西穂高岳登山：第４/５編
＜西穂山頂〜ピラミッドピーク〜独標〜
西穂山荘〜新穂高温泉〜民宿＞
登山年月日 ： 平成１７年８月９日　快晴
登山メンバー ： 織田氏・石井氏・中島氏・佐沢氏・坂上氏・殿川
主要登山ルート ： 西穂山荘（6:35）−＞（6:50）丸山（7:00）ー＞（8:15）独標（8:25）−＞（9:00）ピラミッドピーク−＞（9:55）西穂山頂（10:35）ー＞（11:25）ピラミッドピークー＞（12:00）独標（12:15）−＞（13:15）西穂山荘（13:55）−＞（15:00）新穂高ロープウエイ駅（15:10）−＞（16:10）駐車場（16:20）−＞（16:40）民宿＜泊＞
所要時間 ： 登山時間：９時間３５分＜AM6:35-PM4:40＞
総歩行数：１５，５００歩

　　　　　　　　西穂高岳山頂直下部の登坂
　　　　　　　　　＜西穂高岳山頂近辺にて＞
写真をクリックすれば拡大できます 　【西穂高岳登山ルート】

【西穂高岳情報】

ウエブで「西穂高岳」で検索すると沢山の情報があります。　その中から幾つかのウエブサイトを紹介します。
下記をクリックすれば、アクセス出来ます。

　【西穂山荘】：西穂高岳へ最適の山荘で年中無休の営業。　周辺情報・登山情報・他沢山の情報満載。
　【西穂高岳ガイド】：西穂高岳への登山ルート（新穂高温泉〜・上高地〜）の詳細地図等を記載され便利。
　【北アルプスの山々】：西穂高岳ＨＰの中の「西穂高岳の自然」の一部

スライドショー 　【第１部】　【第２部】

雲が掛かる遠方の山々 西穂高岳直前の最後の急峻な岩場を登坂する３人（石井・坂上・織田氏） 西穂高岳山頂
９時過ぎにピラミッドピークを出発して約１時間弱で「西穂高岳」山頂に到着。　頂上直下は急峻な岩の登りで、両手両足を突いた四つん這い状態での登坂箇所が在った。　２９０９ｍの山頂標識の前で登山者に頼んで「記念写真」を撮る。
山頂の記念写真 谷間を覗く 西穂高岳山頂標識 山頂のイワヒバリ
生憎ピラミッドピークを過ぎる頃から雲が湧き始め「奥穂高岳・前穂高岳」等はガスで見えなかったのは至極残念。　山頂でスナックを食べていると近くに「イワヒバリ」が飛来した。　手早く数枚を撮影。　此処から奥穂高岳へは素人は入山禁止の危険な岩場の稜線が続く。　「赤岩岳〜間ノ岳〜間天のコル〜天狗の頭〜天狗のコル〜コブの頭〜ジャンダルム〜ロバの耳〜馬の背」を越えてヤット「奥穂高岳」のピークに達する。　この間の所要時間は一般登山者コースでない為か地図への記載がない。　５０歳代の男性と４０歳代の女性がこの危険なルートを通過して「西穂高岳」山頂に到着した。　午前１０時１５分頃だったが、奥穂高岳から４時間程度で通過したと言う。　この女性は初めての挑戦だった。　何時かは通過してみたいルートである。
山頂のイワヒバリ 西穂高岳ー＞赤岩岳への険しいルート 下山開始 イワギキョウ
山頂から赤岩岳へのルートが少しガスの間から見える。　２-３人が狭い岩の稜線を歩く様子が見えた。　１０時３５分に山頂から下山開始。　慎重に急峻な岩場を降りると岩の割れ目に一列に綺麗に並んだ「イワギキョウ」が咲いているが、土の場所も在るのに選んで厳しい条件の場所に咲くのは何故だろう？？？
裂け目に生えたイワギキョウ 岳沢ヒュッテと重太郎新道　　　　　　　　　山頂直下付近の岩場の下降に掛かった石井氏
真東方向の谷間に赤い屋根が見える。　「岳沢ヒュッテ」らしい。　その山小屋に通じる細い道は「重太郎新道」だろうか？　この山小屋を垂直に目を移すと「天狗のコル」に通じることが地図から判った。　一定の大きさ毎に割れ目が出来た岩場（写真：右上３枚と左下１枚）を通過する石井氏の通過の様子を記録した。　それに続いて坂上氏・織田氏も現れた。
織田氏・坂上氏 突然現れた「雷鳥親子」の親鳥
足元を付近の岩・草むらを見ると「雷鳥親子」２羽が居た。　慌てて雷鳥を狙って撮影。　５−１０ｍの距離で長いレンズが欲しいがザックから出して交換する余裕もなく、標準ズームレンズ最長の８５ｍｍで慎重にピントを合わせて撮影。
岩上から子雷鳥を見張る雷鳥の親鳥 親（右上）・子（左下）
親雷鳥 親（右）・子（左） 親雷鳥 親子揃って岩の下方向に移動開始
人間に余気配りしない様に見えるが、親鳥はチャンと子供の位置と動きを見ながら見通せる岩の上等に居る。　最後は子供の居るハイマツの近くへ移動した。
親（右）子（左下）雷鳥 ガスが下がり始める 慎重に下る石井氏 連なる険しい稜線 奇妙な岩
雷鳥を見送り下山を再開。　ここから見降ろす先には先端が尖った「大小のピーク」が連なる。　登る時は見えなかったがナイフエッジの如き鋭い稜線はやはり緊張を誘う。　右手の岩の先端に人工の造形様のものがある。　
奇妙な岩のクローズアップ　　　　　　　　　　　　　ドンドンガスが覆い始めた笠ヶ岳稜線方面 脆い岩：ルート左側
遂に「笠ヶ岳」方面の稜線にも雲が湧いて山頂が隠れ始めた。　どうやら天候は明日に掛けて悪くなるらしいが、今日中は雨にならないで欲しいものだ。　上高地方面には薄日がまだ残っている。　

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