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日本海オロロンライン概念図 | 日本海オロロンライン情報 |
サロベツ原野の地図 | サロベツ原生花園に咲く花 |
【日本海オロロンライン概要】 北海道:小樽市から稚内市までの日本海沿岸沿いの国道#231号・国道#232号を言うが、特に国道#232号:『初山別村〜天塩町』までは牧場の中のドライブコース成っており、<サロベツ原生花園>の中を貫通した素晴らしい観光ルートである。 詳細は上記「日本海オロロンライン情報」から入り、ウエブで関連情報を得られる。 |
【サロベツ原生花園概要】 サロベツとは、アイヌ語で「湿地帯を流れる川」の意味である。サロベツ原野は約4000年前、砂丘の発達によって海を隔てられ海跡湖となったのち、葦、潅木などが永い間に推積して泥炭層となり、兜沼、ペンケ沼、パンケ沼などを残して形成されたものである。このサロベツ原野は、日本における最北端に広がり東西約8キロ、南北約27キロ、面積2万3000ヘクタールに及び、やや長方形の大湿原地であり、その大部分は、泥炭層からなっている。最北端という地理的条件から、普通では、高山にしか見られない植物で覆われ、一望果てしなく続く平原と大空は、単調の極限で見事に調和し、大陸的異国ムードは、騒音と高層建築の谷間で生活する都会の人々を、魅了するに充分である。最近、サロベツ原野は、大型酪農を目的に、国が総合的な開発を進めつつある一方、東洋高圧株式会社による泥炭地利用の工業化も進められ、昭和44年に化学工場を施設し事業が実施されている。このようにサロベツ原野の一部は利用されつつあるが、また、この湿原には雪解けと共に咲くミズバショウに始まり、6月下旬から7月上旬にかけてエゾカンゾウ、ワタスゲ、ヒオウギアヤメの大群落など、最盛期を迎える自然の花園の、一望見渡す限りの景観は実にすばらしく、他の地方に類例をみない。なお、春から秋にかけて絶え間なく咲きみだれる高山性湿地性植物が多く、訪れる人の目をひいている。 原生花園に咲く主な花や植物は、次のとおりである。エゾカンゾウ、ワタスゲ、ノハナショウブ、エゾイソツツジ、ミズバショウ、ショウジョウバカマ、クロユリ、ツルコケモモ、ヒメシャクナゲ、ヒオウギアヤメ、アサヒラン、トキソウ、コバイケイソウ、、タケギボウシ、ホロムイツツジ、ホロムイ、リンドウ、ヤナギラン、モウセンゴケ、ガンコウラン、マンネンスギ、ギボシ、エゾリンドウ、アキノキリンソウ、ナカバヤシロワレモユ、クサレダマ、サワキキョウ、ハクサンチドリ、ノビネチドリ |
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スライドショー:第8−2編【サロベツ原生花園周辺 |
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オロロンラインの位置 | 特に景色の良い海岸沿線とサロベツ原野所在地 | 段状をなした砂丘跡 |
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利尻富士が目の前 | 右手方向が海岸:ヒオウギアヤメ・エゾカンゾウ更にエゾスカシユリも混在していた |
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湿原植物:トキソウ | ヒオウギアヤメとエゾカンゾウ | 広がる平原と青空 |
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原野にこんな花も:アザミ類 | エゾスカシユリ | エゾカンゾウ | 背が高いエゾニュウ |
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砂丘えき周辺のお花畑:エゾカンゾウ | 手前:サロベツ原野、中間:利尻水道、横に棚引く雲、濃紺の山、白い波 |
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飽くまでも直線の国道#321号:右海岸 | 利尻岳7合目より低く横に伸びた雲・陽光で輝く海水面・濃紺の山 |
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大輪のハマナス | 程よい風で打ち寄せる利尻水道からの波と動物の屍骸を啄ばむ野鳥 |
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2段階砂丘 | 国道・海岸間の湿地帯:オゼコウホネ | 綺麗な砂浜は観光客を引き寄せる |
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稚内方面の海岸線 遠浅の砂浜海岸に寄せる白波 流木と利尻富士(利尻岳) | 若いカップル |
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幌延ビジターセンター方面への分岐点で右折する余裕時間が少なく、そのまま稚内市内方面を目指して海岸線に沿う国道$321号を北上した。 この部分は礼文島トレッキング終了後の帰途に稚内国道#40号を下って幌延ビジターセンター周辺の「サロベツ原野」を見学することにした。 「砂丘のえき」なる看板で途中停車。 其処には湿原植物が茂り、小さい沼が在って「オゼオウホネ」「トキソウ」が見られた。 一方砂丘海岸が側まで迫り、利尻島方面からの風も程よく強い為に砂浜には勢い良く波が砕ける様子も白い波頭がアクセントになって絵になる風景だった。 海岸線の真っ直ぐな道路を約2時間程度走り稚内市内に到着。 明日の第1便礼文島に向かう為パッキングに十分時間を掛け、普段より早めの就寝予定も午後10時を過ぎてしまった。 |
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目的地まで後わずかの稚内 |
『第9−1編:宮ノ台展望台周辺』へリンク |