにはるかに高い「富士山」 | 越後三山? 景鶴山・燧ヶ岳・平ヶ岳 | ||
山頂の展望は360度の言葉通り:富士山・燧ヶ岳・景鶴山・平ヶ岳?・越後方面の白い山並みも・・・ 燧ヶ岳の左右の雪の山は何だろうか? 至仏山はもっと左だろうか? |
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白根山背後:尾瀬ヶ原周辺の山並 | 高原山群 | 男体山左手の遠景:上州方面の山々 | ||
「左:奥白根山」の右の横長い山並みを拡大すると・・「尾瀬ヶ原周辺」の山だろう。 上州方面の山並みの同定は知識不足で困難だった。 どの位ながめていただろうか? |
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左:右奥に「富士山」も見える | 山並みの幾重物重なり | 男体山の右後:足尾の山・皇海山らしい | |||
女房に促されて持参の「昼食+果物+コーヒー」を食べ始めるが落ち着かない。 食事時間が惜しい。 これ程の展望は余り思い出せない。 日光連山中最高だろう。 暖かい好天にも恵まれた。 |
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