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【奥穂高岳周辺ルート図】 【奥穂高岳〜白出沢ルート図】 |
スライドショー | 【第1部】 【第2部】 【第3部】 | 【穂高岳小屋】 |
【本日の登山予定】 穂高岳小屋−>奥穂高岳ー>穂高岳小屋ー>雪渓開始ポイントー雪渓終点−>樹林帯入口−>木橋−>林道入口−>新穂高岳温泉−>深山荘・露天風呂ー>道の駅「奥飛騨温泉郷・上宝」(車中泊) |
スライドショー【第1部】 |
最後は先行した二人の若者と合流。 10時35分に「荷継小屋跡」と地図にある地点の日陰で3人休憩。 手持ちのスナックを相互に交換して今回の登山情報の交換をした。 此処で10分間休憩後、若者と同時に歩き出すが、矢張り、彼らの下山速度は速すぎると考えて、スローダウンして樹林帯の急斜面の「ジグザグ」道を下る。 間も無く、左手に沢があり、沢一杯が残雪で覆われた部分も多かった。 右岸の滑りやすい急斜面を下る・・・「危険!!この付近落石多し。 速やかに通行して下さい」・・の看板が岩に固定され再度緊張する。 沢の残雪の厚さは半端じゃない。 徐々に雪の厚さも減少・・・・先行する二人は既に100m以上離れた。 沢の中で水を補給する中高年男性と会う。 11時近い現在、急傾斜の樹林帯を抜け、不安定な岩石地域を過ぎ、長い急勾配の長い雪渓・・・その後は勾配が更に増す岩石地帯を登り「穂高岳小屋」までこの炎天下に続くのかしら・・・と他人ながら心配する姿・格好だった。 沢沿いの草叢には多くの高山植物の花を見出し、撮影する余裕も出てきた。 「クガイソウ」「エゾシモツケ」「オニシマツケ」「ハリブキ?」「??」等・・・・ |
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若者二人は早い!! | 疲労感漂う中高年? | 谷間の残雪:真冬は何処まで埋まるのだろう? | 雪渓の水!冷たそう! |
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足早に通過!! | 雪渓の巨大な破片がゴロゴロする沢の中を少量の水が流れる | クガイソウ? ヤマルリトラノオ? |
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エゾシモツケ | エゾシモツケ | オニシモツケ | ハリブキ?の花 | 名前不詳! |
スライドショー【第2部】 |
樹林帯を過ぎると、沢沿いのルートは右岸に作られ、急斜面をトラバースする形で、所々で、ルートが崩壊して危険箇所も幾つかある。 沢の底から50m以上も高い所もあり、滑ったら、沢まで止らないだろう・・・天狗沢が合流する地点から上流を見上げると沢全体に厚い雪で埋め尽くされ、所々に割れ目が出来、クラックが入り、拡大して、塊が分離・融解する変化の過程が伺える。 雪の厚いところは2mはあろうか? 上流の水量は少なく雪の融解が少しずつ進行する様である。 | ||||
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名前不詳! | 天狗沢?を埋める残雪の塊:10m四方もある大きい塊もある |
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沢一杯だった雪も崩壊開始 | 雪の塊の厚さは1mを越える | ||||
高い岩の高巻き地点 |
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沢一杯の雪渓 残雪の後退後はハリブキ | 緑の樹林帯と岩山 | 雪の融解は徐々に進行 | ミヤマダイコンソウ |
スライドショー【第3部】 |
11時半頃、天狗沢が合流し、白出沢となる地点から近くに、右岸から左岸へ渡る木製の橋<大きい一枚の板橋>あがる。 先行した2人の若者(埼玉在住)が早く到着して沢の流れで洗面し、昼食準備に掛かる時だった。 そこで合流して昼食とする。 定例の「パン+蜂蜜+味噌汁+コーヒー」+果物とザックの中身を全部出して、キュウリ2本発見。 1本を彼らに渡す。 雪解け水へ入れて冷却する。 彼らは「インスタントラーメン」らしい。 昼食後、12時35分彼らは先に新穂高温泉へ向かった。 5分後に出発。 木製橋を渡ると、間も無く「樹林帯のルート」となり、両側にはゴゼンタチバナが群生する地点を通過。 強い陽光を遮る樹林帯に感謝・・・。 間も無く、純白のナデシコの花・・・と錯覚する「センジュガンピ」が咲き乱れ、黄色い蝶が乱舞する地点に来た時、一人の昆虫採取用ネットを持つ壮年がいた。 ドンナ昆虫を探しているのか?・・・と尋ねると・・・一瞬の困った表情・・を隠して、「XXX蝶」を探していると話してくれ、採取したその蝶を見せて呉れた。 此処でそんな蝶の採取が出来るのか否かは疑問?? 一般に言われるマニアによる不法採取かもしれない・・・・ |
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白出沢を横切る重太郎橋 | ニツコウキスゲ・ミヤマダイコンソウ | 重太郎橋袂で休憩後出発 | 笠ヶ岳低部稜線 |
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「笠ヶ岳?(2898m)」・「緑ノ笠?(2654m)」 | 重なり合う雪の塊 | 重太郎橋付近樹林帯:ゴゼンタチバナ群生 |
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樹林帯のルート側に群れるゴゼンタチバナ | 日陰に咲く純白の花:センジュガンピ(ナデシコの花に似る) |
『第6日・第6編:奥穂高岳』へリンク |