My Diary 2005年04月度

04月02日-A  三毳山:カタクリの里A<カタクリ:北斜面>

【三毳山関連情報】       【トレッキングルート概念図】
本公園は、関東平野の北部に位置する三毳山の一部を利用した公園です。標高25m〜209mと高低差があり、アカマツ、クヌギ、コナラなどの樹林に囲まれた、自然の豊かな公園です。園内に張り巡らされた散策路からは、早春には山野草が咲き、春には草木が芽吹き、秋は紅葉が楽しめるなど四季折々の表情豊かな雑木林では、時折野鳥の姿を見ることもできます。園内の展望台からは渡良瀬遊水池、快晴の日には東京の高層ビル群、富士山、筑波山、日光連山、上州の山々を眺めることができます。
【カタクリの花】
3月中旬、「篠井富屋連峰トレッキング」でお世話になった石川さんから「カタクリの花」が綺麗な山に行きませんか?との話で直ぐに決まって、4月2日(土)に出掛けた。 自宅から約2時間。 穏やかな土曜日と重なり、カタクリの里で花を見物する人達と「三毳山公園内トレッキング」する家族で大賑わいだった。 今まで訪問したカタクリ園では最高の条件だった。 
 三毳山周辺概念図   三毳山公園全体図 

写真をクリックすれば拡大出来ます スライドショー:『第1部』 『第2部』
「山毳山の主峰:青竜ヶ岳」から北に向かって管理センター方面への下山路を辿るとコナラの疎林中に「カタクリの大群落」がある。 驚くほどの人数が鑑賞・写真撮影におとずれていたが、南斜面」:とちぎ花センター側の「カタクリ園」よりも大規模だった。 山の上から少しずつ下山しながら、鑑賞路に近い・形の良い「カタクリの花」をマクロ撮影。
幸いにも下り傾斜面に低い姿勢で構えると、カタクリの花の内部と花弁の縞模様・シベ等がはっきりと撮影可能だった。
手入れも行き届き「花の形」「密度」「色合い」共に最高の状態だった。 
カタクリに混じって「白色のアズマイチゲの花」がちらほらカタクリに混じり「ピンクと白色」が模様をなす所もある。
ピンク色に混じって、数株の「白色カタクリの花」が在って、鑑賞者を大いに驚かせていた。 勿論、「白いカタクリ」とは初対面である。 良く観察すると、純白でなく、白にピンク色が僅かに残るピンクがかった白色である。
白色はピンク色からの「突然変異」種だろう・・・ 花のサイズもピンクのよりも小さいし、最大の違いは「シベの色」が黄色であった。 白はピンクのカタクリの群落の中に埋もれる様にチラホラあって、望遠ズームレンズでヤット撮影可能だった。
「アズマイチゲ」の花弁は二重で「内側:細い」「外側:大きい」で形が少し違う。 今回、最初の訪問だったが鑑賞したカタクリ園では最も大規模で綺麗に手入れされていた。「 アズマイチゲ」の密度が最も濃い所は上記の写真様に半々に見える。
最も条件の良いところで、最後のマクロ撮影を実施。 複数の花を同時にマクロ撮影するのがピント範囲の決定・確認で時間が掛かる。 
上記・下記の写真の様に一面に高密度に咲いて、最盛期に訪問した幸運に感謝したい。
約20cmの草丈が斜面の沿って一面に群生してイチリン毎の綺麗さとは異なる美しさが在った。

『カタクリの里B<三毳山トレッキングルートの山野草花等>』へリンク