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【立山連峰縦走ルート図】 | 【立山連峰登山概念図】 |
【大汝山〜雄山方面】 | 【スライドショー】 |
12時25分、立山連峰での最高地点である「大汝山(3015m)」に到着。 風は早い午前中よりも弱くなったが、風下に行かないと寒い・・・・。 山頂にある普通の山小屋は必ず宿泊可能であるが、「大汝山休憩所」は宿泊不能である。 小屋内部は見なかったが、昼食で大勢の登山者が屋外も多忙・・・・。 我々も此処の風下で昼食をした。 |
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大汝山 | 「大汝山休憩所(宿泊不能)」:昼食で大休憩・大勢の登山者で屋外も多忙 | 「大汝山」前後の位置関係 |
「大汝山」山頂は小屋や登山ルートから少し離れた場所にある非常に狭い岩にある。 2年前縦走した時にそのピークに這い上がろうとしたが困難で中止。 12時50分、大汝山を出て、「立山主峰:雄山(3003m)」に向かう。 此処から約20分程度の距離。 狭い稜線の険しいルートで、右側からは室堂平〜大日岳方面まで一望出来る。 雄山の最高点に祠が良く見えた。 |
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ルートから離れた大汝山山頂 | 大汝山ー>雄山山頂への稜線を行く | ルート右側:山崎カールへ急激に落ちる | 程なく立山主峰へ |
室堂平を中心に、箱庭の様に非常に近くに見え、噴火口が池と成った「みくりが池」「みどりが池」等の水面が青色の綺麗な色に見える。 緑色は全部植物帯。 其処へ白い部分は雪渓。 | ||||
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大汝山ー>雄山への稜線からの室堂方面展望 | 歩き易い雄山へのルート | 目標は雄山 | 室堂平〜大日岳三山 |
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三つの火口湖 | 「大汝山」ー>「雄山」へのアップダウンルート | 室堂方面展望:山崎カールと上部に残る雪渓 |
【大汝山〜雄山山頂】 | 【スライドショー】 |
13時頃、雄山へのルートは殆ど土がない岩場だけであるが、溶岩状の岩の間に根を下ろして「ホソバツメクサ」や「ミヤマダイコンソウ」が力強く生育していて、その逞しさに敬服・・・・・。 | |||||
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後一息で立山主峰:雄山と雄山神社祠へ | 手前溶岩と室堂方面・大日岳・「ミクリガ池」・「ミドリガ池」 |
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地獄谷・火口湖群 | 溶岩上の高山植物 | 厳しい岩間に生育する「ホソバツメクサ」 | 「ミヤマダイコンソウ」 |
立山連峰西側斜面は有名な「山崎カール」へ急激に落ち込んでおり、その急斜面の小石やガレ場に「ミヤマダイコンソウ」が結構大きな株となって散在していて、唯一の有機物的な存在であった。 13時10分、雄山神社の鳥居と祠の側に到着・・・・。 |
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「ミヤマダイコンソウ」 | ガレ場に咲く「ミヤマダイコンソウ」 | 「雄山神社峰本社」と鳥居 | 神社本社への関所 |
拝観料:¥500を見て、全員「止めよう!!」で拝観せずに社務所の大きい建物の先の「方位盤」へ向かった。 立山主峰:雄山の東側は巨大な雪渓が見え、これが「御前沢」、その沢は「サル又のカール」と呼ばれている。 その雪渓を撮影したのが、右下の3枚で、此処から見ると「扇形」に見える。 険しい岩の狭いエッジが沢の下部へ続き、岩の雪渓は徐々に溶解する様子が推測された。 |
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こんな方向標識も・・・・ | 方位盤との比較同定 | 「御前沢」の大雪渓・「サル又のカール」 |
【雄山山頂〜一ノ越方面】 | 【スライドショー】 |
これが社務所の建物で、その窓口には「拝観料」等が掲示されている。 2人の中高年女性が休憩所と書いた建物内部へ入ったが、我々のグループは全員、「一の越」を直下に見下ろせ、室堂平も見える方位盤を取り囲んでいる。 この方位盤の近くに、立山の一等三角点を示す国土地理院と書いた、金属板が石に嵌め込まれていた。 | ||||
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頂上参拝集金所 | 立山頂上雄山神社由緒 | 立山頂上社務所 | 立山頂上神社祠 | 一等三角点:頂上よりも低い場所に設置 |
皆熱心に、雄山頂上方位盤を囲み山並同定談義中だった。 此処からは薬師岳方面の南方向を向いているが、午前中の真砂岳方面から見えた時よりも地理的には近いが、南方向はガスや霞で視界距離は落ちていた。 龍王岳の右下に広がる広大な『立山カルデラ』が展開する一部が見えた。 |
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雄山頂上方位盤を囲み山並同定談義中 | 龍王岳(左)と浄土山 | 水晶岳・薬師岳方向 | 立山カルデラ(右下) |
左下写真には「龍王岳・五色が原・薬師岳(右奥)と水晶岳(左手)」が写り込んでいるが、霞んで不明瞭である。 「一の越」の山荘が眼下に見え、其処から狭い稜線に沿って「浄土山」や「五色が原」、遥か彼方に「薬師岳」へと続く。 浄土山と龍王岳の斜面には結構広い雪渓が残り、殆ど山頂から裾野まで幅広く斜面を下る。 |
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龍王岳・五色が原・薬師岳(右奥)と水晶岳(左手) | 「一の越」ー>「浄土山」ルート | 「一の越」と「一の越山荘」 |
立山主峰の「雄山」には10分も滞在せず、無意識に下山する合意が出来て、13時20分前に強風が時々吹きぬけている急斜面のガレ場が続く、「一の越」まで一気に下る稜線に入る。 この稜線が「立山縦走」では最も危険度が高いと思う。 殆どのけが人はこの斜面の下山中に負う様だ。 2年前に下った直後に足を骨折した男性が「ヘリコプター」で搬出されるシーンを目の前で見た事を思い出す。 今日はそれに強風は時折吹くので、足を取られ易くより注意を要する。 |
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「浄土山」ルート | 非常に険しい「雄山」ー>「一の越」への下山ルート:強風で煽られて危険箇所があった。 |
『立山連峰縦走:第8編』へリンク |