谷川岳(トマノ耳)雪上登山C 第4部:天神尾根C〜天神尾根D
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天神尾根雪の斜面 <天神尾根:スキー場上部> |
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谷川岳登山ルート図 |
【谷川岳情報】 JR上越線:土合駅から近く、直接歩いて登山口まで行ける至便の日本百名山である。 東京からも近く2000m近い高度がありしかも標高の割に岩根こごしい高山的風貌そなえているからであろうがやはり人気の大きな理由は「谷川岳」と言う評判に在るのだろう。 日本でも最も登山者の遭難死亡の多いことでも有名である。 谷川岳の東岸壁には「マチガ沢」「一ノ倉沢」の垂直に近い大岸壁があり、その岸壁を登る様を簡単に見学出来る。 登山コースは略東西南北からのルートが在るが、JR土合駅から便利な「3本のルート」が一般的である。 @ 土合口〜ロープウエイ天神平駅〜熊穴沢ノ頭〜肩の広場〜山頂(トマの耳):2時間35分 A 土合口〜<田尾尾根>〜天神平〜熊穴沢ノ頭〜肩の広場〜山頂(トマの耳):4時間29分 B 土合口〜<西黒尾根>〜ラクダのコル〜肩の広場〜山頂(トマの耳):4時間 C マチガ沢登山口〜<厳剛新道>〜ラクダのコル〜肩の広場〜山頂(トマの耳):3時間40分 前回は平成15年の秋:紅葉のシーズンに「Cの厳剛新道」から「トマの耳」ー>「オキノ耳」ー>「一ノ倉沢岳」まで登り帰路は「トメノ耳」ー>天神平ー>ロープウエイ駅」のルートで下山して元の「マチガ沢」の駐車場に戻って翌日の「巻機山」の登山口まで移動した。 |
一向に歩行速度は上がらない。 先行する3人は見えなくなったが、もう「天神平ロープウエイ駅」までは20分程度だろう。 ブナの樹林帯が左右に広がる。 其の中央に「登山者の足跡」と「スキーヤーのシュプール」が重なったり離れたりしながら、真っ直ぐに続く。 前を後ろをと交互に振り返りながら、幾度もシャッターを押す自分を意識する。 |
スライドショー: 『第1編』 『第2編』 |
ブナ樹林の斜面には無傷の雪面に「ブラの幹・枝・小枝」が明瞭な黒い影をつくる。 |
益々視界は改善され谷川岳頂上近くも見える | ブナの幼木の陰が逆光線で見ると美しい影 |
ブナの幼木の陰が逆光線で見ると美しい影 | 先程まで眼下に見えた天神山が水平に見える |
天神山も真近い尾根 | 更に天候が回復して「谷川岳天神尾根ルート〜山頂方面」の視界が良くなる |
西黒尾根 | 天神尾根ルートから谷川岳山頂への稜線から「ザンゲ沢」への斜面の雪とブナ林 |
ブナ林帯の雪面 | 天神尾根〜山頂への稜線で湧く雲で山頂の視界が少ない | 突風で上がる雪煙 |
突き出た雪の先端部から左手に降りる | ブナ林帯の中を通過 背景は西黒尾根 斜面の残雪は深い |
45度の斜面をトラバース:午後の太陽光の逆光線で斜面の雪を見上げると雪面の行き肌に微妙な漣がある |
斜面の雪に木々の影が伸びる | 樹林帯の純白の雪 |
左手の「天神沢」を見ながら右に回り込んで「天神平」スキー場が見える小ピークに取り付く |
写真(左)のコーナーを回ると行く手に急坂が迫る | 振り返る今通過した小ピーク |
再び「天神尾根ー>谷川岳」ルートを見上げる | 土合駅方面 |
『第5部:天神尾根D〜天神平ロープウエイ駅』へリンク |