茶臼岳・朝日岳登山C (1915m)・(1896m) 第4編:牛ヶ首周辺〜無間地獄周辺
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茶臼岳:無間地獄の噴煙 |
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登山ルート概念図 | 茶臼岳周辺全体図 |
【那須岳連峰】 栃木県黒磯市の北北西20キロ、栃木県と福島県の県境に連なる「那須連山」は日光国立公園に属する火山群で特に茶臼岳、朝日岳、三本槍岳、南月山、黒尾谷岳が「那須五峰、または那須五岳」と呼ばれている。 其の中心をなす「茶臼岳」は「那須岳」とも呼ばれ、栃木県内唯一、今でも盛んに噴煙を上げる複式のトロイデ型火山だ。 登山道は整備され、初心者や家族連れでも容易に山頂に立つ事が出来、360度の眺望を楽しむことが出来る。 秋の紅葉は緯度の割に早く、その色合いの見事さは有名である。 |
【10月9日】 予想通りの快晴の朝、登山口駐車場で、少し寝すぎて6時30分起床。 早々と朝食の釜飯を食べ、コーヒーで体を温めて7時15分駐車場を出発。 最も一般的なコースを辿り、峰の茶屋ー>茶臼岳山頂ー>牛首ー>峰の茶屋ー>時間があれば更に「朝日岳」へ足を延ばす計画。 第一目的は『那須連山の紅葉撮影』である。 登山路に沿って上下左右を見ながらゆっくりと前進して余す所なくカメラに収めた。 余りに沢山の紅葉の写真を撮影したので、全体を『第1編〜第6編』に6分割して掲載するが、この『第4編:牛ヶ首周辺〜無間地獄周辺』では『牛ヶ首』から無間地獄を通過して「峰の茶屋避難小屋」間の光景を中心に掲載する。 |
スライドショー:第4編・牛ヶ首〜無間地獄周辺 | <#1> <#2> |
流石山と大倉山 | 無間地獄の噴煙 | 大峠から流石山の稜線 無間地獄の硫黄:硫黄採掘こ過去が在る |
『姥が平』の紅葉:背後には流石山・大倉山が見える。 此処の紅葉は密度が高い | 牛ヶ首:無間地獄から |
大勢の登山者が「姥が平」まで降りて戻る | 日ノ出平方面 | 姥が平を無間地獄から見下ろす |
「姥が平」周辺が最も紅葉の柿色が強い |
植込んだツツジ? | 牛ヶ首〜峰の茶屋跡間のルートの真上に無間地獄:白い噴煙の下には硫黄が見える |
噴気孔の下を通過すると亜硫酸ガスの臭気 | 中央の広場が姥が平 | 日ノ出平方面 |
姥が平やこれ等のガレバの沿って登山者が散策を楽しむ | 姥が平の沼:熊が出そうな静かな佇まい |
姥が平までの斜面の噴気孔 姥が平:一度も降りた事は無い | この斜面は「立ち入り禁止」だが立派な踏み跡 |
大勢の登山者が「姥が平」周辺の数百メートルを往復する姿が見下ろせる |
神秘的に見える沼 | 朝日岳〜熊見曽根 | 熊見曽根〜隠居倉 | 大峠〜流石山尾根 |
無間地獄のガレの延長 茶臼岳西斜面:無間地獄の上部から噴気が上がる。 風が殆ど無く真上方向に |
無間地獄斜面下〜姥が平への斜面:紅葉の柿色と点在するハイマツの緑が見事 |
茶臼岳の魅力は山頂の360度の展望に始まり、その山頂をぐるりと巻く登山道からの眺めもそれ以上の見ごたえがある。 南斜面の紅葉と山頂の岩、牛ヶ首の展望、西斜面の無間地獄の荒々しい噴気孔と噴煙、其の下部に広がる姥が平周辺の紅葉等で、この『第4編』は最も変化に富んだ茶臼岳を鑑賞出来る。 「牛ヶ首分岐〜牛ヶ首〜峰の茶屋」の区間で約3時間を掛けた散策となる。 |
『第5編:無間地獄周辺〜朝日岳山頂』へリンク |