白山主要登山道案内図 | 白山登山ルート図<砂防新道中心> | <略図> |
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【第2日目ーA:御前ヶ峰・山頂〜山荘】 |
白山山荘を午前5時30分に出発して、50分後の6時20分に白山山頂:御前ヶ峰(2702m)に到着した。 山頂には数人が居た程度で静かな中で360度の展望に寒さも忘れてしまった。 太陽でまぶしい東側には「中部山岳国立公園」の中心をなす「飛騨山脈」が真横に広がり、南側から「御嶽山(3063m)」「乗鞍岳(3026m)」少し間が開いて連続する山々が連なる「焼岳(2455m)」「穂高岳(3190m)」「南岳(3033m)」「槍ヶ岳(3180m)」更に「三宝蓮華岳(2841m)」「黒部五郎岳(2840m)」「双六岳(2860m)」等が重なるように見えた。 低温と風で露出している顔・耳が痛い。 シャッターを押す指先の感覚が鈍くなるし、カメラの電池残量が少なくなる。 低温による性能低下が原因だろう。 |
奥社と別山 | 真東方向に北アルプス | 御嶽山〜槍ヶ岳〜黒部五郎岳等が連なる | 白山山主峰:大汝峰 |
白山三主峰の「御前ヶ峰(2702m)」から眺める北方向には「大汝峰(2684m)」(雪に覆われたなだらかな山頂)「剣ヶ峰(2677m)」(黒い岩の山:右)が略三角形の各頂点の位置にある。 其の間はなだらかな地域がある。 此処は厚い雪で覆われているが高山植物の宝庫である湖沼が散在する様だ。 剣が峰の頂の影の位置に水面らしい池がある。多分「千蛇ヶ池」らしい。 |
異様な色と険しさの剣ヶ峰と南東の雪渓 | 剣ヶ峰の東北部から東側には北アルプスを形成する「飛騨山脈」が続く |
東側から見る山頂標識 室堂・別山・赤兎山・大日岳方面の展望 別山を背景に記念写真 | 大汝岳と御前ヶ岳標識 |
御前ヶ峰で記念写真 | 三主峰の間にある湿原・池群地域:僅かに見える水面の「千蛇ヶ池」 | 山頂の南東側眺望 |
山頂南部方面:別山・赤兎山・大長山等 | 剣ヶ峰北東部の雪渓と背後の山並み 大汝岳(左)剣ヶ峰(右) |
一期は険しさが目立つ剣ヶ峰と稜線背後の山々と東部雪渓 | 方位盤で山名同定 | 白山室堂山荘方面 |
御嶽山望遠 | 室堂山荘周辺雪渓背後の山:赤兎山・大長山等 | 合成写真:赤兎山・大長山 日陰の別山西側斜面 |
チブリ尾根避難小屋が稜線に小さく見える | 残雪に覆われた別山と周辺の山の稜線と東斜面の輝きと西斜面の影 |
大倉尾根稜線と別山の残雪 松倉氏(左)の70歳の誕生祝の乾杯 | 雪の大汝岳と岩山の剣ヶ峰のコントラスト |
大カンクラ雪渓 | 剣ヶ峰と背後の山並み(念仏尾根) 剣ヶ峰山頂(右)の標識塔 <中央〜右2枚> |
山頂滞在時間:40分の7時00分に下山開始。 奥社からドンドン登山者が登って来て山頂は賑やかに成り始めた。 遥か下に室堂山荘の赤い屋根が見える。 朝日に照らされて輝く雪面の中で真っ赤な屋根は特に目立つ。 別山の西側斜面にも一部朝日が当り始めた。 |
早朝は凍結していた雪渓は気温の上昇と陽光で緩み始めアイゼンを外して最後まで下った。 凄い雪面の反射光線でサングラス無には眩しくて歩けない。 |
殆ど山荘の高度に下がり気温も上がる。 これから空身での山頂登山する登山者とすれ違う |
山荘に到着:8時00分 | 室堂山荘・白山比刀iひめ)神社から見上げる白山山頂:御前ヶ峰 |
午前5時30分に室堂山荘をサブザックを背負って山頂に向かい山頂で約40分展望をむさぼり、7時に山頂を出発して下山。 20分間で下り午前7時20分に山荘に帰着。 途中で空身で山頂に登る登山者とすれ違う。 結局、山頂での軽食等で、空腹感が無いので、朝食抜きで下山する事に合意。 8時丁度に5名揃って登山路と同じルートを下り始める。 水筒に1.5Lの水を詰める。 |
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