写真をクリックすれば拡大できます | 【立山周辺登山地図】 |
剣御前小舎の上の小ピークー>別山方面に進むと、2−3人のカメラマンが剣沢方面に三脚を立て撮影に熱中していた。 成る程、別山乗越とは違う景色で、「剣岳」「剣御前」「剣沢」を見下ろす様になる。 今まで見えなかった「立山縦走路」が右手に見え、「別山ー>真砂岳ー>富士ノ折立ー>大汝岳ー>雄山ー<浄土山ー>室堂」までの全行程が一目で見渡せる凄い!! 雄山と浄土山の間には山が無く、其処から白い雲が湧き上がる様は雄大だ。 その縦走路に進みたい衝動を抑え、縦走路の分岐点を過ぎて、「別山」方面へのルートを進む。 8時40分に頑丈で高く積まれた石垣で守られた「別山の祠」のある『別山(2874m)』に着く。 剣沢側の斜面に咲く高山植物を撮影して、直ぐに北に伸びる「北峰」に向かう。 約15分で、平坦な稜線が切れ落ちる「北峰」に着く。 「ケルン」が標識だろう。 此処からの展望に圧倒され、30分間も景色に見蕩れた。 此処からの「剣岳」の眺めは最高だろう。 また、背後の北アルプスの峰々を眺めながら、300mm望遠レンズ(480mm:35mm換算)で「山毎」に区切って撮影して、後での山名同定がし易い写真を撮った。 剣岳の全貌と共に、背後から雲が掛かる様子が想定できる景色があった。 「剣岳の雪渓」が山頂から谷間に掛けて殆ど全貌が見え、「武蔵谷」「平蔵谷」「長次郎谷」の連続する長い大雪渓が眺望可能だった。 何時かその雪渓から「剣岳」登山したい気分になった・・・年齢を忘れて・・・。 |
スライドショー | 【第1部】 【第2部】 【第3部】 |
真砂岳・富士ノ折立・大汝岳・雄山へのルート | 内蔵助山荘・稜線 | 剣沢と別山北稜線 | 剣岳北尾根 |
真砂乗越の稜線路 | ヨツバシオガマ | 剣岳・剣沢展望 | 別山前の小ピーク | 剣御前小舎方面 |
立山本峰:富士ノ折立・大汝岳・雄山・浄土山 | 北アルプス連山 | 別山斜面の雪渓越しの剣岳・剣沢展望 |
別山斜面の雪渓と剣御前・剣岳 | 剣御前・峰全貌 | 雄山〜浄土山〜室堂 | 立山縦走路全貌 |
真砂岳ー>雄山ー>浄土山への縦走路 | 剣岳の雄姿 | 剣岳主要雪渓 | 剣沢キャンプ場 |
室堂平と国見岳 | 真砂乗越東側雪渓と稜線(背後:北アルプス) | 剣岳望遠 | 立山主峰:三山 |
縦走路 | 北峰と鹿島槍ヶ岳 | 別山北峰方向 | 別山山頂の祠と石垣 | 剣岳:別山山頂より |
立山連山の主峰3山 | 剣岳望遠 | ミヤマアキノキリンソウ | ??? | タカネヤハズハハコ | 真砂岳〜立山主峰 |
北峰からの立山主峰群 別山北峰 | 別山北峰の展望:剣岳(左)・北アルプス連山(中・右) | |||
『別山北峰』に到達してそこからの展望の見事さに驚く。 剣岳の姿は此処からが最も優れている様に思う。 剣岳背後から更に南に連なる「北アルプス連山」は昨日の剣山頂からよりも近くに見えた。 今後の山名同定に便利な様に山塊毎に区分して、300mm望遠レンズで撮影したのが、下の写真である。 「白馬連山(旭岳・白馬岳・杓子岳・白馬鑓ヶ岳)」の南には「唐松岳・白岳」「五龍岳」「鹿島槍ヶ岳」更には「爺ガ岳」〜幾つもの同定不能の山々が続いた。 |
白馬連山 | 唐松岳〜五龍岳 | 鹿島槍ヶ岳 | 旭岳・白馬岳 | 白馬鑓ヶ岳・杓子岳 |
唐松岳・白岳 | 五龍岳 | 鹿島槍ヶ岳 | 爺ガ岳・針ノ木岳? | 雄山山頂:雄山神社 |
『北峰』から眺める「剣岳」は別山乗越からの姿よりもキリリと見える。 3つの大きい谷(武蔵谷・平蔵谷・長次郎谷)の長い雪渓が殆ど山頂付近から剣沢の谷間まで続く様子が良く見えた。 余りの展望の素晴らしさに、約30分間も滞留して眺望を満喫した。 9時半前に北峰を出発して、再度「別山」に戻る。 |
剣岳:平蔵谷雪渓と長次郎谷雪渓 | 剣岳の全貌 |
『立山全山縦走:第3編<別山〜真砂岳〜富士ノ折立〜大汝岳>』へリンク |