礼文島散策(2/5編):第1日目(2) <桃岩歩道コース>
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![]() <桃岩歩道の丘から見下ろす桃岩・元地海岸> |
午前中の「林道コース散策」後、林道終点から直接「桃岩歩道コース」を散策のために元地海岸に通じる坂道の車道から桃岩展望台に向かった。 天候は優れず一面のガスで視界に限界があり展望台から元地海岸、香深港、桃岩歩道ルートも見えない。 展望台直前の坂道の両側に背丈ほどの「ハオオハナウド」「オオサカモチ」の大群落があった。 展望台で天候回復の幸運を祈りながら食事。 少しの風だが寒さを感じヤッケを着た。 食事に20分を費やすも変化は見られずやむを得ず海岸を右下にしながら桃岩歩道ルートに沿って、「元地灯台」に向け出発した。 ルートの大部分は植物保護と歩行の安全のために「丸太の柵」が連続している。 低い雲乃のために写真品質は見たい出来ないのが残念だ。 「トラノオ」「チシマフウロ」「ヨツバシオガマ」「カンゾウ」「オオバハナウド」「ヒオウギアヤメ」等があたり一面に咲き誇っている。 特にルートの海側の「トラノオ」が風に靡いてピンク色の穂先が左右にゆれる。 |
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「セリ科植物」:礼文島には6種類ある:<オオハナウド>・<エゾニュウ>・<オオカサモチ>(左より) |
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礼文島のポピュラーな花:<トラノオ> 風に靡くトラノオを観ると見飽きる事ない |
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ルートの保護杭 | チシマフウロ | バイケイソウの実 | カンゾウ:ニッコウキスゲとの区別は困難 |
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レブンシオガマ | ヒオウギアヤメ | レブンキンパイソウ | 名前不詳 | カンゾウ |
元地灯台に近づくにつれガスが少しずつ薄くなって視界が広がり始め、海岸線も見え隠れする状態になった。 ガスを背景にした透けて見える海岸と手前の植物群が何ともいえぬ美しさだ。 その後の素晴らしい風景撮影条件の期待も込めて・・・・。 |
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若いカップル:何を観ているの・・・・・ | トラノオとガスの切れ間から見える海岸:大好きなシーン |
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大好きな「トラノオ」と「トリアシショウマ?」・「カンゾウ」・「レブンシオガマ」 |
元地灯台に到着5分後に、サッと陽光が射し始めあたり一面の風景画一変した。 何と言う幸運だろう。 真に南には青く聳える「利尻岳」 、西方は海岸が直下に見え陽光に輝く波で眩しい。 歩いて来た真北方向には「元地海岸線」「桃岩に続く元地港」、まるで違って見える輝く花の群れ」・・・。 100m以上も高い桃岩歩道の草原から海岸におちる急勾配の斜面の花が見事だ。 やっぱ陽光の景色は素晴らしい。 辺りかまわず写真撮影に没頭してしまった。 天気の変化せぬうちに元地海岸の近くに移動して変化にとんだ海岸線の写真撮りたく早く桃岩展望台方面に向かう衝動に駆られが、此処から見える風景も去りがたい。 先ずは「利尻岳」=利尻島の眺めをご覧ください。 礼文島南端jの「カランナイ岬」と「知床部落」、それに前景の「エゾニュー」「オオハナウド」「チシマフウロ」「カンゾウ」等の植物の花々。 |
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<元地灯台>と真南の海上の「利尻島」と「残雪が見える利尻岳(1721m)」(礼文島の後登山予定の山頂) |
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白のセリ科植物と利尻岳 | 元地灯台直下の岬と輝く波 | 急傾斜で海岸まで落ちる尾根と荒々しい磯 |
元地海岸に近づくにつれて遅れていた元地湾内及び入り口の山々のガスも徐々に消え始め最も写真撮影者にとっては嬉しい瞬間だ。 |
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ガスが晴れ始めた元地海岸とメノウ浜・地蔵岩付近 |
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桃岩歩道『ルートから見る元地海岸 |
急斜面に生えた沢山の「レブンシオガマ」「トラノオ」「エゾニュウ」「オオハナウド」「カンゾウ」「チシマフウロ」等々の花が海面の濃い青を背景にして自分を引き立ている様だ。 丘の凹凸が斜光で強調され、丸く見えた丘も色々の変化が見える。 |
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オオシシウドとレブンシオガマ | セリ科植物とトラノオ | オオカサモチ |
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「大きいオオハナウド」と「トラノオ」 | ヨツバシオガマ | カンゾウ・ヨツバシオガナ |
元地海岸の南にある「猫岩」「猫台」「桃台」もよく見えこの海岸のアクセントの役を果たし、写真には最高のスポットになる。 ひと際目だつ植物は、細かい白い花の集合体である「セリ科植物」=エゾニュウ・オオカサモチ・オオハナウドだ。 |
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セリ科植物ノ茂る丘から見る元地魚港 | カンッゾウ・オオハナウド・トラノオと猫岩 |
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二輪咲きのカンゾウ | エゾニュウとカンゾウ | オオカサモチ(左)と エゾニュウ(右) |
猫岩 |
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レブンシオガマ | 不明 | エゾノヨロイグサ | ミヤマキンバイ? | トラノオ | ミヤマオダマキ |
桃岩展望台に到着した16時20分頃には、天候が変化の兆し・・・・。 北西方の海上からまたガスが湧き始めた。 休憩用ベンチ側に数羽のカラスが休んでいた。 地下づいても飛立とうとしない。 展望台から観る東方にはフェリー・バス発着タ0ミナルの「香深港」がよく見えた。 「セリ科植物」の大群落の間を縫って、17時15分バスに乗るために急いで急坂を下った。 途中で立派な花園の手入れ中の婦人の許しを貰い、名前の判らない珍しい「礼文島の花々」の写真を撮影したので下に掲載する。 もっと時間にゆとりがあれば、元地灯台横から「知床部落」までの「桃岩展望台コース」を70分で往復したであろう。 前年の早秋に訪れた時も「このコース」は行けなかった。 何時になるか判らぬが、次回こそは「知床部落」まで往復しよう。 バス発車20分前に港に到着し、好物の500mmlの「コカコーラ」を一気に飲み干した。 アルコールが活ける人は「缶ビール」をゴクゴクか・・・・・・。 |
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ミヤマオダマキの仲間? | 不明 | 不明 | ミヤマオダマキ? |
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コウメバチソウ? | 不明 | 不明 | センダイハギ | レブンキンバイソウ |
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ハマナデシコ?? | シコタンソウの仲間? | ミヤマオダマキと同類? | 桃岩展望台から香深港を望む |
定刻の「17時15分」のバスに乗車した観光客は半分以下。 30分後に民宿前で下車。 十分堪能した一日だった。 風呂を浴びて夕食までの時間海岸を見たいたら「恋人同士」が浜の散歩。 日没前のオホーツク海をバックにこっそり撮影させて貰った。 時折雲の薄いところから光が漏れる程度だ。 18時30分に夕食の合図で空腹を抱えて食堂へ・・・。 食卓一杯に並んだ海産物は「この民宿の名物」だ。 普段は食べない「生うに」も此処のは美味い!!。 皆さんも礼文島訪問の時は是非この民宿「ゆうなぎ」をお試しください。 連絡先:01638−7−2127 <礼文島内位置: 島北端部、船泊部落バス停前(定期バス:香深より30分)> |
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浜中海水浴場 | 船泊湾の夕日 | 羨ましい間柄??・・・ | 明日の天気の予想は??・・・ |