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【甲斐駒ヶ岳登山ルート図】 | 【甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳周辺概念図】 | 【南アルプスパノラマ】 |
【六方石周辺・直登ルート】 | 【スライドショー】 |
9時50分頃、「六方石」通過直後に「直登ルート」に入り、比較的狭い岩の稜線や岩間の崖が交互に混ざるコースが始まった。 ワンピッチ毎に息をついて次のピッチに・・・と何度も繰り返し振返る。 | ||||
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「六方石」から左手へ分岐する「直登ルートへ」 | ルート上から「甲斐駒」山頂部を仰ぐ |
幸いに、左手方向(=西)は視界が利き、日陰の甲斐駒ヶ岳・西斜面稜線の背後には、稜線はガスに霞み、斜面は陽光に照らされた「鋸岳」や「三ッ頭」、正面のガスの切れ間には、「甲斐駒ヶ岳」岩壁が見える。 | ||||
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六方石で休憩 | ガスに煙る「鋸岳・烏帽子岳」方面と手前の「甲斐駒」南西稜線 | 折り重なる岩・岩・岩 |
岩の連続するルートで僅かの土に生えた、濃い黄色の「ミヤマアキノキリンソウ」が現れ、元気付けて呉れた。 徐々に「駒津峰」の姿がガスに消える様に遠のく。 高度を上げるに連れて険しさを増す様にさえ感じた。 | ||||
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「ミヤマアキノキリンソウ」 | 身軽く登る「上野氏」 | 「六方石」付近から見る駒津峰 | 「直登ルート」の急斜面岩場 |
距離を置いてルートを下部から探ると、上部は全部凹凸の少ない滑り易い一枚岩の連続・・・の様に見えるが、近づくと、岩には隙間と手掛かり、足掛かりがあり、無理なく高度を上げた。 | ||||
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巨大な岩場 | 巨岩を登る登山者 | ガス間に覗く鋸岳 | 甲斐駒山頂への急斜面の岩場の連続 |
【六方石直登ルート】 | 【スライドショー】 |
「駒津峰」より高度を上げ、直登ルートの半分レベルまで到達。 右手上部には「右山頂部分」の稜線が視界に入った。 その部分は斜面全体が花崗岩様の岩肌に見えた。 | ||||
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駒津峰を背景に | 烏帽子岳方面 | 甲斐駒の山頂望遠 | 甲斐駒山頂部までの岩壁と稜線 |
それ程の厳しい岩肌にもしがみ付く様に幾種類もの高山植物の「ミヤマダイコンソウ」・「ミヤマゼンコウ」・「コバメツガザゥラ」等が生えている不思議な世界・・・・。 時々に休憩を挟み、順調に高度を上げた。 | ||||
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直登ルートを喘ぎ登る | 直登ルートの高山植物:「ミヤマダイコンソウ」・「ミヤマゼンコウ」・「コバメツガザクラ」 | 「直登ルート」の上野氏 |
振返れば、「駒津峰」はズット眼下になり、「魔利支天」の頂に近づいていた。 少しでも斜面勾配が緩み土があると強靭な生命力を持つ高山植物の花:「ヨツバシオガマ」・「ハクサンイチゲ」・「ヤハズヒゴタイ」等が在った。 | ||||
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駒津峰を見下ろす | 厳しい直登ルート途中で一休み | 岩間の土を求めて咲く「ヨツバシオガマ」 |
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「ヨツバシオガマ」 | 「ヤハズヒゴタイ」 | 「ハクサンイチゲ」 | 直登ルート右手斜面の岩場 |
【六方石直登ルート:魔利支天分岐付近】 | 【スライドショー】 |
喘ぎながらもドンドン直登ルートを前進・・・・此処からより大きい岩板が敷き詰められた斜面に入る。 それらの岩の隙間には、花崗岩が砕けた砂状のジグザグルートに入り、「魔利支天」へ通じる分岐に差し掛かった。 上空にいは雲が切れ青空が見え始めた。 | ||||
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直登ルートを見上げながら喘ぎ登る先行した「上野氏」 | 「ヤハズヒゴタイ」 | 直登山ルートの岩場 |
「魔利支天」頂き付近は白い花崗岩の粉で覆われているらしい。 この頂には、甲斐駒ヶ岳の下山路で立寄ることにしよう・・・・。 魔利支天の頂には信仰の山らしく、祠らしき物が在る。 魔利支天を背景に記念写真を写す。 | ||||
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若々しい上野氏 | ガスが切れて「魔利支天」が現れる | 魔利支天を背後に「同行の上野氏」と「著者」 |
殆ど「甲斐駒ヶ岳」頂上に近い場所まで前進した所で、ハイマツと共生する「」がある。 厳しい砂状の吹き曝しには小さいが全面に花を着けた「」が生えていた。 魔利支天には相変わらずガスが乱舞し見え隠れする。 稜線の右手には山頂らしき標識が見える・・・・山頂までは10分程度に迫った。 |
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直登山ルート上部からガス漂う「魔利支天」 | 「コケモモ」 |
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「タカネツメグサ」 | 「コケモモ」 | ガスが時々飛び交う「魔利支天」周辺 | 西峰:駒ヶ岳神社本社 |
『甲斐駒ヶ岳登山:第3編』へリンク |