写真をクリックすれば拡大できます | 【立山周辺登山地図】 |
北峰から再度別山の山頂に戻り、9時半頃立山主峰〜浄土山〜室堂〜雷鳥沢への縦走路に入った。 此処から遥か先の立山主峰3山への縦走路は略直線状に、稜線に沿って伸びている。 立山主峰は3000mを越える高度の為に雲が湧き上がり時々、見え隠れする。 左手の真砂尾根の北東側は巨大なカールに雪渓が残り、右手の雷鳥沢への斜面は幾つかの支稜線が延びてハイマツ等で緑がかなりある。 ゆっくり景色を堪能しながらの歩行で、真砂乗越を通過後、10時40分頃、真砂岳(2861m)に到着。 雷鳥沢から登る「大走りルート」と合流する。 山頂からは「内蔵助小屋」への分岐がある。 そのまま直進して「富士ノ折立」へと向かう。 鞍部を越えると急坂となり、ルートは小石が主体のガレ道となる。 先の尖った岩塊を左手に見て回り込むと、「富士ノ折立」に着くが、山頂は険しい岩を登らねばならない。 此処で小休止して軽食・給水する。 東側は急激に谷に落ち込み、遥か谷底にはコバルトブルーの水を貯めた「黒部湖」とダムが見える。 ダムからケーブルカーで「黒部平」に登り、「大観望」へ行くロープウエイの設備と、その付近から登る登山道も細く見えた。 「富士ノ折立」−>僅か10分程度で「大汝岳(3015m)」へ着く。 この大汝岳は「立山主峰:雄山(3003m)」より高く、立山最高峰である。 その最高点は「大汝休憩所」裏の小さい岩の上で、ヤット一人が登れる狭い岩だった。 此処からも「御前沢・さる又カール」の大雪渓越しに「黒部湖」が見下ろせた。 |
スライドショー | 【第1部】 【第2部】 【第3部】 |
9時半頃に再び北峰から別山へ向かう。 左手方向にはこれから縦走する山々(真砂岳〜富士ノ折立〜大汝岳〜雄山等)を繋ぐ縦走路が尾根上に筋上に見える。 3000mを超える立山主峰3山稜線には雲が湧き上がり見え隠れする。 |
縦走路展望:真砂岳〜立山主峰3山 | 剣沢と剣山荘 | 龍王岳と浄土山方面 | 別山乗越の剣御前小舎 |
ミヤマリンドウ | 別山付近の硯ヶ池 | 「剣御前」の全貌 | 別山山頂の祠と石垣 | 室堂・雷鳥沢方面 |
9時35分に別山山頂に戻り、立山全山縦走の主要路を歩き出す。 緩やかな歩きやすい稜線上のルート辿り、「真砂乗越」の左右は狭く、東側は大雪渓が急激に落ち込む。 西側は雷鳥沢へ大きく削られる様に続く。 緩やかな頂の「真砂岳(2861m)」に向かう。 |
別山から縦走路を望む | 「真砂乗越」の岩場 |
室堂平・雷鳥沢 | 雷鳥沢・大日岳方面 | 真砂尾根北側の谷=真砂沢の雪渓 室堂平・雷鳥沢・大日岳方面 |
「大走り」ルート稜線 | 真砂乗越周辺稜線の「イワツメグサ」 | 真砂乗越付近から別山方面を振り返る |
真砂乗越稜線から別山方面を振り返る | 高山植物 | 雷鳥沢方面西方の展望 | 室堂平と天狗山方面 |
雷鳥沢を望む | 富士ノ折立山頂方面 | 真砂岳山頂部 | 内蔵助山荘方面 | 室堂平と天狗山方面 |
室堂とみくりが池 | 真砂岳山頂部:「イワギキョウとイワツメグサ」 富士ノ折立山頂望遠(中)・山崎カール方面(右) |
富士ノ折立山頂を望む | 内蔵助カール:左写真と写真右側雪渓 | 室堂とみくりが池 | 富士ノ折立 | |
『富士ノ折立』山頂東斜面殻は黒部湖方面の展望が出来、エメラルドグリーンの黒部湖及び黒部ダムが湧き上がるガスの隙間から覗く事が出来た。 この「富士ノ折立」からこれ程近く「黒部ダム」が見えるとは予想外だった。 軽食・水を補給しながら、小休止・写真撮影。 「富士ノ折立」山頂がある岩山には登らなかった。 |
『富士ノ折立』山頂東斜面・黒部湖方面の展望:エメラルドグリーンの黒部湖及び黒部ダム |
時々ガスが湧き上がる | 富士ノ折立を振り返る | 大汝岳山頂(左)と大汝休憩所 | 大汝岳山頂へ | |
大汝岳は富士ノ折立から約10分間で到着。 立山の最高峰(3015m)である山頂は「大汝休憩所」裏手の小さい岩の上だった。 此処からも「黒部湖」が大雪渓越しに見ることが出来た。 |
大汝岳山頂から大日岳(ガスの中)方面 | 大汝岳頂上岩 | 「御前沢」と「さる又カール」の雪渓 |
『立山全山縦走:第4編<大汝岳〜雄山〜一ノ越〜浄土山>』へリンク |