北アルプス縦走:下山:第1編

太郎平小屋〜五光岩ベンチ〜三角点
〜折立峠
〜有峰湖周辺〜宇都宮>

下山年月日 平成17年10月13日 快晴
メンバー 殿川紘史 <単独行>
主要ルート 太郎平小屋(6:45)−>()五光岩ベンチ()ー>(8:20)三角点−>(9:30)折立峠(10:45)−>(11:00)有峰湖ー>(14:45)魚津−>(17:00)直江津ー>(19:00)沼田ー>(22:30)宇都宮自宅
所要時間 下山:2時間45分 <AM6:45-AM9:30>
総合時間:15時間45分 <AM6:45-PM10:30>

            ムシカリの紅葉
        <太郎平小屋ー>折立峠:太郎坂>

画像をクリックすれば拡大出来ます  【薬師岳登山路図】 【北アルプス概念図】 【有峰湖周辺地図】

スライドショー  【第1部】 【第2部】 【第3部】

昨夜は食堂で午後8時近くまで、コタツに入り、数人の登山者達と最近の登山談義に耽ったのも、今日までで全部の登山計画を消化して、明日は折立への下山だけだっ事もリラックス出来た原因だった。 同室の30歳代のお父さんと部屋に戻ってから布団に入り、子供の教育の難しさが話題になり、10時過ぎまで色々話した。

午前5時30分起床。 窓辺から明るくなる外の様子が判る。 今日も快晴。 ワリモ岳方面から上る朝日の前に窓から数枚撮影。 一度山荘の外へ出たが、寒くて日出を外部で待つ気になれず、又室内へ戻る。 6時からの朝食に食堂へ。 今日は折立へ下山するのが全く惜しい様な快晴だが、一日後は天気予報は崩れる為に、活用の方法がない。 予定通り下山を決める。 6時45分にヤット周囲に陽光が廻り始めた頃に太郎平小屋を出て、折立への下山に掛かる。


スライドショー【第1部】
窓辺からワリモ岳方面  水晶岳と北アルプス標識 黒部五郎岳(左奥) 窓辺から太郎山方面 黒部五郎岳(左奥)
5時40分頃、太郎平小屋の正面に出て周囲の風景を狙うつもりも寒さで退却した。 小屋横の水飲み場のバケツ表面に薄い氷が張っていた。 氷点下になった証拠だ。 >2000mの太郎平なら当然だろう。 快晴の夜の放射冷却効果!
木道が暫く続く下山道 右手上には薬師岳 西方向遠景の山並は? 朝日が当たり始めた有峰湖の湖岸が光る
遠景の同定は出来ない 背後からの朝日 木道横の池塘の氷は1cm程度?       東京からの同宿グループ
ドンドン朝日が上り前方の山並の凹凸に陰影が入り立体的に見える。 左奥の横に広がる山並は「能登半島」だろうか? 登山路の木道が切れて、丹念に手入れされた砂利のルートの両側は植生復元工事が進行中。 一度失われた植生の復元は気の遠くなる時間と忍耐が必要だろう。



スライドショー【第2部】
正面は奥は日本海方面だが?? 有峰湖上の雲も消える 緩い下りルートが稜線に沿って延びる
丸太の敷設路 三角の山:剣岳らしい 遠景は五色ヶ原らしい? 遠景の山並:薬師岳〜北薬師岳の稜線
「五光台ベンチ」で休憩していたら、50歳台のご婦人が上って来た。 今朝自宅を出て、「折立峠」登山口に入り、薬師岳まで登山して、日帰りすると言う元気一杯の計画に驚く。 話しながらお互いに水と軽食の補給。 
五光岩ベンチで休憩 三角形の「剣岳」と全面の尾根は「国見岳〜天狗岳?」、更に手前の台地斜面は五色ヶ原?
『五光台ベンチ』付近まで下ると右手=北西方向には「五色ヶ原」「剣岳」「天狗岳」「国見岳」「浄土岳」「竜王岳」、更に「大日岳」「奥大日岳」・・「立山の主峰:雄山」も右手の山際に見え出した。 8月上旬の登山・縦走した山々だ。 朝の視界の良さも手伝って、凄く近くに見えて感激!!  折立峠登山口の「有峰湖・湖岸」も水との境界線として見える。
天狗岳・国見岳 天狗・国見・剣岳(右) 剣岳(左)・立山連峰(右) 有峰湖湖岸の線と周囲の峰に掛かる雲



スライドショー【第3部】
ヤマハハコの枯れた花 「剣岳」(奥)・立山連峰(浄土岳・竜王岳・雄山等)・越中中岳・蔦岳・鷲岳・獅子岳・鬼岳・・
此処まで下りると薬師岳・北薬師岳に連なる稜線上には越中中岳・蔦岳・鷲岳・獅子岳・鬼岳と続き、浄土岳・竜王岳・雄山等の立山連峰へと続く様子が明瞭に見える。 薬師岳〜立山連峰への縦走は「1〜2泊」で可能だろう。 何時かこのコースを歩いて見たい。 立山連峰を縦走した時は8月下旬で視界が短く、「室堂山」展望台から見た時はドレが「薬師岳が北薬師岳か又はその全面の幾つもの山々」かが同定出来なかった。
剣岳(奥)・天狗・国見岳 剣岳・手前の五色ヶ原 大日岳〜奥大日岳 三角点標識を過ぎると樹林帯へ入る
ナナカマドの紅葉 「ムシカリ」の紅葉:赤と黒色の実が混ざって面白い
北北西方向の「剣岳・大日岳・立山連峰」更に薬師岳へ続く幾つものピークに見蕩れて下ると『三角点』に到着。 ここで15分休憩。 此処からは樹林帯に入り急に薄暗い急な登山路となる。 高度が下がるにつれて、周囲の木々の紅葉は目立ち始める。 「ナナカマド」と「ムシカリ」の紅葉が一番目立った。 上部の登山路・縦走路では全く見られなかった広葉樹だ。
ナナカマドの実 黄色の紅葉 場所により紅葉の進行が異なるムシカリ ナラ?の紅葉
9時30分に「折立峠」駐車場に帰着してホット深呼吸!! 登山用具を降ろして車内に収納して靴を履いたまま後部ベッドに横たわる。 アイスストッカー内は十分冷たく、保存していた「リンゴ・ブドウ・カステラ」を食べながら、コーヒーを入れながら暫く5泊6日間の北アルプス縦走登山を完遂した達成感に浸る。 兎に角、全て快晴に恵まれた事に感謝!!

気がつくと一瞬間だろうか仮眠した様だ。 10時45分、登山口から有峰湖湖畔へ向けてスタートした。 十分時間的ゆとりがあるので 「有峰湖ビジターセンター」「有峰記念館」を訪れた。 その記録は下記の『北アルプス下山・有峰湖』参照。

北アルプス下山・有峰湖:第2編』へリンク