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【立山連峰縦走ルート図】 | 【立山連峰登山概念図】 |
【立山主峰・雄山山頂〜一ノ越山荘】 | 【スライドショー】 |
○○氏はストックを持参していなかった為に、自分のストックを貸与した。 幾分共に下山時のスリップの危険度を下げえると考えた。 俯瞰する景色は素晴らしいが、時々吹く突風は足元をより不安定にした。 約40分間、ストック無しでの「滑り易いガレ場」の急降下ルートは注意を要する。 それも肝に銘じて最後尾から下り、全員へ注意を喚起した。 |
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強風で危険箇所 | ストック無しでは滑り易いガレ場の急降下ルートが連続:約40分間 | 室堂平方面の展望良好 |
我々の前を下る「若い女性」を含む4名のグループの足は遅いが、意識的に距離を置いて後をゆっくりと下っていた時に、女性の『悲鳴』ガ響いた。 突風が吹き抜ける時にとうとう動けなくなっていたが、少し動いた瞬間、数メートル先でスリップして石へ「足やわき腹」を強打したらしい。 同行の男性に救助の必要性を尋ねたが、不必要・・との返事・・・。 不詳の程度は判らぬが、足は動くらしく、骨折では無いらしかった。 我々のグループも全員気を引き締めて下る。 道中で相当の老人が不相応は装備(=登山装備でない普通の姿)で登って来て呼吸が相当に乱れ、少し心配した。 山頂まで約中間地点だったから・・・・ 先程スリップした女性の如く、下山時の危険を心配・・・。 |
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下降ルートは常時視界満点だが余所見厳禁! | 下山路から神社を見上げる | ルート途中の祠 | 徐々に勾配緩くなる |
正面には室堂平〜大日岳への広範囲な景色が見えるが、見事さに見蕩れると、直ぐにスリップし易い。 徐々に大腿筋力が衰えて来るのが判る。 普段は急降下ではストック使用で随分脚力への負担を軽減できるが、今日はストック無しでよい経験が出来た。 | ||||
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室堂と大日岳を見ながら下山 | 浄土山頂上は平坦 | 勾配は幾分緩くなるが、強風下では小石交じりでスリップし易い。 |
健脚を誇る「上野氏」も連続する急降下で足の筋肉が疲労して、時々スリップする事があつた。 左下2枚目がその瞬間!!。 もう5分程度の距離が残る。 14時ジャストに「一の越」へ下山。 直ぐに公衆トイレへ・・・・非常に清潔なトイレ(水洗式)の贅沢なもの。 全員無事で下山出来た。 |
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あと少し・・でも足が疲れてご覧のスリップダウン | 眼下の「一の越山荘」 | 最後の数分間:要注意 | 水洗式トイレ(有料) |
【一ノ越周辺〜室堂山荘付近】 | 【スライドショー】 |
休憩体制に入ると風の影響で寒気を感じる為に、「一の越山荘」裏手の石垣で風を避けて装備を整え、小休止した。 全員無事の下山で「万歳」して喜ぶ。 山頂から45分間を要した。 強風に備えて、普段よりも慎重に下ったからだろう。 安堵して、水とスナックを口に入れ、10分後の14時10分に出発して「室堂センター」へ向かった。 |
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気持よい清潔トイレ | 左:「五色が原・浄土山」。 右:「雄山」 | 雄山山頂と下山路 | 山荘裏石垣は風除け |
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無事の下山と好天に感謝 | 満足した縦走後の団欒 | 室堂平方向 | 「小学生の大グループ」:室堂から登山中 |
大勢の登山者の列・・・多分中学生だろう・・・・揃いのユニフォームと数人の引率の先生とすれ違いながら、下山路は全面、石畳や石階段で疲れた足には負担が多い。 下り勾配を利用して、慣れるに従い、歩行速度は上がる。 浄土山斜面の大雪渓は下山ルートを覆い、約50m程度は雪渓上の歩行で、石畳に比べて、足への負担は少ない。 |
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室堂へのルート上には予想外に多い雪渓 | 「浄土山」斜面から続く大雪渓上をトラバースして「室堂山荘」前へ |
14時35分頃、日本で最も古いとされる山小屋である「室堂山荘」の見える所を通過。 その古い山荘は現在は保存されており、背後に大きい立派な建物は出来、これが「新室堂山荘」である。 山荘周辺には数多くの高山植物の大群落がある。 「キジムシロ」・「ヨツバシオガマ」・「チングルマ」等である。 山荘や高山植物の茂る草原の背後には「立山:真砂岳」等が屏風の様に周囲を囲む形となったいる。 |
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「キジムシロ」 | 日本最古の山荘(左前)と新装「立山室堂山荘」 | 「山岳警備隊派出所」 | 「真砂岳」と「キジムシロ」 |
【室堂バスセンター周辺】 | 【スライドショー】 |
「一の越山荘」から約25分で室堂センターへ帰着。 この周囲には沢山の高山植物が茂り、立派な石碑<立山>や<中部山岳国立公園>や大きな看板<立山連峰々の解説>等、良く整備さている。 | ||||
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「ヨツバシオガマ」 | 「立山」の定義 | 始発・終着点:室堂ターミナル・立山ホテル | 名水:「立山玉殿の湧水」 |
正面に大勢が集まるポイントがある・・・・「立山玉殿湧水」と書いてあり、立山からの伏流水が自然に湧き出すので、登山者の飲料水として利用され、大勢が登山用の飲料水の補給していた。 改めて本日縦走した正面の稜線を目で追いながら記憶を新たにした。 雄山山頂〜一の越〜浄土山の稜線のカーブは見事であった。 |
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登山者は競って「名水」を味わい、水筒を満たして出発する | 「立山の玄関口:室堂平」の景色に圧倒される |
「ザック」を背中から下ろして、同行した仲間の到着を待つ。 一息ついて屋上部からバス発着・発券所のある内部へ降りる。 これからは今朝分かれた「中島氏」「結城氏」「坂上氏」、それに昨日、大願成就の「立山主峰:雄山山頂」征服した佐沢氏等との待ち合わせが必要・・・・。 | ||||
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好天で雄大な立山連峰(主要三山)が展望可 | 夏でも危険な立山連峰 | ターミナル内部(地下) | 雄大な中部山岳国立公園:立山連峰 |
休日の関係で、観光客は多く、午後3時前に下山する時間帯はドンドン込み始める。 何時のバスに乗車出来るかは待合せ次第・・・・。 案じた如く、全員が揃わず、幹事の「織田氏」は建物内部を探し回る一場面のあった・・・・大笑い!! 無事全員揃って、午後3時頃の臨時バスで美女平へむかった。 殆ど全員、爽快な満足感と長時間の縦走の疲労で居眠りは始めた。 16時美女平到着し、10分後のケーブルカーに間に合い、立山駅へ16時15分到着。 |
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真砂岳〜立山三山 | 「立山黒部アルペンルート」案内図 | 下山路バスで見た「ミヤマウツボグサ」 |
【下山後の行動】 各人の車で荷解きして、16時30分、リーダー:織田氏の車の後に従い、今夜の宿泊ホテル:雄山ホテルへ向かう。 17時頃、宿舎「雄山ホテル」到着。 登山の疲労と汗を風呂で流す・・・・。 3日間、涼しい立山山荘滞在した後の外界に降りて、真夏の猛暑の中に戻り、ホテルの部屋内の気温:29−30度に絶えられぬ暑さを感じた。 夜は別館宴会場で夕食。 午後10時頃、二部屋に分かれて就寝。 翌8月4日朝食後、10時頃、各自の計画に従い、ホテルで解散。 小生は上野氏と翌日から2日間、「千丈ヶ岳」「甲斐駒ヶ岳」登山の為に、小生の車で、北沢峠への登山口の「仙流荘駐車場」へ入り、車中泊した。 |
『甲斐駒ヶ岳:第1編』へリンク |