| 【鳳凰三山縦走登山】・第２日目 |  間の岳・北岳展望 ＜鳳凰三山：薬師岳山頂より＞ |
| 【鳳凰三山縦走登山】・第２日目 | 間の岳・北岳展望 ＜鳳凰三山：薬師岳山頂より＞ |
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| 【鳳凰三山縦走全体図】 | 【三山山頂部詳細地図】 | 【鳳凰三山概念図】 | |
| 【薬師岳周辺】 | 【スライドショー】 |
| ザックを薬師岳山頂標識付近の岩に置いて、富士山が見える方向に聳える岩塔方向に足を向けた。 その先に行けば薬師岳東方の景色が良く見えるだろうと期待して・・・・。 | ||||
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| 「薬師岳（2780m）」山頂の岩塔と背景の「北岳～間の岳」 | 「キオン」と「シシウド」 | 「観音岳（2840m）」山頂 | ||
| その岩塔方向から「薬師岳」山頂方向を見ると千丈ヶ岳・・・北岳・間の岳・農鳥岳等が眼前に見えた。 薬師岳のピーク：２７８０ｍに比べると４００ｍの高度差の北岳山頂の高さは相当に違って見える。 富士山方向の雲海は今は相当に動きが出て、下部から力強い入道雲が湧きあがり始め、富士山の山頂が少し見える程度になった。 | ||||
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| 「農鳥岳（3026m）」「間の岳（3189m）」「北岳（3192m）」 | 観音岳・甲斐駒ヶ岳・千丈岳 | 「北岳」・「千丈岳」 | 富士山の望遠 | |
| 期待した景色の変化がなく、引き返す。 途中で薬師岳から青木鉱泉への下山路の入口標識が巨岩にペイントで示されていた。 巨岩の裏へルートが出来ている関係で見え難い・・・。 巨岩（下の欄左から２枚目）の日陰で暫く休息（１０時１０分まで）・・・・直射日光を遮って呉れた。 | ||||
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| 薬師岳から見える富士山 | 塩見岳・農鳥岳・間の岳 | 塩見岳・農鳥岳・間の岳 | 薬師岳の岩塔 | 「シロバナタカネビランジ」 |
| 予想外に景色の変化はなく、岩塔から降りてザックをデポした薬師岳山頂方向へ進み始めた時に、もう一つのピークから降りてきた登山者と出会う。 景観は同様に変化は少ない・・・との返事でその方向へ行く事を諦めた。 観音岳山頂とそのピーク付近のプローズアップを見ると南東方向の斜面は花崗岩の壁に見える。 歩くと特に危険を感じないが、ここから見返すと相当に危険な岩場の連続に見える。 | ||||
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| 観音岳と山頂のクローズアップ 富士山 薬師岳背後の北岳・千丈岳 | 薬師岳の岩隗 | |||
| 【薬師岳・中道下山道①】 | 【スライドショー】 |
| １０時１５分、ザックを背負い青木鉱泉への下山路（中道）を下り始めた。 標準時間は青木鉱泉までは約３時間半程度。 今までの稜線歩きでは強烈な陽光を受けたが、この中道ルートに入って暫くすると「カラマツ樹林帯」に入り、日陰が続き涼しい下りで爽快な時間となる。 樹林帯の倒木にはびっしりと苔が付き幻想感さえも漂う。 １０時４５分、下山開始から３０分で樹林帯に横たわる巨岩：「御座石」に来た。 そこは心地よい日陰と休憩するスペースがあり、約２０名位の登山者（薬師岳へ登山途中？）が休息中だった。 不思議にもこの巨岩を支える積もりの丸太が何本も支柱として並んでいる。 大勢の登山者に圧倒されて、ここでの休憩をキャンセルして下山を続けた。 | ||||
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| 薬師岳ー＞＜中道＞ー＞青木鉱泉：下山道の苔蒸す樹林帯 | 樹林内に突然現れた巨大な「御座石」 | |||
| 更に続くカラマツ樹林帯の心地よい下山路では一部紅葉開始した「ナナカマド」日陰を好む可憐な「イチヤクソウ」白色の「ノリウツギ」等の花が現れ、気分を癒して呉れた。 徐々に樹林帯の密度も下がり、日差しが漏れる程度となる。 | ||||
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| 早くも紅葉開始のナナカマド | イチヤクソウ | カラマツ林 | ノリウツギ | |
| １２時頃、薬師岳登山路を示す標識板が見え、相当に高度が下がった事を意識した。 途中のカラマスの幹に「ツキノワグマ」の新しい爪痕があった（右下欄：右端の写真）。 ここにもクマはいるのだ・・・と認識させられる。 登山標識はこの付近に「倒壊した山小屋」があったらしいが気がつかなかった。 | ||||
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| ノリウツギ | 鳳凰三山：薬師岳への「中道」登山道ー＞青木鉱泉へ | 唐松のクマの爪痕 | ||
| １１時２０分、薬師岳下山開始から約１時間経過・・・・初めての休憩を「水場」で取った。 腕時計の高度計は２０２５ｍを示す。 ５分間給水休憩後に出発。 １２時３５分、薬師岳と青木鉱泉の方向を示す標識あり・・・・。 下山ルートに沢山の高山植物の花が現れ始めた・・・「ツリフネソウ」「センダイハギ」「シナノナデシコ」等。 | ||||
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| 中道登山道の水場 | 薬師岳への標識 | ツリフネソウ | センダイハギ | シナノナデシコ |
| 【薬師岳中道下山道①～青木鉱泉】 | 【スライドショー】 |
| 殆ど勾配が無くなり道も車道に変わり、道端の花に目が移る。 「ハクサンフウロ」シャジンの仲間かと思う「クサボタン」・・・これは中々可憐な花であった。 | ||||
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| シナノナデシコ | ハクサンフウロ | 「クサボタン」：道端に生える | ||
| 左下の紫色の花・・・は名前不詳であるが、不思議な花・・・・。 沢から河原に変わる頃、道端に紫色の花房長：約２０ｃｍの花があった・・・「ベットレア」と言う栽培種だそうだ。 中国からの輸入種だとか・・・・が如何してこんな山奥の道端まで進出して来るのだろう・・・？ 「ドンドコ沢」に掛かる丸木橋を渡り、立派に護岸工事された河原を横断して「青木鉱泉」への近道を辿る。 | ||||
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| ＜名前調査中＞ | 河原に茂る紫色の花：「ブットレア」 | ドンドコ沢に掛かる丸木橋 | ||
| １３時丁度に「青木鉱泉」バス停留所に到着。 ２日間の汗がドット出た気分・・・停留所側の水道水で上半身裸になりタオルで汗・汚れをふき取った。 何と気持の良い事か・・・今日中にここから「塩見岳」登山口の「鳥倉林道ゲイト駐車場」まで入りたい。 この青木鉱泉で温泉に浸かりたいけど・・・・我慢して駐車場の車に戻る。 １３時１０分ー＞１５分に駐車場着。 | ||||
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| 鳳凰三山登山道概念図 | 青木鉱泉本館 | 青木鉱泉休憩所・バス停 | ||
| 【青木鉱泉ー＞鳥倉林道ゲイト駐車場】 登山荷物を全部後部座席へ移し、果物・コーヒー・スナックで栄養を付けて暫し休憩。 １４時頃青木鉱泉駐車場を出発して、国道沿いにカーナビの案内を頼りに塩見岳登山口へ急ぐ。 如何しても国道から「鳥倉林道」への分岐点が自信が持てず、沿道のお宅に訪ねて道の確認をする。 後は結構細い急勾配の道を単独で走行・・・・一台の車も来ない事に一縷の不安がこみ上げるが、地元の人に確認したので、その不安も振り払い前進前進のみ・・・・日没直後の１８時半頃、鳥倉林道ゲイト駐車場に到着・・・・驚く事に、駐車場は車で溢れていた。 運良くスペースを見出し駐車して本当に安心感にひたる・・・・と２日間の鳳凰三山縦走登山の心地よい疲労感が込み上げてきた。 名古屋から来たという男性と会い明日からの「塩見岳」登山情報を交換した。 明日は午前５時頃出発が必要と判明。 |
| 【第１編：＜塩見岳登山：第１日目＞】へリンク |
