丹沢山縦走:第1日目第3編
塔ノ岳〜日高・竜ヶ馬場
登山年月日 平成18年06月01〜02日 快晴〜曇
登山メンバー 殿川紘史・塩入英夫氏
主要ルート 【5/31】宇都宮(11:00)−>(15:00)焼山登山口(車中泊)
【6/01】焼山登山口(5:00)−>(5:55)富士見小屋(6:20)ー>(8:00)二ノ塔ー>(8:40)三ノ塔ー>(9:20)鳥尾山(10:00)ー>(10:25)行者岳ー>(11:10)書策小屋(11:35)ー>(11:50)新大日小屋(12:00)ー>(12:15)木ノ又小屋ー>(12:50)塔ノ岳(13:40)−>(14:20)日高ー>(15:00)竜ヶ馬場ー(15:35)丹沢山・みやま山荘(泊)
所要時間 登山:9時間15分<AM6:20-PM3:35>
総合:10時間15分<AM5:00-PM3:35>

       丹沢山系:塔ノ岳(1491m)山頂
        <同行の塩入氏と背景:尊仏山荘>

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スライドショー 【第1部】 【第2部】 【第3部】

【縦走路地図情報】 【丹沢山系全体概念図】 
【第1日目:縦走路地図】 【富士見小屋〜塔ノ岳】 【塔ノ岳〜丹沢山:みやま山荘】
【第2日目:縦走路地図】 【丹沢山〜蛭ヶ岳〜姫次】 【姫次〜焼山〜登山口】
 

登山口:富士見山荘を午前6時20分に出てから、約6時間30分掛けて「塔ノ岳」山頂に到着した。 霞で視界距離は大きくないが、背後から受ける陽光の強さは初夏以上を感じる。 今夜の宿泊地は「丹沢山:みやま山荘」で、時間的なゆとりも多いので、道中は急がず・・・「富士見小屋ー>塔ノ岳山頂」の標準時間= 時間に対して、「」時間を掛けた。 広々とした塔ノ岳山頂では「昼食」は特に時間を掛けた。 「コーヒー・おにぎり・みかん・りんご」+側に休憩していた中高年の登山者とのお喋りも・・・山頂部の広いスペースには驚く程の「木製ベンチ」があり、最盛期の休日の登山者の数が想像できた。 「頂上標識・登山安全仏・方位盤・精密日時計(シチズン製)」が広場中央にある。 


スライドショー【第1部】
50分間も「昼食・休憩」に掛けて、十分に体力を回復。 視界が良ければ、眼前時は「富士山」を中心に周辺の山々が見える筈だが、生憎の「霞」で全く姿が無い。 13時40分、塔ノ岳を後にして、今夜の宿泊地:丹沢山頂の「みやま山荘」に向かう。 2回目の登山パートナーの塩入氏も写真撮影をしながらゆっくり登山愛好家であり好都合となる。 「塔ノ岳」山頂から下る途中の左右に「ピンクと白色のツツジ」が沢山現れた。 大型カメラで撮影するプロ/アマカメラマンもいた。
丹沢山系:塔ノ岳山頂からの展望 塩入氏と記念写真 尊仏山荘 右下方向:水場
緩い下り坂が始まる 丹沢山ー>塔ノ岳へ ピンク・白色のツツジ この周辺の白色ツツジは特に美しい
見事な白色のツツジ:例年は更に綺麗だそうだ ハウチワカエデの新芽 ピンク色も目立つ ピンク・白が競って咲く
しゃれた傘で陽光を避け、裸で涼を呼ぶ登山者 幹は松と間違える程似ている「ツツジ」の曲がりくねる幹


スライドショー【第2部】
「塔ノ岳」ー>丹沢山へのルート直下部は丹沢山系の主要稜線では最も「ツツジ」が美しい場所だった。 特に「白ヤシロ」はこの一帯が最高だった。 「ピンク色のミツバツツジ」と「シロヤシロ」が混在した場所は圧巻!!
幾つもの頂が見える シロヤシロは緑の葉の中で密集して咲く ピンクのミツバツツジはシロヤシロと密度が異なる
ミツバツツジ ピンクとシロの混在 白色の透過光線 稜線に沿う疎林帯にツツジが時々に現れる
この付近は山林の下草を綺麗に刈り取った様に綺麗だが、これが「鹿の食害」の典型例である シロヤシロに群れる人達
「シロヤシロ」が高密度に咲き揃う地域で、登山ルートの左右にはピンクも混じって最高の景観だった


スライドショー【第3部】
振り向くと「塔ノ岳」山頂と山荘が見える距離ながら緩い勾配の両側にはこれでもか・・これでもか・・の如く貫禄を示す曲がりくねって地を這う様な黒い幹の先には「ピンク色と白色」のツツジが続く。 新緑を背景に映えるピンク色は見事!!
斜面に沿う様に傾き、地面に這う様に曲がりくねる幹は松のそれに極似しており、如何にも年期(樹齢)を感じさせる
ミツバツツジ イタヤカエデの新芽 この一帯は「ミツバツツジ」の密度が高く緑色とピンク色が競演する
稜線沿い整備された縦走路が続き、両側には緑の木々の間や、ルートの側に植栽しかの様に見事なピンクのツツジ
振り返ると「塔ノ岳」山頂の尊仏山荘は真上に見え「ツツジの花」に見蕩れて、余り距離が稼げていない

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