画像をクリックすると拡大できます | 【トレッキングルート】 |
スライドショー | 【第1部】 【第2部】 【第3部】 |
【庚申山】 庚申山(標高:1892m)は、日光開山した「勝道上人」によって開かれ(767年)、其の名が、命名された。 自来、山岳信教の霊峰と崇めあっれ、江戸時代は庚申請の本山となり、講中に寄進による「庚申山」大石碑(1865年建立)は、当時の隆盛を今に伝える遺跡である。 また、全山は奇岩奇跡に覆われ、百余の名所からなり、樹木は千古の風雪に耐えている。 其の壮観さを表した文献も多く、特に、「南総里見八犬伝」の化猫退治の場として、庚申山は不朽のものとなった。 その昔、日本武尊が庚申山から、関東の風光を俯瞰した(110年)、藤原秀郷が、平将門征討のおり武運を祈った(940年)とも伝えられている。 明治3年(1870年)には龍蔵寺の住職大忍坊全祐と米沢藩主雲井達雄が、山門社務所で明治政府打倒を企てたが、発覚し処刑された歴史的事件もおきている。 一方、深山幽谷をもってその神秘性から「サルの嫁になった親孝行な娘」の伝説や、「江戸幕府の埋蔵金」説もある。 現在は、庚申山を中心に日光国立公園に指定され、山中には「コウシンソウ」(特別天然記念物)が自生する原生豊かな自然で、日本百名山の「皇海山(スカイサン)」表登山口でもある。 <庚申山・登山口の看板から転載> |
【庚申山荘までのルート概要】 銀山平の「国民宿舎:かじか荘」前の駐車場に車を止めてさらに約1時間20分、林道を行くと、登山口の「一の鳥居」に到着。途中「天狗の投げ石」という所がある。天狗が本当に石を投げてできたような不思議なところだ。一の鳥居の近くには「庚申七滝」があり、大小いくつかの滝を眺めることができる。滝は帰りに立ち寄ることとして、登山道に入っていった。傾斜もゆるく比較的楽に歩ける。 「夫婦かえる」「仁王門」などの奇岩を過ぎて間もなく、野生の猿が生息し登山路へ出ている事が多いという。一の鳥居から1時間10分ほどで『庚申山荘』に到着。庚申山荘は手入れもされて綺麗。山荘内部で休憩することも出来るが、協力金:200円を納める必要がある。この山荘は大きく、50名程度は優に宿泊出来るし布団もある。 山荘前には水場、トイレあり綺麗なベンチ・テーブルで休憩する最高のポイントにもなる。 また庚申山の中腹を巡る『お山巡りコース』は道が崩れて警告表示があった。ここまでのコースは子供連れでも十分楽しめるコース。 【紅葉ハンティング】 前日の天気予報で11日の天気が素晴らしいので、多少遅過ぎる時期だあるが、今年の紅葉は遅い事と運動不足解消を兼ねて「庚申山荘」まで歩きながら、『紅葉狩』する事になった。 |
スライドショー【第1部】 |
庚申山の伝説 | 庚申山・皇海山登山口と備前楯山・銀山平入口 | 銀山平温泉〜一の鳥居間の登山道路の紅葉 |
午前9時35分に銀山平・「国民宿舎:かじか荘」先の駐車場に車を置き、1時間20分間(昭文堂の登山地図)の車道歩きが待っている。 快晴と紅葉も結構残っていて、写真撮影開始すると中々前進出来ない位、見事な紅葉が両側に展開 |
一枚づつの解説は不要でしょう・・・快晴の青空背景の紅葉です |
「舟石峠」付近の小さい尾根筋にも紅葉が満載です。 道路脇の「ブナ」や「ミズナラ」も・・・・ |
スライドショー【第2部】 |
黄色のトンネルを通過 | 紅葉にチャンピオンはやはり「楓の仲間」!! |
あそこの紅葉は目立つ!!・・・と思って近づくと殆どは「楓」でした |
中には薄黄色の葉も | 斜面に吹き付けられたコンクリートを破いて生えている「幼木」の紅葉 | 斜面の「ハゼ」の紅葉 |
「楓」でも庭園等に良く見かける楓でなく、葉が大きい「三つに分かれた先端」を持つ楓?も・・・・<名前不詳> |
スライドショー【第3部】 |
登山路側の看板:「抗夫の滝」の悲話は正確には思い出せない・・・此処からも「滝」は確認できなかった。 |
登山路地図でみて右側の山の斜面に綺麗な紅葉が沢山在った。 |
斜面の木々は全部素晴らしい紅葉を誇る競演!! | 2種類の楓?:左が葉の切れ込みが深い |
葉の切れ込みが浅い楓の紅葉 | これから紅葉? | 直径:約50cmの巨大な「スズメ蜂」の巣を発見 |
『庚申山紅葉ハンティング:第2編』へリンク |