間ノ岳登山<第2日>:第2/4編
肩ノ小屋〜二股出合>

年月日 平成17年6月27日 (月) 曇・強風
メンバー 殿川紘史 <単独行>
ドライブルート 【6/27】肩ノ小屋(6:40)−>(7:00)草すべり分岐(7:10)ー>(8:25)二股出合(8:30)ー>(8:50)<キバナアツモリソウ撮影>(9:00)ー>(9:10)二股(9:30)ー>(11:10)白根御池小屋分岐ー>(11:30)広河原山荘ー>(11:40)広河原バス停(14:10)ー>(14:35)北沢峠(15:00)ー>(15:55)戸台バス停(16:20)−>(17:00)高遠さくらの湯(18:00)ー>(23:50)宇都宮自宅
所要時間 下山時間:5時間00分<AM6:40-AM11:40> 
総合時間:17時間10分<AM6:40-PM11:50>

           カラマツソウ
     <
二股出合付近の草原:右俣コース>

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【スライドショー:『第1部:二俣コース-@』 『第2部:二俣コース-A』 『第3部:二俣コースA〜二股出合』

【間ノ岳下山<第2日>:肩ノ小屋(6:40)〜(8:25)二股出合】

昨日の夕食後、山小屋管理人から「明日の朝食は何時ですか?」と尋ねられ、「7時にします」と返事して一人部屋に戻って就寝した。 相変わらず今回の登山では熟睡出来ない。 夜中から風が強くなり、トタン屋根や扉が風で揺れる音が段々強くなる事を意識した。 5時前に誰か扉をノックする。 「朝食の準備が出来ました」と言っている。 「7時にします」と言っても何度も繰り返す。 又5時30分にノックされた。 

外に出ると、山小屋は濃いガスに覆われ、強風に混じって僅かだが雨も混じる悪天候だ。 仕方なく、5時半過ぎに起床して別棟の食堂に行った。 昨日のプロカメラマン、60歳代のご夫婦3人が朝食中。 山小屋管理人は早く食事して片付けを早く終らせたいらしい。 進まぬ食欲を押して朝食前にお茶を飲み、お茶で流し込みながら、普通の2倍の時間を掛けて全部食べた。 今日は平日だから、午前10時半のバスを逃すと午後2時でないと「広河原」からのバスはないのでゆっくり寝て下山したかったが叩き起こされた感じだ。 3人は6時前に下山するらしい。

5時50分〜6時にザックに詰め込む。 この強風とガスの天候を考え「カメラとレンズ」を外して防水袋にシッカリと包装した。 6時40分、2本のポカリスエットを購入して、最後の登山者として下山開始。 強風とガスの中でのガレ場の下山路は風に煽られて最深の注意を払い歩く。 横殴りのガス交じりの強風の為に左のメガネのレンズに水滴が付着して視界を遮り、岩場の下りでは注意を要した。 

北岳の北側にある小太郎岳への稜線を右折して「草すべり分岐」方向に下りると、強風は嘘の様に当らなくなる。 7時に「白根御池小屋」への分岐を過ぎ、ダケカンバの樹林帯に入る。 ガスも薄くなり雨も当らないので休憩を兼ねて「カメラ」を出した。 樹林帯は目で感じるよりも暗いので「ISO感度=400〜800」に設定して高山植物の花を写しながら下山した。

休憩ポイントの「二股出合分岐」までに写した高山植物は以下の様に20種類以上にもなった。

「フキ」「ニリンソウ」「ゼンマイ」「ミヤマキンポウゲ」「サンカヨウ」「ハクサンチドリ」「キバナスミレ」「タカネザクラ」「ナナカマド」「カラマツソウ」「マルバシモツケ」「ハリブキ」「コバイケイソウ」「タカネグンナイフウロ」「マイズルソウ」「アマドコロ」「ミヤマハナシノブ」「ミヤママンエングサ」「ツマトリソウ」「ハクサンボウフウ?」「ヤアマガラシ」「キタダケキンポウゲ?」等・・・・

フキの蕾らしい ニリンソウの花 立派なゼンマイ ミヤマキンポウゲ
ニリンソウ サンカヨウの花 シベが落ちた花 其の中間の花
ヒロバハタザオ 樹林帯の中雪渓を通過する中高年夫妻 大樺沢雪渓ー>八本歯コルへ サンカヨウの大群落
ゴンゲンスゲ? 鳳凰三山稜線と雲 樹林帯中の雪渓 2300mレベルの雲 鳳凰三山頂きの雲
大樺沢へ流れる滝 ハクサンチドリ コバイケイソウの蕾 キバナスミレ
ミネザクラ ナナカマドの花 ツマトリソウ カラマツソウの蕾と花
カラマツソウ ハリブキの蕾 マルバシモツケ
バイケイソウ ハクサンボウフウの蕾 バイケイソウ ハリブキの蕾 カラマツソウ
ミヤマハナシノブの花(左)と蕾(右) アマドコロ キタダケキンポゲ?
カラシナ 二股出合ー>八本歯ニコルへの雪渓 ミヤマハナシノブ 「二股コース」左の雪渓
オオイタドリ? 「二股コース」右の雪渓 タカネグンナイフウロ
ミヤマハナシノブ ミヤママンエングサ 鳳凰三山・山頂の雲 マイズルソウ

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