写真をクリックすれば拡大出来ます | 【常念岳の高山植物】 |
スライドショー | 【第1部】 【第2部】 【第3部】 | 【常念小屋】 【登山口〜常念岳登山ルート】 |
スライドショー【第1部】 |
午前10時頃、樹林帯を出て、沢沿いのルートを進む。 その道の山側には「オタカラコウ」「ヤグルマソウ」「ニッコウキスゲ」「シオガマ」「クルマユリ」「オオバミゾホウズキ」「キンレイカ」「ニリンソウ」等の高山植物が群生していた。 沢水の流れ落ちる場所<下記写真:2段目左から2枚目>の水は特に美味かった。 陽光が強く、給水を頻繁にした。 | ||||
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オタカラコウ? | ヤグルマソウの花 | ニッコウキスゲ | シオガマギク? | クルマユリ |
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水場のオオバミゾホウズキ | ヤグルマソウの蕾 | オタカラコウの群生 | ||
沢水の流れ落ちる地点には黄色の可憐な「オオバミズホウズキ」、黄色の大きな花房を持つ「オタカラコウ」、葉のサイズと切れ込みの大きい「ヤグルマソウ」の3種類が密度高く群生した様は壮観だった。 喉の渇いた沢水の味は言うまでも無い。 |
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オオバミゾホウズキの群生 | オタカラコウ | キンレイカ | ニリンソウ |
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ニリンソウ | 沢の残雪 | 沢ルートから高巻きルートへ | ニッコウキスゲ |
スライドショー【第2部】 |
10時半頃、そんな沢を離れて、木製の梯子を登り、高巻きの道になるが、其処にも前後左右所かまわず高山植物は繁茂する登山路となる。 それらの花は白いナデシコ・・と言えそうだが、全く違う「センジュガンピ」、直径50cmも越える白い細かな花を纏めたお盆の様な「ミヤマシシウド」、「ギボウシ」、「マルバタケブキ」、「ヒメシャジン」、「クガイソウ」、ピンク色の細かい花の集合体の「オニシモツケ」、「ヤマハハコ」、「ミヤマコウゾリナ」、「キンレイカ」、「ミヤマコウゾリナ」等・・・・。 更に目立たぬ花は見逃したのだろう。 | ||||
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センジュガンピ | ミヤマシシウドの花 | ギボウシ | マルバタケブキ |
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ヒメシャジン? | クガイソウ | オニシモツケ | マルバタケブキ |
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クガイソウ | オニシモツケ | センジュガンビ | ミヤマシシウドの花 | マルバタケブキ |
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ヤマハハコ | ミヤマコウゾリナ | 「キンレイカ」の群落が沢上部を高巻くルートに在った。 |
スライドショー【第3部】 |
引き続き、高巻きの道は視界も良く、左手の沢まで約20−30m程度の高度さが在ろうか・・・? 登山路巾は約1mで普通に通過すれば何とも感じない場所だが・・・、この付近から中年女性が転落死亡した地点である事を知った。 今朝、臨時登山案内所〜ヒエ平登山口まで、殆ど前後して歩行した中高年の男性が抱えていた「花束」は奥さんの慰霊の登山だったと聞いた。 我々が彼より先行して「ヒエ平登山口」を出発した関係でその後の様子は判らない・・・・。 本当に、此処を歩行中に眩暈を起こしたか? 躓いて左側へ転がり転落したか?・・・だろう。 この高巻き路にも、異なる花が多かった。 蕾の小さい「オヤマリンドウ」、「シナノオトギリ」、薄いピンク色の「シモツケソウ」、「ミヤマカラマツ」、「グンナイフロ」、「クルマユリ」、「ヤマブキショウマ」等が挙げられる。 |
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オヤマリンドウ | 沢にはこんな残雪も・・ | 沢を大きく離れ高巻きのルート:花の群生地 | キンレイカ | シナノオトギリ |
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シナノオトギリ | オニシモツケ | オタカラコウ | ミヤマカラマツ | グンナイフウロ | |
11時頃、高巻き路も徐々に沢との高度差を下げ、沢を横切る地点に差し掛かる。 其処から少し高度を上げた場所に山側から流れる水場がある。 登山地図に「最後の水場」記される地点だ。 ザックを下ろし、乾いた喉をコップ2杯の冷水で潤し、小休止して、11時15分、「第一ベンチ」を目指す。 此処からは樹林帯の中の急坂となる。 |
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最後の沢:水場直前 | 小屋まで1km地点 | 最後の水場で喉を潤す | 第1ベンチ:小屋まで800m地点 | ヤマブキショウマ |
急坂を喘ぎつつ登り、11時30分、「第一ベンチ」に到着。 綺麗なベンチ?に腰を下ろし、かなり疲労の目立つ、奥さんへ十分な休憩時間を・・・と約10分間休憩・軽食を摂る。 此処から常念小屋まで800m・・・との記載に元気付けられる。 |
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マルバタケブキ | 第3ベンチ:小屋まで300m地点 | クルマユリ | エゾシオガマ | ||
12時頃、「第3ベンチ」の標識<小屋まで:300m>に届く。 喘ぐ奥さんを励ますご主人・・・。 休憩中に4−5人の頑丈そうな中高年男性達がかなりへばって・・・追いついて来た。 通過するのかな?・・・と思いきや、全員其処/かしこへザックと体を投げ出す様に、休憩に入る。 小屋まで「300m」で12時とは、小屋に到着してから何をしようか???と思う様な早い時間だった。 同行する水戸から来た「ご夫妻」は今日の目的地:大天井岳まで十分行ける時間だ。 |
常念岳登山・第1日:第3編』へリンク |