景清洞内散策

訪問年月日 平成15年4月24日(木)  雨ー>曇
メンバー 殿川 紘史 <単独>
主要ルート 【4/24】道の駅「みとう」(9:10)−>(10:00)秋吉台科学博物館(11:00)−>(11:30)大正洞駐車場<大正洞内><エコミュージアム>(14:00)ー>(14:50)景清洞駐車場<洞内散策>(15:30)ー>(16:30)道の駅「長門峡」(車中泊)
所要時間 7時間20分 <AM9:10-PM4:30>

           景清洞内概念構造図
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【天然記念物:景清洞情報】
 壇ノ浦の戦いに敗れた平家の主将平景清が潜伏していたという いい伝えのある鍾乳洞。 延々と続く低い天井の美観は素晴らしく、珊瑚やウミユリ,海草などの 化石が無数に覆うさまも見事で学術の宝庫ともいわれています
 秋吉の鍾乳洞といえば「秋芳洞」が有名ですが、その北がわにも、「大正洞」や「景清洞」があります。
 「景清洞」は、秋芳洞のように地中にしみこんだ雨水が洞窟をひろげていったのとは違い、地下水が洞窟を広げていってできたものです。ですから、まるで人工のトンネルのように平坦に奥の方までつながっています。半分くらいいくと、さらに天井が低くなった半だ円形のような洞窟が奥に続いています。
 総延長1745mの景清洞の洞内は、遊歩道と照明の整備された観光洞部分が800m。その先400mは、 真っ暗な探検コースで、地底湖を経てさらに奥まで洞窟は続いています。「洞内案内図」のの所に立入禁止≠フ立て札があますが、ここから先が探険コースで、入口で、長靴,ライト付きヘルメットを借りて中へ入ります。通路自体が川みたいなもので、奥へ進むと長靴の中までビショビショになりますが、結構チャレンジする方がいらっしゃいます。
 『景清洞』は延長約1.3kmのトンネル上の石灰洞です。 其の中を流れる小川(三角田川)が長い年月掛かかって猪出台(シシデダイ)をくりぬいて出来たものです。 猪出台は東西700m、南北1,100m、標高260mのカルスト台地で台上には無数のカルストの起伏が連なり大変綺麗です。 秋吉台の飛地として「特別天然記念物」の一部になっている。 <美東町教育委員会>

スライドショー:『第1部』 『第2部』
「秋芳洞」と違い、この「影清洞」は内部を流れる川によってくり貫かれたカルスト洞である為に人口のトンネルの様に平坦に奥の方まで繋がり、天井が低くなった「半楕円形」の洞窟になっている。
鍾乳石・石旬などは殆ど無く、ただ大きな洞窟が奥まで続く。 ここでも雨の為か殆ど見学者は居なかった。
天井部は広く・高いが変化に乏しい。 こんなに大きな洞窟があることすら知らなかった。
処々で急に天井が低くなる変化がある程度で単純な洞窟である。  「あけびの実」
「さんご天井」??
左右に池が出来て浅いが水が溜まる箇所も多かった。 
『カスリ天井』の名前の様に、略平坦なトンネルの表面には規則正しい碁盤の目のような「カスリ模様」が克明に在った。
如何してこのような規則正しい碁盤の目が出来たのだろうか?
カスリ模様の天井 この先は「探検トンネル」で中学生が戻って来た
ヘッドランプ+長靴 此処の洞窟表面には「緑色の苔」は多かった。
探検コース手前で折り返す帰路で「無数の小さい鍾乳石」が天井から少し伸びていた。

『長門峡』へリンク