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【奥穂高岳周辺ルート図】 【奥穂高岳〜白出沢ルート図】 |
スライドショー | 【第1部】 【第2部】 【第3部】 | 【穂高岳小屋】 |
【本日の登山予定】 穂高岳小屋−>奥穂高岳ー>穂高岳小屋ー>雪渓開始ポイントー雪渓終点−>樹林帯入口−>木橋−>林道入口−>新穂高岳温泉−>深山荘・露天風呂ー>道の駅「奥飛騨温泉郷・上宝」(車中泊) |
スライドショー【第1部】 |
奥穂高岳山頂に到着後、約30分を経過して、改めて再び周囲の景色を再確認した。 360度の展望は此処より素晴らしい場所を知らない。 此処から確認(同定)出来た百名山を数えてみよう。 ○北側:奥穂高岳・槍ヶ岳・薬師岳・立山(雄山)・剣岳・鷲羽岳・黒部五郎岳・水晶岳 ○東側:常念岳・浅間山・富士山・霧ヶ峰 ○西側:笠ヶ岳・白山 ○南側:焼岳・乗鞍岳・御嶽 印象的な「前穂高岳」と「ジャンダルム」は夫々、険しい山頂と其れに続く変化に富んだ稜線が両側に延びる。 何れも一度は通過して見たい山である。 2年前に登山した「西穂高岳」と「奥穂高岳」の間に位置し非常に難しいルートが「ジャンダルム」である。 何時かは必ず、縦走で通過してみたい。 「前穂高岳」は奥穂高岳経由で通過出来る様だ。 |
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西穂高岳(左)・間ノ岳・コブの頭 | 乗鞍岳望遠 | 西穂高岳(左)・間ノ岳斜面 | 背景:乗鞍岳・御嶽 | 奥穂高岳ー>前穂高岳 |
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奥穂ー>前穂稜線:南稜ノ頭付近のトラバース | 奥穂ー>前穂への稜線<吊尾根> | 南稜ノ頭付近:奥穂高岳 |
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御嶽・乗鞍岳・焼岳 | 焼岳・西穂高岳・間ノ岳 | 南稜ノ頭より:西穂高岳〜稜線〜ジャンダルム〜稜線〜奥穂高岳 |
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南稜ノ頭より撮影:奥穂高岳山頂の展望 | 槍ヶ岳〜中岳稜線 | 南稜の頭:上高地を俯瞰 | 西穂高岳・赤石岳 |
スライドショー【第2部】 |
西穂高岳ー>奥穂高岳の縦走路は「ジュンダルム」に総称される縦走路は一般的ルートからかけ離れた熟練と体力が求められる。 何時かの為に「前穂高岳:南稜ノ頭」付近から「ジャダルム」を中心とする複雑なルート全体・各稜線毎に分割拡大写真を撮影したが、下記の西穂高岳〜奥穂高岳までである。 「前穂高岳」へのルートも眼前の「南稜ノ頭」付近のトラバースは注意を要する様だ。 山頂に着いてから約50分後の7時40分・・・・この眼に十分に風景を刻み込んで山頂を離れ、ザックを残して来た「穂高岳小屋」への下山ルートに付いた。 時間的にもかなりの登山者は奥穂高岳山頂から吊尾根経由で「前穂高岳」側を通過して「重太郎新道」を経て、今年の冬の大雪で崩壊した「岳ヒュッテ」を通過して、河童橋へ下山に掛かっていた。 なだらかなルートを北に取り、正面の「大パノラマ」である北アルプス縦走路を南側から展望しながら、穂高岳小屋が見え始める地点に差し掛かる。 それでも同様に穂高岳小屋へ下る登山者や今から山頂に登る登山者との交差に結構時間を取られて待機をした。 8時20分、ザックデポ地点に帰着。 此処から、少し緊張する「白出沢出合」ルートで新穂高温泉へ下山する。 昨日のチェックイン時に尋ねて「通過OK」を貰った事で一定の安心感がある。 サブザックを収めて、「ストック2本・アイゼン」を取り出し、急傾斜の下り路の為に「登山靴の紐」をきつく締め直した。 小屋裏の石段を降りると直ぐに「大きい石が積み重なるゴロゴロ道」が始まる。 9時過ぎに穂高岳小屋を目指して登ってきた30歳台の壮年と出会う。 雪渓は相当に長いとの情報を確認した。 9時30分頃、「雪渓」入口に到着。 アイゼンを取り出し、登山口に装着。 雪渓終了間際=開始点近くの雪渓で地図を出して確認しながら休憩する女性?が居た。 サァー、これからが今日で一番緊張する急傾斜の雪渓のくだりを開始する。 |
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西穂高岳 | コブの頭・ジャンダルム | ロバの耳付近 | 奥穂高岳−>稜線へ | 奥穂高岳山頂(左) |
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奥穂高岳ー>前穂高岳(右) | 吊尾根:南稜の頭付近 | 穂高岳山頂標識 | 穂高岳小屋 | 白出沢への下山路から見上げた小屋 |
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小屋直下のガレ場:雪渓(左)・笠ヶ岳 | 小屋直下のガレ場 | 槍ヶ平からガレ場を登る登山者 | 雪渓で休憩 |
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雪渓で休憩中 | ルート但し書き | 笠ヶ岳稜線と白山 | 小屋ー>白出沢の谷 | V字形の谷の木々 |
スライドショー【第3部】 |
気を入れて、9時45分に雪渓に入る。 視覚的に見える以上に勾配はきつく、「白馬大雪渓」の経験よりも、ズット緊張した。 「アイゼン+ストック2本」を操作しても、直線的には下れず、「ジグザグ」下降を心がける。 雪渓には結構深く「凹凸」が一面に付いているので、足がかりを得易い。 後からは「二人の若者」が降りて来るが、驚く無かれ「アイゼン・ストック」もないようだ。 登山靴でグリセードしながら実にバランスが良い。 途中で雪渓上で餌を啄ばみながら動き回る「イワヒバリ」を見つけて、35mm換算:320mmのズームで撮影しながら、小休止とした。 この谷間の両側は険しい岩壁が迫り、所々には新緑が一面に覆う。 青い空との境界面に見える広葉樹(?)の緑色が際立って美しい。 左手には数百メートル上部から覆い被さる様に「険しい岩山」が迫る所もある。 10時10分、雪渓終了地点に達した。 この周辺には多くの落石跡が見られ、時折、音を立てて直径:50cmもある岩が雪渓を転がり降りる。 其処を避けながら、手早く「アイゼン」を外し、左岸に近い部分を歩くが、雪渓が解け氷結した部分も在り、重なる石は不安定且つルートも不明瞭・・・・樹林帯にあるルートらしい方向に進む。 |
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V字形の谷の木々 | 約1キロ長の急斜面雪渓を降りる登山者:スリップしたら止らない!! | 雪渓上のイワヒバリ |
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雪渓上のイワヒバリ:雪渓上の餌を啄ばむ | 小屋ー>白出沢への谷:急斜面の雪渓が1キロ以上も続く 殆ど「荷継小屋跡」付近まで雪渓が残る。 異常に残雪が多い |
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アイゼン無の危険な降下 | V字谷両岸の奇岩に生える広葉樹 | 小屋ー>白出沢出合まで続く急斜面のV字谷 |
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V字谷左岸上部の奇岩:セバ谷上部で、略ジャンダルム付近の奇岩 | 徐々に緑が増える | 谷間のマルバタケブキ |
『第6日・第5編:奥穂高岳』へリンク |