写真をクリックすれば拡大できます | 【雷鳥沢〜剣岳:周辺登山地図】 【立山連峰:周辺地図】 |
【8/03】 雷鳥沢ー><雷鳥坂>ー>剣御前小屋ー>くろゆりのコルー>一服剣ー>剣山荘(山小屋泊) 天気予報も確実な晴天の継続でなく、又立山全体及び剣岳方面の様子が判らないので、前日の夜、『立山登山:第2日目』は地域全体の偵察的なトレッキング日に当てる事にした。 朝食後、サブザックに一日登山行動が可能な必需品を詰めて、雷鳥沢ー>「剣御前小屋」に向かう。 其処から「立山縦走路」や「剣岳登山」ルート等が一望出来るからだ。 「雷鳥沢」は意外に急坂で、写真撮影しながらの歩行だったが、略標準時間:1時間50分掛かった。 雷鳥沢キャンプ場から沢を渡り、雷鳥坂に掛かると間もなく左右は小石の多い地域であるが、高山植物の「チングルマ」「ハクサンイチゲ」「コバイケイソウ」「ミヤマキンバイ」等が咲き誇るお花畑だった。 その中に「ヨツバシオガマ」「ミヤマアキノキリンソウ」の花が混じる。 雷鳥沢からの室堂平や雷鳥沢、更に周辺を取り巻く、「立山連峰」が左に、「大日岳・奥大日岳」が右に迫る大きい盆地状をなす。 太陽光線が当たり始めると、雷鳥沢内部の凹凸や、ハイマツ、残雪、紺屋地獄の荒廃した荒地が点在し、変化に富んだ景観である。 高度を増した剣御前小屋近くまで登ると、上記景観が「箱庭」同様に見える。 間もなく峠の「剣御前小屋」に到着する。 |
スライドショー | 【第1部】 【第2部】 【第3部】 |
剣・立山登山事故図 | 雷鳥沢キャンプ場ー>雷鳥坂への雷鳥沢の残雪 | キャンプ場と称名川 | ||
雷鳥沢キャンプ場から端を越え沢沿いを暫く歩くと「奥大日岳」と「剣御前小屋」方面への分岐点が来る。 既に「大日岳」方面へ向かう登山者数人が斜面を登る様子が見える。 |
テントサイトと管理棟 | 雷鳥キャンプ場から雷鳥坂への取り付き口:(左から)コバイケイソ・ウチングルマの毛・クルマユリ | |||
キャンプサイトー>称名川上流に当たる雷鳥坂と雷鳥平の間を流れる沢を渡ると直ぐに左右が小石の多い地域であるが、高山植物の「チングルマ」「ハクサンイチゲ」「コバイケイソウ」「ミヤマキンバイ」等が咲き誇るお花畑だった。 その中に「ヨツバシオガマ」「ミヤマアキノキリンソウ」の花が混じる。 |
キャンプサイトと二棟の山荘・浄土山(背景の山) | 雷鳥坂の高山植物:チングルマ・ハクサンイチゲ |
雷鳥沢の「チングルマ」群生 | ミヤマキンバイ | 「雷鳥沢ヒュッテ」「ロッジ立山」を望む | |||
雷鳥坂の高度を増すに従い、朝日が雲の切れ間から漏れて、雷鳥平がスポットライトを浴びた様に明るく輝き始めた。 「ハイマツの緑色」「残雪の白色」「露地の茶色」が、綺麗なモザイク模様に見えた。 意外に残雪の多さに驚く。 登山道には陽は当たらぬが、気温が上がり、汗が出始め、長袖シャツを脱いでも寒さは感じない。 |
雷鳥坂から雷鳥沢の展望: スポット的に朝日を浴び始めた地獄谷・奥大日岳(右) | ヨツバシオガマ |
ミヤマダイモンジソウ | パッチワーク模様:ハイ松の緑・残雪・地獄谷の灰色・露地の茶色 | 二つの山荘 | ||
太陽光線が斑無く当たり始めると、左側前面には「立山連峰」が左から「真砂岳」「富士ノ折立」「大汝岳」「雄山」が続き、「一ノ越」の峠を挟んで、右手正面には「龍王岳」「浄土山」が続く。 室堂平には「交通のターミナル駅」の建物を中心に、左には「立山室堂山荘」、キャンプ場近くには「雷鳥荘」「雷鳥沢ヒュッテ」「ロッジ立山」等の山荘が点在して観光客には至便な一大観光高原をなしている様子がわかる。 |
富士ノ折立のピーク | 龍王岳(左)浄土山(右) | 雷鳥沢の残雪 | 浄土山 | 奥大日岳 |
キャンプ場と雪渓 | 雷鳥沢と雷鳥平 | イワハゼ | キャンプ場と「紺屋地獄」 | |
雷鳥坂〜剣御前小屋の中間点を越える頃から上から下山する登山者と雷鳥沢から登る登山者が工交錯し始めた。 水平上に見えていた「雷鳥沢や室堂平」が立体的に見え始め、「箱庭」を眺める様だ。 |
雷鳥沢と浄土山方面 | 「紺屋地獄」:地獄谷 | 富士ノ折立のピーク | オンタデ |
雷鳥坂の下山者 | 室堂平の望遠 | 地獄谷と奥大日岳 | 室堂平の望遠 | 立山連峰 |
登山路に徐々に日が当たり始め、登山路右手(立山連峰側)の背の高い高山植物の「オンタデ」「コバイケイソウ」に斜光線が当たり、純白の花が更に輝いて見える。 間もなく峠の「剣御前小屋」に到着する。 |
『立山登山・第2日目:第2/5編<雷鳥坂〜剣御前小屋〜くろゆりのコル>』へリンク |