My Diary 2004年12月度

 12月10日   古賀志山北尾根 

8月下旬に娘:陽子からのSOS受信以来、登山・トレッキングを100%中止して看病に専念したが、其の甲斐なく、10月3日に自宅の自分の部屋で天国に行く選択を両親に相談もせずに自分で決めた。 葬儀以降も49日・・を過ぎても出掛ける気になれなかったが、12月10日に約4ヶ月振りに、宇都宮市近郊の「古賀志山」に足慣らしに出掛けた。 余り賑やかでない「北尾根コース」を選択。 午前10時前に森林公園大駐車場横の杉林に直接取り付く。  幾つ物小さい尾根を通過した時に、良く手入れされた杉林の中を抜ける明るい小道に「ドウダンツツジ」か「ヤシオツツジ」が思いもよらぬ紅葉を見せてくれた。 今シーズン最初で最後の紅葉だろう。 木々は幼木が主体だが、実に鮮やかな色だった。 予想外に足の疲労も無く、予定を変更して「645ピーク」ー>「古賀志山・山頂」ー>登山口のルートを在り帰宅なったが、12日の娘のマンションからの荷物出荷も控えているので、「645ピーク」まで約1時間の途中から元の小道を戻る決心をした。 その周辺の尾根筋で狂い咲きした数輪の「」に出合った。 今年の気候は多くの自然界を混乱させた証拠でもある。駐車場には午後2時半頃帰着。 夜8時過ぎに自宅出発ー>江東区・潮見の娘のマンションに午後10時40分到着。 
 写真上でクリックすれば拡大出来ます  スライドショー:自動 
手入れの行き届いた杉林の小道で最初に出会った今シーズン最初の紅葉に感激。 「ドウダンツツジ」だろうか?「ヤシオツツジ」だろうか? 個体差か色合いは夫々違う。
杉林は旱魃され下枝も無く薄日が届く為に「ドウダンツツジ」等の背丈の低い落葉樹が多数生育している箇所がある
杉の濃い茶色の幹の中に背丈の低い「ドウダンツツジ」の紅葉が、此処数ヶ月の暗い気分から清々しい気分に戻り始めた
尾根筋に出ると更に日光が良く照りつけて紅葉が更に輝いて見えた。 一面の落ち葉を踏みしめて気分転換には最高
逆光線で透かして見る紅葉の何と綺麗なことか・・・思わず何枚も写真を撮りたくなった。 以前の「D30」よりも作動が早く
露光も正確で、画像は鮮明・鮮やかに撮れる<カスタム設定:コントラスト・彩度をやや強調>の為でも有るが・・・
逆光線での撮影時に露光がより正確である感じを得た。 色も鮮やかで素人受けしやすい??
また復路で同じルート:此処の小道が明るく木漏れ日で幼木のドウダンツツジの紅葉が最も冴えていた。今日のハイライト
小道の両側に恰も植え込みした様だ 狂い咲きした「ヤシオツツジ」一輪