奥飛騨温泉郷:第1編


<乗鞍高原・道の駅周辺散策>


訪問年月日 平成18年7月28日 (曇)
メンバー 殿川紘史 <単独>
主要コース 【7/27】白馬岳下山(11:00)−>(14:25)猿倉登山口(15:25)ー>(20:30)奥飛騨温泉郷・上宝(車中泊)
【7/28】道の駅「奥飛騨温泉郷・上宝」(14:30)−>(15:00)乗鞍高原周辺(16:00)ー>(16:30)道の駅「奥飛騨温泉郷・上宝」(車中泊)
総合時間 2時間30分

              奥飛騨:銚子滝

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スライドショー  【第1部】 【第2部】

【道の駅「奥飛騨温泉郷・上宝」関連情報】  
北アルプスの麓、平湯・福地・新平湯・栃尾・新穂高の5つの温泉地からなり、雄大な自然を眼前にしながら入る露天風呂はここならではの楽しみです。 その栃尾温泉から約1キロの国道# 号の側にある道の駅が「奥飛騨温泉郷・上宝」です。 


【奥飛騨温泉郷周辺散策の背景】

北アルプス縦走目的で登山の玄関口:新穂高温泉へ来たが、7月28日からの天気が5-6日継続する『北アルプス縦走計画』には不安定である為に、道の駅「奥飛騨温泉郷・上宝」で天候待ちをする事にした。 28日は雲が多いが雨は降らずでも「西穂高岳」方面の稜線は全く見えない状態。 午前中休息し、午後から国道#147号を辿り、車で周辺を巡る事にした。


【乗鞍山麓:五色ヶ原トレッキングコース関連情報】

乗鞍山麓五色ヶ原は、中部山岳国立公園の南端にある約3,000haの広大な森林地帯で山地帯から亜高山帯に分布する植生は、ブナ・ミズナラ・サワグルミなどの広葉樹林やシラビソ・オオシラビソ・コメツガなどの針葉樹林、可憐な花を咲かせる希少な山野草の植生が確認されています。また、多くの渓流と滝、池、湿原のほか、様々な野生動物や野鳥・昆虫が生息し、四季折々の表情を見ることができます。

 【五色ヶ原:仙人道】  【未踏に秘境】  【五色ヶ原】 

乗鞍山麓:五色ヶ原トレッキングコース
7月29日も天気がハッキリしない天気予報で、北アルプス登山には踏み切れないが、天候待ち期間を有効に使う為に、『乗鞍山麓:五色ヶ原』に関心を持ち、登山口に下見に出掛けて、有料ガイドツアー『かもしかコース』があり、明日のツアー申込も可能と判り、予約してしまった。  有料:¥8,800 (6名以上) 早朝出発:8時間
ツアー受付場所 ツアー説明看板 コース案内概念図 かもしかコース概要表と入口


【奥飛騨大鍾乳洞】  
飛騨大鍾乳洞は昭和40年に発見され、昭和43年より観光鍾乳洞として公開しています。 日本の観光鍾乳洞のなかで、最も標高が高いところにある鍾乳洞です。 (800M〜)しかし、この鍾乳洞もかつては海の底だったというのですから驚きです。 この鍾乳洞から、ウミユリ・フリズナ・サンゴなどの化石が発見されていますが、これはかつてこの地が2億5千万年前は海の底だったことを示しています。 自然が長い年月をかけてすくりだした、神秘の空間をどうぞお楽しみ下さい。   <上記ウエブサイトより転載>

奥飛騨大鍾乳洞
松本市から神岡町へ通じる安房トンネルを通過して、国道#158号号を直進して直ぐに来る「トンネル」を通過して暫く道なりに進むとガソリンスタンドの側に道路標識があり、『奥飛騨大鍾乳洞』に通じる道路は判り易い。 天候待ちの時間を有効に使う為に、近くの観光地として「奥飛騨大鍾乳洞」を訪れた。 残念ながら、7月の岐阜・長野地方を襲った豪雨の為に道路が崩壊して「奥飛騨大鍾乳洞」へ近づけないとの標識が出ていて其処から引き返した。 詳しくは上記ウエブサイトを参照。 
「奥飛騨大鍾乳洞」への林道入口


【銚子滝】
この滝は 奥飛騨の山行きの際の途中にあるので目立たない所にある。 高山市からの国道158号を乗鞍方面に進むと旗鉾を過ぎたころ左側に案内板が現れます。林道を進むと約1kmで銚子滝です。途中に大駐車場がありますが、さらに上に進むと5台ほど駐車できるスペ−スがあります。
歩き始めるとすぐに橋がありますが、木立の向こうに滝の白い姿が大きく見え、ホタルフクロ、ヒメウツギを楽しみながら登ると銚子滝が目の前に大きく現れました。

銚子滝 スライドショー【第1部】
「奥飛騨大鍾乳洞」へ近づけなかったので、「道の駅」への帰路(国道#158号)に着いたが、途中で、国道左手に『銚子滝』の標識を見て,駄目を覚悟して林道を約1キロ進むと『銚子滝』の駐車場と標識に沿って進み、最奥の小さい駐車場に駐車して、『銚子滝』に巡り合った。 25mの落差の水量豊かな滝に驚く。 水飛沫が飛び交いカメラの濡れを防ぎながら、写真撮影して記録である。 
古びた滝標識 滝つぼから約10−15mの位置から撮影したが、水飛沫が凄く、レンズを覆って瞬間に撮影。
周囲の木々が紅葉する秋が待たれる 薄暗く感じた滝つぼ 岩のツツジの花 岩を裂いて落ちる滝上部
ヤマアジサイ 滝下流の渓流


道の駅:燕の巣 スライドショー【第2部】
道の駅「奥飛騨温泉郷・上宝」の建物軒下に「燕の巣」が在った。 周囲には多くの昆虫・小虫が飛び回る為に親燕が引切り無しに餌を運んで、3羽の雛へ給餌する様子を発見。 殆ど巣の真下に近づき、撮影した記録。 給餌動作を撮影しようとしたが、親は警戒して雛に餌を渡さずに飛び去った。 申し訳ないと思い撮影中止した。 北アルプス縦走後の1週間経過後にこの巣には雛は居なかった。 この撮影時にも巣の縁で飛翔訓練と見られる羽ばたきをして居たので、無事に巣立ったものと思われる。 
餌を咥えた親燕の帰巣を待つ3羽の雛達 親燕が近づき給餌直前に人間を恐れて飛び去る
親鳥が餌を探す間に、3羽の一羽が巣の縁に立ち、羽をバタバタ動かす仕草を繰返した。 巣立ちが真近いと感じた。
糞は上手に巣の外へ落ちる位置に立ち落とす 3羽の中でも両側の2羽の成長が早く、中央の雛は小さく動きも少ない

白馬岳登山後に、北アルプス縦走の計画実行の為に、登山玄関口である新穂高温泉に来た。 休憩と天候待ちの為に道の駅「奥飛騨温泉郷・上宝」に滞在した。 7月27日の夜4時まで掛けて、「火打山」「妙高山」「白馬岳」登山記録写真をカメラから「ノートパソコン」へ移して、全部の画像をレビューして就寝した関係で、起床は午前9時だったが、眠気は消えない。

 衣類の洗濯・荷物の整理等で午前中を過ごし、午後一番で約20キロ離れた「神岡町」へ新聞購入の為に出掛けて、序に食料品を買い出した。 午後2時過ぎから周辺情報を道の駅で調べ、「乗鞍高原周辺」の「奥飛騨大鍾乳洞」と「銚子滝」を訪れた。 最も面白そうな所は『乗鞍高原・五色ヶ原トレッキング』<有料>だった。 

『奥飛騨温泉郷:第2編<荒神の湯・新穂高温泉周辺>』へリンク