3月末、小鳥撮影用に超望遠ズームレンズを検討して「@ Canon 100-400mm F4.5-5.6
IS USM」と「A Tamuron SP AF Di LD 200-500mm F 5-6.3」をカメラ店で実物を使い実写テストして比較検討した。 同時に現在所有中の「B Canon
F 4.5-5.6 IS USM」と「C Tamuron AF LD 28-300mm F 3.5-6.3」も比較対象に加えた。 小鳥撮影を目的のレンズとして<解像度><手持ち撮影性><操作性><テレコンバーターとの相性><価格>等をチェック要因に入れた。 実写映像をPCで処理・比較の上で「@」の優秀性を十分認識出来、当初計画を変更して此れを購入しようかと迷ったが、現在所有している「B」も考慮して今回は<A>を購入決定した。 手に入れた「Tamuron
200-500mm」を 「Canon 20D」と組み合わせてテストを兼ねて庭に来た「ヤマバト」と「スズメ」を被写体にした。 天候は薄暗い曇り日。
<撮影条件>
○ ISO感度:800<不変> ○ ズームレンズ焦点距離:230mm、295mm、359mm、500mm ○ 露出補正:−1/3
○ 露光:自動(1/400、1/500、 1/800、 1/1000) ○ 絞値:6.3−7.1
<手持状態>
○ 完全手持ちー ドアーへの支持
総重量:1.4キロのレンズであるが、手持撮影での画像のブレが最大の問題で基本的には「三脚または一脚」が必須である事を学習した。 500mmでは35mm換算:800mmであり、1/800−1/1000秒が必要で、ISO感度は>400−800が常用となろう。 快晴・日照下では解像度向上策として「絞値:8−11」を使用出来るだろう。 「テレコンX1.4」が限度だろう。
<映像処理> 原画を「Photoshop 7.0」でレタッチした。
○ オリジナル画像@ ○ 約1/4の画像をトリミングしてオリジナル画像と同じサイズに拡大A を比較出来る様に掲載したが、500mmの超望遠先端では開放F値での解像度はサンプル「ヤマバト」である。 如何にか使用可能だった。 |