立山登山・第2日:第4/5編

<雷鳥沢〜雷鳥坂〜剣御前小屋
〜くろゆりのコル
〜一服剣〜剣山荘>


登山年月日 平成17年08月03日  快晴
登山メンバー 殿川紘史  <単独行>
主要登山ルート 雷鳥沢(6:05)−>(7:55)剣御前小屋(8:30)−>(10:50)くろゆりのコルー>(11:50)一服剣(12:20)−>(12:50)剣山荘(宿泊)
所要時間 総時間:6時間45分
<AM6:05-AM12:50>

        剣岳東北稜線:長次郎の頭
           <剣山荘付近稜線>

写真をクリックすれば拡大できます  【雷鳥沢〜剣岳:周辺登山地図】 【雷鳥沢〜剣山荘:周辺地図】

雷鳥沢(6:05)−>(7:55)剣御前小屋(8:30)−>(10:50)くろゆりのコルー>(11:50)一服剣(12:20)−>(12:50)剣山荘(宿泊)

剣御前小屋ー>剣山荘へのルートを過ぎて、「くろゆりのコル」へ歩きにくいルートを進む。 右前方には雲に覆われる剣岳が見え隠れする。 ルート両側には高山植物が意外に沢山見ることが出来る。 剣御前小屋を出てから、2時間もかけてヤット『くろゆりのコル』に着いた。 10時50分になる。 此処は「剣御前の頂」を経由して下りたルートとの交差点でもある。 左手の谷間は深く、「剣岳:早月尾根」と「西大谷山」に挟まれた「東大谷」の残雪が遥か下方に見えるが、湧き上がるガスに見え隠れする。 

コルの岩影に初めてみる『トウヤクリンドウ』が約7−8株あり、全部に大きい花が付いていた。 夢中で写真撮影を続けた。 やや黄色を帯びた白い花びらの裏に黒いゴマ状の斑点がある。 兎に角、定年後の登山再開から7年目で初めての対面に興奮!! 歩き難い「コル」までの稜線歩きしたご褒美だろう。 

今日はこの下の剣山荘に宿泊して、明日早朝から待望の「剣岳」登山するが、時間は十分在るので、「剣岳」へのルートの最初のピークである「一服剣」まで登り、「剣岳の険しい岩登」の状況を偵察する事にする。 

スライドショー  【第1部】 【第2部】 【第3部】

雲に覆われた剣岳 ガスが漂う剣岳西稜線 一服剣への稜線 剣岳東北稜線 イワギキョウ
クルマユリ蕾 コイワカガミ コイワカガミの種子 キンロバイ チングルマ
ガスに隠れた剣岳山頂 剣岳東北稜線 チングルマ 剣岳に益々迫るガス 剣岳北東稜線と剣山荘
チングルマとコイワカガミ チングルマ くろゆりのコルと煙るガス 剣岳北東稜線と剣山荘
タカネイブキトウフウ コバイケイソウ群落 剣沢と剣沢小屋 タテヤマリンドウ イワツメグサ
イワツメグサ ウサギギク タテヤマリンドウ オヤマリンドウ ミヤマトウキ
「くろゆりのコル」に到着して、其処から見下ろす「東大谷」の深さが湧き上がるガスで余計に神秘的な谷に見えた。 そのガスは剣岳の西稜線の険しい岩峰を伝って上昇する。 
「剣岳:早月尾根」と「大日岳」の間の谷間の一つの「東大谷」方面:押し寄せるガスと深い谷。 
『くろゆりのコル』西斜面の岩の間に咲いていた「トウヤクリンドウ」  これが初めてみた「トウヤクリンドウの花」だった。
『くろゆりのコル』から眺める「剣岳」山頂、西稜線、北東稜線、剣山荘等
剣沢小屋と北峰稜線 北側から押し寄せるガスに見え隠れする「剣岳山頂」「前剣」「西側稜線」の険しい岩壁
剣御前頂方面<くろゆりのコルから>  『イワギキョウ』は至る所の岩場や、ガレ場等の条件のきびしい所に咲く。
初めて見る『トウヤクリンドウ』は何処から眺めても見飽きない。 岩場とハイマツの境界に咲く

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