上州武尊山登山:第２編
＜三合平〜田原湿原分岐＞
登山年月日 ： 平成１８年０６月０４日　（日）　晴
登山メンバー ： 山越氏（リーダー）・平居氏・川村氏・殿川
主要登山ルート ： 【6/04】スキー場（5:55）−＞（7:00）ロッジまきばー＞（7:20）三合平ー＞（7:55）田原湿原分岐（9:15）ー＞武尊避難小屋ー＞（10:45）セビオス岳ー＞（11:45）中ノ岳ー＞（12:15）武尊山（13:35）−＞（14:00）中ノ岳ー＞（14:35）セビオス岳ー＞（15:20）避難小屋ー＞（16:00）田代湿原分岐（17:30）−＞（18:55）スキー場駐車場（19:10）−＞（12:20）宇都宮
所要時間 ： 登山：１３時間００分＜AM5:55-PM6:55＞
全体：１６時間２５分＜AM5:55-PM10:20＞

　　　　　ブナ樹林帯：田代湿原分岐付近
　　　　　　　　　＜武尊山：武尊牧場コース＞
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スライドショー 【第１部】　【第２部】　【第３部】

【上州武尊山情報】　【武尊山登山ルート詳細地図】　【武尊牧場〜山頂往復ルート概念図】


スライドショー【第１部】
武尊牧場上部に来ると、車道の左右のゲレンデの勾配も緩くなり、色んな植物が新芽を出している。　その中で一番多く赤い芽を出しているのは「ヤナギラン」で殆ど一面に生え、座り込んで地平線に沿って視線を送ると全面が赤色に見える。　夏〜初秋に掛けて咲くだろう花を考えると見事な景観だろう。　白樺に木々の多い三合平には「東屋」や池も見える。　その東屋側のスペースにはワゴンが止まっているが、此処まで車で入れる様だ。　スキー場入口から約１時間掛かる。
周辺はキャンプ場らしい。　
名前不詳 ヤナギラン 車道の両側には形の良い「白樺木」が多い。　青空を背にして見事
ミヤマスミレ 三合平：キャンプ場には東屋・沼・白樺もある 武尊山への登山ルート概念図
東俣登山口との合流点 三合平の大きい白樺の木々は見事に周囲に融合している 尾瀬高校の車らしい
三合平には避難小屋（中）があり、割りに新しく、２階から出入り可能 ブナ樹林入口付近は「白樺」の木々が多い


スライドショー【第２部】
７時半頃、三合平からブナ樹林帯入口・登山届ポストに到着。　武尊牧場・スキー場駐車場出発から丁度、１時間経過。　簡易木道が暫く続くが、登山道は幅広く、明るく、陽光が適度に差込みブナ特有の樹皮が綺麗な大きなブナがルート内にはみ出す様に点在する。　黄緑色の美しさに全員見蕩れながら、あちこちを指差し、撮影のポイントを教えてくれる。　上空の密なブナで日陰の多い部分には、残雪があり、側には「開花前の３株のミズバショウ」がくぼ地に在った。　
１９９６年の「眠る男」のロケ地：小さな「泉」に差し掛かる。　その小さい水面にも上空のぶなの巨木や青空を写しこむ。　右手のブナの樹幹から残雪豊富な「至仏岳」その右に寄り添う様に「笠ヶ岳」もみえて、武尊山山頂からの展望の素晴らしさを連想させる。　
ブラ森林：「水源の森」での水の循環の解説図 この先にロケ地あり 登山届ポスト 背丈の高い木は発芽は遅い
木道も在る 黄緑濃いブナ樹林帯は美しさ一杯で前進しながら前後・上下をキョロキョロ。　適度に陽光が漏れる
ルートに沿って１００年は超える木々 この黄緑色は特に目立ち青色の空が・・・ ミズバショウ 残雪も現れる
日陰が濃い所には残雪も・・・ロケ地「眠る男」が迫る所：至仏岳も見える 至仏岳望遠 笠ヶ岳望遠


スライドショー【第３部】
「眠る男」ロケに使われたコンクリート造りの小さな「泉」には水が一杯に溜まり、落ち葉も浮いている状態だが、上空のブナの巨木や青空等も写りこむ。　右手のブナの隙間から「至仏岳」の豊富な残雪が見えて景色に変化がある地点だ。
ブナの黄緑色に混じって、大型で葉の形が手の様な「イタヤカエデ」の赤味の強い緑色は周囲とは明らかに違う。　「田代湿原分岐」の標識点で小休止。　この周辺には、山菜の大様：「コシアブラ」が多い。　
休憩中に、意図も簡単に登山靴とザック背負ったままで、高さ：７−１０ｍの大きい「コシアブラ」の木に登り、５−１０ｃｍ伸びた新芽を摘む山越氏は山菜取りの名人だ。　到底「コシアブラ」は一人では採れない無い事が判った。
ロケ地の「小さな泉」 此処のブナは特別！！ ブナ樹林帯の中の「イタヤカエデ」の新芽
根元からも発芽する「イタヤカエデ」 緩い勾配が続く これが「コシアブラ」 発芽前の木 田代湿原分岐標識
発芽前の木 ブナ樹林の下草？ ムシカリの花 此の辺りは「コシアブラ」の木が多い
帰途で「コシアブラ」採取場所に最適 樹林帯の唯一の樹林の花：ムシカリ 少し採った「コシアブラ」

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