庚申山荘紅葉ハンティング
<第3編>

銀山平駐車場〜登山路〜一の鳥居
庚申山荘〜
一の鳥居〜登山路〜駐車場

年月日 平成17年11月10日 快晴
メンバー 殿川紘史・佐藤氏
ルート 宇都宮(8:00)−>(9:20)銀山平駐車場(9:35)−><登山路>−>(11:05)天狗の投石ー>(11:25)一の鳥居ー>(12:35)庚申山山荘(14:05)ー>(15:05)一の鳥居ー><登山路>ー>(16:20)銀山平駐車場(17:15)ー>(19:10)宇都宮
所要時間 総時間:時間分 <AM-PM>

             庚申山荘の佇まい
       <背後の岩山:庚申山の奇岩奇跡>

画像をクリックすると拡大できます  【トレッキングルート】

スライドショー  【第1部】 【第2部】 【第3部】

11時30分に「庚申山霊拝口:一の鳥居」で、車道を離れ緩いが本格的な登山道になるが、紅葉もトンネルの様に黄色や赤色系の綺麗な紅葉樹林帯を進んだ。 巨大な岩の「鏡岩」と親子蛙が重なる様な不思議な形の岩の「夫婦蛙石」を12時過ぎに通過。 『鏡岩』は一人の猟師が遭難した時に大きい猿達に助けだされて時に「お礼に娘」を嫁に遣ると約束してしまい、其の約束を守って、末娘:孝子が猿のもとへ嫁いだ。 後で父子が会うがもう人間社会に戻れない状態であり、泣く泣く別れたとの伝説の岩である。 この「関東ふれあいの道」には「シリヤシオツツジ」が春には満開となる。 大きい二つの岩の門「仁王門」、「勝道上人の碑」を通過すると「旧猿田彦神社跡」がある。 

此処から『お山巡りコース』のルートの基点でもある。 此処を通過すれば、大きい切り妻屋根の「庚申山荘」が左上の見える。 庚申山荘は大きな山荘で布団も装備され素泊まりの山小屋である。 12時35分山荘到着。 休日には管理人が登ってくるが平日は無人小屋である。 この中で休憩すると「¥200」を木箱に収める。 内部でコーヒーを沸かしてゆっくり休憩した。 この辺りは殆ど全部落葉して紅葉は無い。 小屋周辺の木々の幹だけが陽光に照らされる。 
小屋背後には「奇岩奇跡の庚申山」の岩肌が露出し、緑色濃い松が岩間にしがみ付く様に生えており、素晴らしい景観でる。 晩秋の日は短い。 日が傾き気温も下がり始めた午後2時過ぎに山荘を発ち、帰途に着く。 往路をまた下る。「鏡岩」を通過すると「水の面沢」に沿って一の鳥居へ下る。 道中、陽光が僅かに差す沢や紅葉を撮影しながら下山。
予想外に光量は少なく、手持ち撮影の為に、「ISO感度:800」へ変える。 弱い西陽を受けて紅葉の透過光線が美しい。 僅かだが、沢水面へ紅葉の色が反射する。 15時15分頃、一の鳥居手前を右に入り「庚申七滝」へ向かう。


スライドショー【第1部】
12時直前の真上からの陽光で紅葉全体が透過光線で鑑賞出来て凄く輝いて見える 巨岩の「鏡岩」:伝説あり
悲しい伝説 関東ふれあいの道 夫婦蛙岩とその看板 輪郭で見る夫婦蛙岩
勝道上人の碑 「庚申山・山荘・一の鳥居」3叉路の標識
「旧猿田彦神社跡」の標識 『お山巡りのみち』:写真の様な興味深々の奇岩奇跡の連続する多少危険性のあるルートらしい


スライドショー【第2部】
12時35分に庚申山荘到着 落葉した山荘前の看板と「切り妻模様の山荘」全体前面写真
庚申山の奇岩奇跡を容易に想像出来る露出している絶壁と岩間にしがみ付く様に繁茂する松?の濃い緑
庚申山への概念地図と解説文 山荘周囲の木々(白樺等)は全て落葉 岐路の緑の木々
紅葉の遅れた木々の色 既に樹林帯には陽光はなく、山荘付近から流れる「水ノ面沢」は「庚申七滝」へと流れ込む


スライドショー【第3部】
徐々に水量を増して流れ下る「水ノ面沢」の泡 頭上の紅葉を通過した光の反射を写す水面
本流の「庚申川」サイドの陽光が辺りの樹林帯に僅かに入る光で輝く紅葉
この付近の紅葉には最も夕陽が当たり逆光線で透過光線で輝く「楓類」の紅葉
かなり落ちた光量で硬く構えてブレ防止に注意して撮影 沢の水面は既に日陰の青色と泡の白のコントラスト

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