北海道写真撮影旅行:第4日目
【第4−3編:知床五湖ー>知床峠周辺】

年月日 平成13年7月2日  曇〜晴
メンバー 殿川 紘史・ 長岡 裕子
主要コース 【7/1】小清水原生花園ー>オシコシンの滝ー>フレペの滝ー>知床自然センター(車中泊)
【7/2】知床自然センター(6:20)−>(6:30)知床五湖ゲイト(8:00)ー>(8:15)知床五湖周遊(9:45)−>駐車場(10:00)−>(10:30)知床峠(11:45)−>(14時)野付半島駐車場ー>(14:30)写真撮影(19:15)−>(19:40)駐車場(車中泊)
撮影場所 知床峠周辺
次の撮影地 野付半島・湿原:ミズワナ・トドワナ
撮影時間 1時間15分<休憩・昼食時間含む>


        知床峠から国後島の展望

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知床峠・知床五湖写真集    知床半島中央部地図

【知床峠関連情報】
「日本最後の秘境」知床半島を走る国道334号線(知床横断道路)の、ウトロ(斜里町)と羅臼の間にある峠。
頂上の展望台に立つと、目の前に羅臼岳、羅臼側には国後島を望むことができます。とりわけ、羅臼岳の雄大な姿は、そのまま切り取って額に飾りたくなるほどの美しさです。
北国の厳しい気候ゆえ、峠の頂上付近はすでに森林限界を超えていて、沿道にはハイマツが生い茂るばかり。「林の中」の峠道を見慣れた目には、この風景は奇妙に映ります。 頂上には、駐車場、トイレ、お土産物の屋台(夏期のみ)があります。

知床峠周辺写真:スライドショー

羅臼岳(1661m)    国後島の望遠   日本領土:国後島・色丹島の看板   知床峠標識 国後島が見えた
羅臼市街を向くと眼前に水平線全部に「国後島」が見え、島の左(北東部)には爺爺岳が聳える
朝のガスは晴れて上空は厭快晴に変わった 国後島の大きさ・高さがはっきりと認識できる
立派な知床横断道路  シナノキンバイ 色鮮やかな花:名前不詳・多分帰化植物の様だ
産毛の茎の長い鮮やかな橙色の花 シナノキンバイ               シナノキンバイ

3回目の知床峠通過で峠にガスのない状態を初めて体験。 峠は738mと高くは無いが樹林帯を超えている関係で辺りには背の高い木々は無く、大勢は熊笹に覆われている。 オホーツク海の風の通り道になるこの峠に居ると弱い風に当たっても寒さが身にしみた。 駐車場・北東に迫るように聳える「羅臼岳(1661m)」が山頂を一部残して殆ど見える幸運にめぐり合えた。 約2週間後にこの羅臼岳登山の為に「岩尾別温泉口」に舞い戻る。その時はこれ以上の良い天気を願う。 知床半島北西側は雲が低く、北東側は殆ど雲がない為、「国後島」が羅臼海岸の沖にクッキリと見える。 峠の青銅鋳物製看板は判りやすく、「知床半島と国後島の位置関係」を示している。 此処から見る国後島は「知床半島」と「根室半島」の懐の中にある。 この地域の住人の悔しさが実感出来る位置関係だ。 11時頃から簡単な昼食でコーヒーを沸かし暖かくなった。 国後島上空は殆ど快晴に近づいた。 11時45分、羅臼港を目指して国道を下り始めた。 間もなく展望の良い地点で駐車して曲がりくねる国道と知床峠の原始林を撮影。 国道側の草叢に濃橙色のタンポポに似た花を発見。 良く見るとこの一帯には群生していた。 外来植物に思えた。 景色の良い知床横断道路の快適な運転で気分良く「知床大橋」を超えて、羅臼町に付き、国道#334−>#335に右折して停車することなく、一路「野付半島」を目指した。 天気も快晴となり、野付の景色に大きい期待をした。

『第4−4編@:野付半島・ナラワナ周辺』へリンク