写真をクリックすれば拡大できます | 【立山周辺登山地図】 【室堂平詳細】 |
午後2時頃、「龍王岳」分岐を過ぎて直ぐ、緑色の富山大学立山研究所を左に分けて、右に進む。 左側は先程登って来た「一ノ越」山荘や、雄山への稜線が見える。 離れるとガレ場だった急坂はなだらかな普通の坂道に見える。 大汝岳山頂らしき所が見えるが、略平坦地が続く。 右手にはチングルマ、ハクサンイチゲ、ミヤマキンポウゲ、イワギキョウ等が疎らに咲くお花畑である。 諸所に大きい石が露出して歩きにくい。 2時10分、大汝岳山頂到着。 給水・軽食を摂る。 頑丈な石垣に囲まれた奥に、『軍人霊碑』と書いた碑がある。 上屋はどうも崩壊したらしい。 木材が周辺に散乱している。 10分休憩後、西方へのルートを辿ると、急な下山路に続いていた。 大きい石がゴロゴロして非常に歩きにくい急坂に差し掛かる。 気分を引き締めて下る。 前面には目指す「室堂山・展望台」と「室堂山」がある。 14時45分、約10m幅の雪渓を渡ると「室堂・浄土山」分岐に届く。 左折して石畳の整備された道を進み、「テーブル」のある室堂山展望台に着く。 『立山カール』や『北アルプス山群』の展望が良いらしいが、今日は前方から湧き上がるガスに煙って谷底=カールや「薬師岳」方面も視界が良くない。 「北アルプス」の雄に等しい「薬師岳」山群が僅かに霞んで見える。 看板によると絶好の展望ポイントらしい。 15時に展望台を離れ、室堂への直線的に伸びる下山路に沿う。 石畳や石階段が丁寧に設置された幅約2mの登山路で上下交差に問題は無い。 今から浄土山方面に登る登山者グループと交差した。 ザックのサイズから「一ノ越山荘」泊りらしい。 この下山路からは「室堂方面」「立山主峰」稜線、「奥大日岳」方面の景色が素晴らしい。 斜めに差す陽光の為に、多少ぼやけて見える。 約10時間の縦走で、足の疲れが石畳の下山路で出やすい。 「室堂センター」建物が大きく見え出したし、「みくりが池」「立山室堂山荘」の手前にチングルマの群生したお花畑が見えて中々の絶景だ。 一ノ越方面から下山したと思われる登山者の列が、室堂センター方面に列をなす。 「立山室堂山荘」側に、立山で最も古い山荘が復元されていた。 この山荘を過ぎて15時50分頃「みどりが池」「みくりが池」に差し掛かる。 振返ると「浄土山」の三角形が美しい。 |
スライドショー | 【第1部】 【第2部】 【第3部】 |
薬師岳方面の望遠 | 龍王岳分岐〜大汝岳のルートから真砂岳・雄山・一ノ越方面の展望 | 大汝岳山頂はもう直ぐ! |
大汝山頂の登山者達 | 立山主峰稜線展望 | 『軍人霊碑』?と背景の石垣:説明板なし | 一ノ越・立山稜線 |
龍王岳山頂が見える | 大汝岳下山路から:室堂山(右奥)と展望台(左) | 北薬師岳方面望遠 | 分岐標識 |
雪渓を越えると「室堂・室堂山展望台分岐」 | 大汝岳周辺地図 | 室堂山展望台 | 北アルプスの展望図 |
北薬師岳方面望遠 | 立山カール | ミヤマキンポウゲ | 別山・剣岳望遠 | 室堂平からの登山者 |
室堂センターと大日岳 | 室堂:みくりが池 | 室堂センター建物 | 北アルプス展望図 | 立山主峰稜線 |
別山〜立山主峰稜線 | 別山〜真砂岳方面 | 室堂平〜大日岳方面 | 室堂センター建物 | チングルマ群生地 |
大汝岳〜室堂間のお花畑:奥建物は立山室堂山荘 雄山山頂望遠 | 立山室堂山荘 | 立山:雄山山頂 |
室堂のお花畑 | 一ノ越への道 | 立山カルデラ解説 | 一ノ越鞍部の山荘 | 玉殿岩屋:阿弥陀如来 |
初代立山室堂山荘復元 | 現在の『立山室堂山荘』と入口 | ウサギギク | タカネヤハズハハコ |
タカネヤハズハハコ | イワオウギ | チングルマ | みどりが池 | みどりが池と別山方面 |
タカネヤハズハハコ | みどりが池と立山主峰 | みくりが池 | ミヤマアキノキリンソウ | 立山室堂山荘と浄土山 |
『立山全山縦走:第6編<室堂〜雷鳥沢>』へリンク |