北岳登山:第1/9編
戸台登山基地までのドライブ

年月日 平成17年6月24日 (金) 快晴
メンバー 殿川紘史 <単独行>
ドライブルート 宇都宮(9:15)−>#新4−>#50−>#17−>#18−><碓井バイパス>ー>佐久市ー>#141−>#299<メルヘン街道>(14:40)八千穂高原(15:15)ー>麦草峠ー>奥蓼科高原ー>茅野市ー>#152:高遠町ー>長谷村ー>(18:00)戸台:仙流荘<車中泊>
所要時間 8時間45分 <AM9:15-PM6:00>

         南アルプスの山々のパノラマ

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 関連地図情報 : メルヘン街道 八千穂高原】 【麦草峠 長谷村:戸台登山基地

【宇都宮〜北岳登山基地:戸台までのドライブ】
登山仲間から「6月25日ー26日の北岳登山」への計画を聞いて同行をお願いした。 週間天気予報も梅雨期と言うのに略1週間近く雨は降らない。 折角、遠路出掛けるので「北岳登山(3192m)」ー>「間の岳(3189m)」を登山し、更に天気と体調双方が良ければ、北沢峠に戻って「甲斐駒ヶ岳(2967m)」と「仙丈岳(3033m)」も欲張る登山計画まで考慮して必要な準備を車に積み込んで、宇都宮を前日の6月24日(金)の9時過ぎに出発。 約10年間使用したカーナビが不調に成り、数日前に最新の「DVDハードディスク」タイプに交換して最初のロングドライブでこのカーナビの初卸にも成った。 惜しいような好天が続き、カーナビセットした目的地の「戸台:仙流荘」に向け、『高速道路回避の推奨ルート』を選択。 従来と同様に「妙義山」側を通過して「軽井沢バイパス」ー>佐久市に入り、南北に長い八ヶ岳に近づき中間を越える「メルヘン街道:国道32899号」を案内する。 曲がりくねる道路は高度をドンドン上げて、「八千穂高原」・「麦草峠」・「奥蓼科高原」を通過。 下りに入り「茅野市」を経由して、桜で有名な「高遠町」に山間部を経由して通過して、目的地の「長谷村:戸台・仙流荘」の駐車場入る。 その間、9時間弱のドライブで楽しんだ写真を掲載する。

【スライドショー:『八千穂高原:レンゲツツジ』 『麦草峠・奥蓼科高原』 『ルピナス咲く庭』 『長谷村・戸台』】

八ヶ岳中信高原を東西に曲がりくねって貫く国道#299号は『メルヘン街道』と命名されている。 其の東側にある「八千穂高原」入口看板横で昼食の為に小休止:草叢に「ベニイバナイチヤクソウ」と「ドウダンツツジ」が在った。
「メルヘン街道」の両側には白樺の木々が茂り、薄日が差し込むその下草の中にも「ベニバナイチヤクソウ」と背丈の低い「レンゲツツジ」が見られた。 
「八千穂高原」を過ぎて高度を上げる途中で、白樺林が唐松に入れ替わる頃に両側に「レンゲツツジ」の柿色が目立ち始めた。 1900m〜2000mに掛けての高度域である。 
高度が2000mを越えて平坦な道路に変わると右手に広い有料駐車場があり、左手に「白駒池入口」の標織が在った。<299号>の最高度点、『麦草峠』・高度:2127mの道路標織が見え、左手に『麦草ヒュッテ』の看板の横に『北八ヶ岳自然休養林周辺案内図』と記されたか概念図が在った。 その入口で一旦停車して周辺を伺ったが更に奥に入る誘惑感は出ない。
「メルヘン街道」の最高点:麦草峠はこの国道の略中間点でもある。 此処から国道が下りに入った頃に『蓼科中央高原』の看板がある。 其処から更に下ると「レンゲツツジ」が唐松林の空間地域に散見された。 
レンゲツツジの間に「ヒオウギアヤメ」も在った。 「ルピナスの花」が道路脇に植え込まれた所で停車。 『Coffeeガーデン』と記されたレストランらしい。 平日の為か休業中らしい。 余りに綺麗なルピナスの花を暫く撮影した。
流石に手入れが行き届き、ルピナスの花部分の長さは50cmも越える。 白・青・ピンク・黄色・真紅とバラエティに富む配列であり、花壇が一段と美しく見得る。 約10分程度見物しながら撮影。
この一帯は「奥蓼科高原別荘地」らしい。 道路から各企業名や個人の立派な別荘建築やゲイトが連続する。 連続する曲がりくねる急坂を下り除序に勾配が緩くなり、「茅野市内」へと繋がる。 道路端の売店で「果物用トマト」の看板に誘われて真っ赤に熟れた「トマト」を購入。 国道#299号から#152号に変わり、「高遠町」と通過する。
「高遠町市街」を抜けると「美和湖」と書かれたダム湖が見える。 『南アルプス 長谷村へようこそ』の看板前で停車。 目的地の北沢峠方面バス発着所:『戸台:仙流荘』は後、7-8キロの地点だった。 道路脇のガードレールの外に、初めて見る背丈の高い「山野草」を発見。 「ルピナス」の様な長い花房を持ち、黄色の小さい花が途中から開いている。
<追加:後日図鑑から名前判明>:「ビロードモウズイカ」:地中海沿岸原産の帰化植物で河原や荒地に生える2年草。 
反対側の斜面の上に「白い長い刷毛状の花」を付けた木々目に付き、近づいて全体と花の近接とを撮影。 「ズダジイ」か「クリの花」のようだ。 刷毛状の白い花は15−20cmにもなる。 
ダム湖「美和湖」を過ぎると赤い橋の手前の左手に『戸台口』の看板のバス停留所兼、回転スペースがあった。 此処から川の右岸に沿って未舗装道路を進みと約2キロで、小奇麗な『仙流荘』とバス停留所及び大きい駐車場が見えた。 午後6時に目的地に到着。 宇都宮の自宅を出てから約8時間45分経過。 南アルプス林道の山側の奥に夕陽に照らされた険しい岩山が見えた。 翌日判った非常に危険な『鋸岳』だった。 午後8時直前に、長野市内から来た「大渕氏」が到着。 彼が夕食後、小生のキャンピングカーで就寝することになった。 夜中中、一定間隔で号砲が鳴り響き熟睡を妨げられた。 

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