【鳳凰三山縦走登山】 | ![]() 鳳凰三山概念地図 <左より・薬師岳・観音岳・地蔵岳> |
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【鳳凰三山縦走全体図】 | 【三山山頂部詳細地図】 | 【鳳凰三山概念図】 |
【鳳凰三山】概要 鳳凰山(ほうおうさん)は山梨県の赤石山脈(南アルプス)北部の以下の三つの山の総称である。鳳凰三山とも呼ばれる。北から順に「地蔵ヶ岳(じぞうがだけ 2,764m)」「観音ヶ岳(かんのんがだけ 2,840m)」「薬師ヶ岳(やくしがだけ 2,780m)」また、地蔵ヶ岳の西の高嶺(2,779m)は、地蔵ヶ岳より高く、三角点もある。実際には、赤石山脈の本流(県境)からは外れており、その支脈は、甲斐駒ヶ岳の南の駒津峰から始まり、仙水峠、アサヨ峰、高嶺と続くが、甲府盆地前面に張り出しているため、白峰三山、仙丈岳、甲斐駒ヶ岳、八ヶ岳、秩父山地、甲府盆地などの眺めがよく、日本百名山に数えられている。 茶色っぽい山が多い南アルプスの中で、甲斐駒ヶ岳とともに例外的に花崗岩の白い山肌となっている。また、南アルプスの中では比較的高山植物の乏しい山である点も甲斐駒ヶ岳と共通している。地蔵ヶ岳の山頂部は地蔵仏(地蔵ヶ岳オベリスク)と呼ばれる巨大な尖塔があり、甲府市内からその姿を見る事が出来る。この山域の象徴的存在である。1904年(明治37年)、この岩峰に初めて登ったのはウォルター・ウェストンである。 山小屋は薬師岳山頂直下に薬師岳小屋、そこから夜叉神峠方向にかなり下った場所に南御室小屋がある。鳳凰小屋は地蔵岳または観音岳より下った樹林帯に位置している。南御室小屋と鳳凰小屋は幕営可能であるが、薬師岳小屋は幕営禁止となる。また、夜叉神峠・広河原・青木鉱泉・御座石鉱泉の各登山口にも宿泊施設がある。 「薬師岳小屋」 「南御室小屋」 「鳳凰小屋」 <WIKIPEDIA より抜粋掲載> 【登山ルート】 @ 青木鉱泉ー>鳳凰小屋ー>地蔵岳ー>観音岳ー>薬師岳ー>青木鉱泉・・・・合計時間:12時間15分 A 青木鉱泉ー>薬師岳ー>観音岳ー>地蔵岳ー>高嶺ー>白鳳峠ー>白鳳峠入口・・・・合計時間:11時間50分 B 広河原峠入口ー>白鳳峠ー>地蔵岳ー>観音岳ー>薬師岳ー>青木鉱泉・・・・合計時間:11時間45分 C 御座石鉱泉ー>燕高山ー>鳳凰小屋ー>地蔵岳ー>観音岳ー>薬師岳ー>青木鉱泉・・・・合計時間:13時間15分 |
【青木鉱泉P〜ドンドコ沢登山路@】 | 【スライドショー】 |
堰堤工事現場右横の細い道を辿る頃、40歳代の単独行の男性登山者が後ろから来た。 写真撮影で立ち止まる頻度が多いから・・・と遠慮する男性に先行して貰った。 「ミズヒキ」「ヤマハハコ」「マルバタケブキ」「メタカラコウ」等の高山植物の花が道脇の日陰に咲いていた。 登山路は薄暗く、凹面をなす登山路を跨ぐ様に、苔蒸した倒木が横たわり、その先に不明瞭な「ドンドコ沢登山路」の表示があった。 ウエブ検索で、この付近でルートを見失い、30分程度時間をロスしたとの記載があった。 偶々表示を見つけたが、運が悪いと簡単に見逃す程度の表示とテープだった。 | |||||
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「ミズヒキ」 | 「ヤマハハコ」 | 暗い「ドンドコ沢」登山路 | 「マルバタケブキ」 | 「南精進ヶ滝と地蔵岳」方面 | 「メタカラコウ」 |
【ドンド沢登山路@〜南精進滝入口】 | 【スライドショー】 |
この「ドンドコ沢登山道」には幾つもの「滝」があるらしい。 その第一番目の滝<南精進ヶ滝>の方向が「標識」にある。 「山側登山道」と「川沿登山道」の分岐点で、「山側登山道」を選択して前進。 薄暗い樹林帯内の登山路沿いに「バイケイソウ」「ソバナ」等の花や食用に成りそうな「キノコ」が見つかった。 | ||||
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「二つの分岐道」 | 「バイケイソウ」 | 「ソバナ」 | 倒木に着いた「キノコ」 | 「ドンドコ沢」登山道の下草 |
山側から河原に近づき「南精進ヶ滝・地蔵岳」方面を示す標識の前後で、「バイケイソウ」「ノリウツギ」「ミヤマシシウド」 「レンゲショウマ」の花があった。 |
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「レンゲショウマ」 | 「バイケイソウ」 | 「南精進ヶ滝・地蔵岳」方面 | 「ノリウツギ」 | 「ミヤマシシウド」 |
更に「レンゲショウマ」「マルバタケブキ」「テンナンショウ?の青い実等も見ながら緩い勾配の登山路を前進。 途中で小さい沢水が流れる付近を通過。 滝が近づいた気配を感じた。 | ||||
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「レンゲショウマ」 | 「マルバタケブキ」 | 「トゲブキ」の実 | 「ドンドコ沢」登山路の小さい沢の水流 |
【南精進滝周辺】 | 【スライドショー】 |
左正面から2段になって流れ落ち、2段目は三角形の形に見える。 一部に朝日が当たり、全体の撮影が難しい。 滝壺付近には水飛沫が飛散し、対岸の岩割れ目に「タカネビランジ」と思われるピンク色の花の塊が2−3見える。 | |||||
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「南精進ヶ滝」中流・上流部 | 「タカネビランジ」 | 2段の滝上部ー>中段部 | 滝壺部 |
滝の周辺には「タカネビランジ」「ヤマホタルブクロ」「キオン」が咲いていた。 上部の滝(一段目)は2段目に比べ、幅は狭く、落差も大きく、勾配も急に見える。 | ||||
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第1段目の滝 | 第2段目の滝 | 「タカネビランジ」 | 「ヤマホタルブクロ」 | 「キオン」 |
滝壺の真上に出て、再び異なったアングルから滝を撮影。 陽光が当たると白濁した水は白く飛んで水の質感が残らない。 滝壺の周りに黄色の花「エゾキリンソウ」や青紫色「ヤマホタルブクロ」が咲いていた。 | |||||
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第1段目滝上部 | 「エゾキリンソウ」 | 第2段滝滝壺 | 第1段と第2段目滝全貌 | 第2段目滝から滝壺 |
眼下の滝壺から水を集め、再び、10数メートルの落差の滝が左手方向にあるらしい・・・俯瞰出来る位置へのアクセスが不可能であった。 「南精進ヶ滝」の全貌は掴めなかった。 7時50分頃、元の標識「南精進ヶ滝」へ戻った。 | ||||
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第3段目滝の落下口 | 第2段ー>第3段目 | 第2段目の滝 | 南精進ヶ滝との分岐 |
【第2編:<鳳凰三山縦走登山>】へリンク |