平成17年02月度

02月04日 長岡公園の小鳥達<ヒヨドリ・シジュウカラ>

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【長岡公園】   【所在地】
長岡公園は私の住む宇都宮市戸祭台〜八幡山北に広がる地域を宇都宮市が「八幡山(北)風致地区」として管理して緑地を確保する重点地区に指定している。 元はこの一帯はゴミ処理場で、其の上に約1mの土を被せて「長岡公園」として「運動場」「緑地」「遊歩道」「駐車場」を完備した広大な公園に成っている。

<以下:宇都宮市緑化計画より転載>

本市の緑化重点地区については、広域都市圏としての「うつのみやの顔となる地区」、安全で快適な都市環境をつくる市街地開発事業等により「みどり豊かな住環境の形成を図る地区」特に優れた自然環境・景観を構成する里山・樹林地などの「美しい郷土景観の保全を図る地区」に視点をおいて、以下の5地区を設定する。 この対象地区においては、中心市街地の緑豊かな背景地として特に優れた自然環境・景観を構成する、北部丘陵と連担して長岡から八幡山に至る市街地に楔状に入り込む丘陵地と田川の「里山・樹林地の保全」を推進する。また、市街地における土地区画整理    事業や再開発事業などの市街地開発事業により、「公園緑地の整備」を重点的に推進する。さらに、市民、事業者(企業)、行政が連携して「公有地・民有地の緑化」を積極的に推進する。これにより、緑の基本計画のテーマである「人と豊かな緑、生物が共生するまち」、「地域の交流を広げる公園のあるまち」、「みんなでつくる花と緑にあふれるまち」の実現を目指すものである。

(1)中心市街地地区  (2)宇都宮駅東地区  (3)鶴田地区  (4)八幡山(北)風 致地区  (5)豊郷台・文化の森 地区


自宅から歩いて5−6分の所に「長岡公園」がある。 春になると公園内の木々に花を付けるものが多い。 陽気が素晴らしい2月4日の午後3時過ぎー4時頃の40分間、カメラ片手に久し振りに散策に出掛けた。 駐車場は満杯で周辺の道路にも数台が駐車し、子供を連れた若い親子、中高年者等が散策・運動・犬の散歩・・で賑わっていた。 期待した木々はヤット花芽が膨らむ程度で暫く先の様だ。 この公園からは宇都宮郊外の山々「日光連山」「那須連山」も望遠出来た。 遊歩用道路側に植えられた落葉樹に小鳥が止まり、盛んに「木の実」を啄ばんでいるのを見つけ撮影した。

2月4日正午過ぎに自宅庭に置いている餌皿の「粟とリンゴ」を求めて「スズメ」が飛来し側のアルミフェンスに止まって周囲を警戒する様子が面白く、室内から「300mm望遠レンズ」で連写して一部を「トリミング」した写真である。
長岡公園と呼ぶ広大な緑地帯説明図 頭上の「ヒヨドリ」を狙う。 此処を飛び立ち隣の「木の実」を啄ばみ始めた。
この「木の実」は相当に硬いと見えてヒヨドリでも数回突いた程度では皮が剥がれず、実が出て来ない様子
ヒヨドリが諦めて飛び立った後に直ぐ黄緑色に白と黒の派手な頭を持つ「シジュカラ」が飛来して硬い「木の実」を啄ばみ始めた。 
ヒヨドリの数分の一の小さい鳥の嘴で何度も何度も「木の実」に喰らい付く。 ヒヨドリでも諦めたのに・・・
小さい嘴でとうとう「木の実の皮」をむいて「白黄色の実」を剥き出しにした。 直径:10mm程度に見える「実」を嘴一杯広げて食い千切ろうと何度も努力を繰り返す。
諦めて別の枝に移り、また新しい「木の実」に挑戦か開始。 左手の枝から、今度は右手の枝から小さい足を小枝にしがみ付いて挑戦は続く。
逆さまになり今にも一回転しそうな姿勢になって頑張るが未だに一個も食い千切れないようだ。
2番目の枝の「木の実」の皮を剥いたが取れなかった。 又諦めて3番目の枝に移り、別の「木の実」に挑戦開始。
撮影開始から約4分間経過するが、未だに一個も成功しない。 とうとう第4番目の枝に飛び渡り挑戦する「木の実」を探す仕草が滑稽だった。
第4番目も成功しない。 頭上約4−5mの「ジュシマツ」の連写も小鳥同様に執拗に継続したが成功しそうに無いのでとうとう退散する事に決めた。 「シジュカラ」君の方が辛抱強かった。 5分間で合計:120枚撮影<3:24−3:29PM>

『2月11日:クンシランの花』へリンク