| 北アルプス縦走：第１日 新穂高温泉～鏡平小屋：第３編 ＜鏡池付近～鏡平小屋周辺＞ |
 鏡平小屋 ＜新穂高温泉～双六小屋＞ |
| 北アルプス縦走：第１日 新穂高温泉～鏡平小屋：第３編 ＜鏡池付近～鏡平小屋周辺＞ |
鏡平小屋 ＜新穂高温泉～双六小屋＞ |
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| 【登山ルート図】 【登山ルート概念図】 | スライドショー：【第１部】 【第２部】 【第３部】 |
| 【鏡平小屋情報①】 【周辺山小屋情報】 【北アルプス縦走ルート全体図】 |
| スライドショー：【第１部】 |
| 徐々に樹林帯の坂の勾配も緩くなり木道が現れ、周囲に残雪も現れた。 １１時２５分頃、『小屋まで５００ｍ』と書き込まれた石を見て元気が沸いた。 周囲の低木内には「サンカヨウ」と「キヌガサソウ」の花が目立つ場所もある。 １１時３０分、小屋まであと「５分」の白いペンキの書き込み。 形の良い石に腰を下ろして休憩でストップ。 途中から同行状態の方に「ドウゾお先に！！」と声を掛ける。 １０分程度座り近だろうか・・・・・。 熊笹の緩いゴロゴロ石の登山路を僅かに進むと１１時５０分に「鏡池」へ到着。 又休憩デッキにザックを下ろして、数人の登山者と会話開始。 今は雲・ガスの為に期待する「槍ヶ岳・穂高連峰の稜線」は見えない。 夕方は良くガスが消える事が多い事を期待しながら、彼らと本日の登山や此れからの計画等を語り合う。 気が付けば１２時２０分・・・既に鏡池デッキで休憩した事になる。 |
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| キヌガサソウ | 小屋まで５００ｍ！！の木道側の残雪 | コバイケイソウ | ||
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| 鏡平小屋から５００ｍにある低層樹林帯の中に咲く「キヌガサソウ」 | キヌガサソウ | 樹林内のテンナンショウ | ||
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| オオバミソホオズキ | キヌガサソウ | 小屋まであと５分！！ | 鏡池直前の平坦地の残雪もあと僅か | |
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| 鏡池畔のトウヒ越しに見える隠れする槍ヶ岳 | 鏡平小屋直前にある「鏡池」に映る雲主体の上空に晴の兆しが・・・ | |||
| スライドショー：【第２部】 |
| 一応「鏡平小屋」へチェックインする為に、小屋に向かった。 １２時半前にチェックイン。 今夜は「フトン１枚に一人」のスペースであろうとの話に安堵する。 小屋前の休憩デッキには約２０名の登山者が休憩中で、之から２時間離れた『双六小屋』へ向かう人達も居た。 ２階の南角コーナーを割り当てられ、ザック等を運び込み、途中同行して来た神戸市内在住の「枡田氏」の隣となる。 空腹感を覚え、二人で食堂へ・・・・「カレーライス」を注文。 １３時過ぎに一旦、小屋の外へ出て、周辺を歩き小屋前の池が何故「ひょうたん池」と呼ばれるかも判った。 ひょうたんの幅の狭い部分に「木製橋」があり、「双六小屋」方面へのルートになっている。 ２階就寝スペースに戻ると、７６歳とは到底思えない登山者（東京都内在住）は写真撮影の為に「鏡平小屋」へ来たと言う。 相当の写真経験年数らしく、北アルプスの撮影スポットには特に詳しい。 夕食までの約２時間、自己紹介しながら、国内・外国撮影旅行の話に聞き入った。 山では即座に自己解放感の為か、相互の距離感がなくなるから不思議である。 |
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| 槍ヶ岳が雲間に見える | 鏡池側の木道の登山者 鏡池は東部の槍ヶ岳・穂高連峰稜線を映す事で有名だが今日は如何に？ | |||
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| 鏡平小屋看板 小屋前の休憩用デッキ | 小屋周辺の高山植物 | 笠ヶ岳への解説図 | 小池新道解説図 | |
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| ひょうたん池：鏡平小屋前 | 鏡平小屋２階から一瞬見えた「槍ヶ岳」 | 小屋前の休憩デッキ | ||
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| 鏡平小屋全貌 | ひょうたん池越しの鏡平小屋 | 槍ヶ岳等が映る | 穂高連峰のピーク？ | |
| スライドショー：【第３部】 |
| 午後５時半に夕食を終えて、雲の消える事を念じて、カメラ片手に小屋を出て「鏡池畔の休憩デッキ」に移動。 ５時４０分頃から急速に上空の雲が無くなり、東の槍・穂高連峰方面のガスも薄くなりだした。 休憩デッキには約２０名の登山者が同様の期待で待ち構えていた。 鏡池への映り込み撮影のベストポジションに座して間も無く、槍ヶ岳の北側から薄くなり、見え出した。 兎に角、その瞬間毎にシャッターを押す。 何度も全貌を現すまで・・・と待ってそれ以降隠れてしまい撮影チャンスをなくした経験が多いから・・・・。 これは又、デジカメの長所でもある。 １７時４０分から撮影開始で、４５分に薄いガスを透して姿が見え始めた。 １７時５５分には完全にガスが消えて、槍～穂高連峰の略全貌が視界に入った。 その過程を色んなアングル・ズーム条件でシャッターを押し続けた。 それらの画像をレタッチしたのが以下の画像である。 鏡池は無風の為に、夕陽に照らされ始めた槍～穂高連峰の稜線を正確に映り、始めて見る「赤みを帯びる稜線群」に見蕩れてしまった。 |
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| 鏡池畔の休憩デッキからの槍ヶ岳方面の眺望：少しずつ改善する天気に期待して気長に待機して・・・愈々登場！！ | ||||
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| １７時４５分から徐々に全貌を現し始め、西鎌尾根は既に日陰で黒い | 幾分ガスが残る状況だがガス越しの光景 | |||
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| 手前の池周辺の木々越しに見える稜線 | 鏡池面に綺麗に映り込んだ稜線：雲の動きで稜線も輝く位置がある | |||
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| 殆ど完全にガスが消えて夕陽に照らされた槍ヶ岳～大喰岳間の稜線が輝く。 西鎌尾根にも陽光が当たる。 | ||||
| 上記「槍・穂高連峰」写真は１７時４０分から約１８時までの写真で、「第４編」「第５編」「第６編」へと１８時から完全に日没後の１９時までの鏡池での写真が続く。 時間が５分間経過しても稜線の山肌が夕陽の斜光で刻々と変化する様に見蕩れながら、これが最後のチャンス・・・との意識から引切り無しにシャッターを押した。 |
| 『北アルプス縦走・第１日：第４編＜鏡池周辺ー①＞』へリンク |
